業績の推移(百万円) | |||||||||
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売上高 | 営業利益 | % | 経常利益 | % | 当期利益 | % | 一株利益 | 一株配当 |
財務・CF(百万円) 2020/03/31 | |||
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総資産 | 12,620 | 営業CF | 2,323 |
純資産 | 9,168 | 投資CF | -2,245 |
自己資本比率 | 0.7 % | 財務CF | 126 |
資本金 | 1,734 | 現金等 | 4,196 |
四半期 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | ||||
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前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 |
累計 | 1Q | 1-2Q | 1-3Q | 1-4Q | 会社予想 | ||||
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前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 今期 |
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)介護保険制度について
当社グループの主要な事業であります介護サービス事業のうち、介護保険法上の訪問介護、訪問入浴介護、居宅介護支援、訪問看護、福祉用具貸与・販売、通所介護(デイサービス)、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、小規模多機能型居宅介護、特定施設入居者生活介護(介護付有料老人ホーム)、短期入所生活介護(ショートステイ)、看護小規模多機能型居宅介護等のサービスが、当社グループの連結売上高の大部分を占めるため、当社グループの事業は介護保険法の影響を強く受けることとなり、次のようなリスクがあります。
① 法的規制について
介護保険法に基づく介護サービスを行うには、事業所としての指定を都道府県知事等から受ける必要があります。指定を受けた事業所は、サービス毎に定められた事業の人員、設備及び運営に関する基準、並びに労働法規(労働基準法及び最低賃金法等)を遵守する必要があります。この基準及び労働法規を遵守することができなかった場合やサービス費を不正に請求した場合などにおいては、指定の取消又は停止処分を受ける可能性があります。
また、事業所の指定取消処分がなされ、その理由となった不正行為に対して事業者(法人)の組織的関与が認められた場合、当該事業者及びそのグループ会社(当該事業者の親会社、子会社、兄弟会社)は、同一のサービス類型の他事業所について新規指定や更新を受けることができないものとされております(連座制)。なお、指定事業所としての指定は6年ごとに更新を受けなければ効力を失うものとされております。
当社グループでは、介護サービスを提供する子会社各社において、選任された法令遵守責任者を中心とした業務管理体制の中で事業所の運営体制を常時指導・監督するとともに、当社品質管理部を中心として、各種マニュアルの整備及び研修を充実させることで管理体制の強化や教育の徹底を行い、適切な事業経営に努めております。また、当社人事部を中心として、研修・指導を実施することで各事業所における労働法規の遵守に努めております。
なお、当該リスクが顕現化する可能性については、近年において軽微な指導や自主的な過誤調整などが発生しているものの、指定の取消又は停止処分を受ける事案は発生しておりません。しかし万一、一部の事業所において指定の取消又は停止処分を受けた場合には、当該事業所の収益を失う可能性があります。さらに、連座制が適用された場合には、当該子会社及びグループ各社における当該サービス類型の事業所の新規指定及び更新を受けられず、計画している収益を達成できない可能性があります。
② 介護保険制度の改正について
介護保険法については、定期的に法律全般に関する検討が加えられ、その結果に基づき必要な見直し等が行われるとともに、概ね3年に1度介護報酬の改定が行われることとされており、2018年4月に制度改正・介護報酬改定が行われております。なお、介護人材の確保と定着の観点から、2019年10月の消費税率改定時に、税率引き上げに伴う単価改定のほか、経験・技能のある介護職員に重点をおいた新たな処遇改善加算を創設する介護報酬の改定がされております。
介護サービスに係る単位数、地域区分による一単位の単価及び一人当たりの支給限度額等については、介護保険法及びその他の省令により定められているため、その変更等は当社グループの収益性に影響を与える可能性があります。さらに、高齢化の進展に伴い年金・医療・介護等の社会保障財政上の課題が生じ、お客様や介護サービス事業者にとって不利となるような制度の見直しが行われた場合には、お客様数や売上単価の減少によって当社グループの業績に影響を与える可能性があります。なお、当社グループでは、多様なサービスアイテムを揃えることで地域性やお客様ニーズの変化に対応していくためにも、制度改正に対して広く情報収集に努め、柔軟に対応してまいります。
(2)有資格者の確保について
当社グループがお客様に提供するほとんどの介護サービスについては、看護師・介護支援専門員(ケアマネジャー)・介護福祉士・実務者研修修了者等の有資格者によるサービスが義務付けられております。
当社グループでは、給与や待遇の改善により労働環境の改善を図り、有資格者の採用を強化すると同時に、実務経験に応じた段階的な技術向上を図り資格の取得を推奨するなど、有資格者の確保に努めております。
しかし、いずれの職種においても同業他社及び医療機関等と雇用関係で継続的に競合しているため、今後有資格者の確保が思うように進まない場合、当社グループの事業の維持、拡大に影響を与える可能性があります。
(3)安全管理及び健康管理について
当社グループの提供する介護サービス事業のお客様は主に要介護認定を受けた高齢者を対象としており、お客様の転倒事故の発生や状態急変といった体調悪化の危険が高いものと考えられます。また、新型コロナウイルス等の感染症等が流行した場合には、お客様の体調悪化等によりサービスの提供を中止しなければならない状況が生じるおそれがあるほか、スタッフが感染した場合や自治体から要請を受けた場合にはサービスの縮小や休止となる状況が生じるおそれがあります。
当社グループは、介護サービス手順のマニュアルによる標準化や社内研修の充実により、事故の発生防止や感染症の感染・拡大の防止、お客様の状態急変等の緊急時対策について積極的に取り組んでおり、緊急時には当社において対策本部を立ち上げ、グループの状況を把握・指示できる体制をとっております。しかし万一、サービス提供時に重大な事故等が発生し、又は感染症が拡大し、当社グループの責任が問われた場合には、当社グループへの信用が低下し、業績に影響を与える可能性があり、その程度につきましては、当該事象の内容により様々であると認識しております。
(4)災害等発生時の対応について
グループホームや有料老人ホーム等の介護施設において地震・洪水等の災害や火災が発生した場合、入居されているお客様は主に要介護認定を受けた高齢者であるため、避難が困難となる危険性を有しております。
当社グループでは、お客様が宿泊される全ての施設においてスプリンクラーを設置しております。また、防災マニュアルを作成し周知徹底するほか、防火管理者等を選任し避難訓練や防火訓練を実施する等火災の予防や被害発生の最小化に努めております。
しかし、万一災害等が発生し、当社グループの責任が問われた場合には、当社グループへの信用が低下し、業績に影響を与える可能性があり、その程度につきましては、当該事象の内容により様々であると認識しております。
(5)お客様の情報管理について
当社グループが提供しているサービスは主にお客様個人を対象としているため、当社グループのスタッフは、お客様本人の個人情報はもちろん、そのご家族等を含めた様々な個人情報に日々接することになります。これらの情報は、その機密保持について十分な配慮をしなければならないと認識しております。
当社グループでは、個人情報の管理方法についての教育研修を定期的に実施するほか各種マニュアルを整備するなど、様々な機会でその重要性を周知徹底しておりますが、万一情報管理上の問題が発生した場合、当社グループへの信用が低下し、業績に影響を与える可能性があります。
(6)コンプライアンスについて
当社グループが提供している介護サービスは、社会的信用が企業価値に大きな影響を及ぼすものと認識しております。当社グループでは、コンプライアンスの徹底による社会的信用の構築を図るため、コンプライアンス推進の方針を定め、教育研修を行うなどにより、事業の適切性や運営の透明性維持を図り、コンプライアンスに対する意識の啓蒙・強化に努めております。また、コンプライアンス違反の早期発見・是正を図るために、従業員から通報・相談を受け付ける内部通報窓口を整備しております。
しかし、万一コンプライアンスに反する、お客様の尊厳を損なう様な不適切なサービスが発生した場合などには、当社グループへの社会的信用が低下し、業績に影響を与える可能性があり、その程度につきましては、当該事象の内容により様々であると認識しております。
回次 | 第34期 | 第35期 | 第36期 | 第37期 | 第38期 | |
決算年月 | 2016年3月 | 2017年3月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 | |
売上高 | (千円) | 35,952,525 | 37,088,632 | 39,456,755 | 41,104,377 | 43,167,817 |
経常利益 | (千円) | 1,713,688 | 1,794,020 | 1,751,818 | 1,677,205 | 1,360,486 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | (千円) | 867,447 | 1,085,509 | 1,173,297 | 931,466 | 830,542 |
包括利益 | (千円) | 855,348 | 1,092,735 | 1,222,316 | 936,600 | 832,632 |
純資産額 | (千円) | 6,723,550 | 9,060,181 | 10,006,205 | 10,640,945 | 11,141,532 |
総資産額 | (千円) | 19,219,522 | 20,835,542 | 22,310,644 | 22,501,342 | 23,662,820 |
1株当たり純資産額 | (円) | 902.85 | 361.84 | 399.40 | 424.25 | 443.65 |
1株当たり当期純利益金額 | (円) | 119.12 | 47.36 | 47.28 | 37.52 | 33.45 |
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 | (円) | 117.89 | 46.83 | 46.74 | 37.08 | 33.02 |
自己資本比率 | (%) | 34.6 | 43.1 | 44.4 | 46.8 | 46.6 |
自己資本利益率 | (%) | 13.8 | 13.9 | 12.4 | 9.1 | 7.7 |
株価収益率 | (倍) | 9.32 | 11.83 | 15.72 | 14.77 | 11.33 |
営業活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | 1,949,855 | 1,452,399 | 2,302,877 | 1,887,192 | 2,323,102 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △282,372 | △1,008,689 | △1,097,742 | △1,024,514 | △2,245,852 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △133,704 | 157,097 | △1,199,560 | △1,029,310 | 126,376 |
現金及び現金同等物の期末残高 | (千円) | 3,553,556 | 4,154,364 | 4,159,939 | 3,993,306 | 4,196,933 |
従業員数 | (名) | 2,711 | 2,904 | 3,140 | 3,354 | 3,654 |
(ほか、平均臨時雇用者数) | (7,009) | (6,739) | (6,785) | (6,650) | (6,527) |
(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.2017年12月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行いましたが、第35期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額を算定しております。
当社グループは、セントケア・ホールディング株式会社を中心に連結子会社24社及び持分法適用会社2社により構成され、当社グループの事業内容は介護サービス事業を主たる事業としております。詳細は以下に示すとおりであり、(1)の介護サービス事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
(1) 介護サービス事業
当社グループは、主に介護保険法に規定される介護に関連する様々なサービスを行っており、そのサービスの種類は多岐にわたっておりますが、主なものをあげると以下のとおりであります。
① 訪問介護サービス
当社グループの訪問介護サービスでは、主に介護保険法や障害者総合支援法に基づく給付対象サービスとして、認定を受けた高齢者や障害者等を対象に、介護福祉士や訪問介護員等の必要な資格を持ったスタッフ(以下「介護スタッフ」という。)がお客様宅を訪問し、お客様の有する能力に応じて自立した日常生活を営むことができるよう、生活全般にわたる援助を行っております。また、お客様の要望により介護保険等の給付対象外のサービスも実施しております。
サービス内容としては、オムツ交換、清拭、食事介助、通院介助等の身体介護サービス及び調理、掃除、洗濯等の生活援助サービス、その他見守り、大掃除等の給付対象外のサービスを行っております。
また、介護スタッフに対して研修プログラムに基づき、採用時研修からマナー研修、サービス提供責任者研修等、各種の教育研修を実施し、サービスの質の向上に努め、当社グループ独自の訪問介護マニュアルをもとにサービスを提供しております。
② 訪問入浴介護サービス
当社グループの訪問入浴介護サービスでは、主に介護保険法に基づく給付対象サービスとして、認定を受けた高齢者等を対象に、洗髪等を含めた入浴サービスを行っております。営業所に移動入浴車を配備し、看護師1名を含めた専門スタッフ3名にてお客様宅を訪問し、専用浴槽を設置してサービスを提供しております。
入浴はお客様の体に大きな負担を与える可能性があるため、入浴の前後には看護師がバイタルチェック等健康状態に細心の注意を払い、お客様の体調に合わせて実施し、安全管理や健康管理に努めております。
また、訪問入浴介護サービスでは、入浴手順や機器の取り扱い、緊急時対応等を含めて熟練した技術が要求されるため、訪問介護サービスと同様に、研修プログラムに基づき、入浴従事者研修を始めとした各種教育研修を実施し、サービスの質の向上に努め、当社グループ独自の入浴業務マニュアルをもとにサービスを提供しております。
③ 居宅介護支援サービス
当社グループの居宅介護支援サービスでは、介護保険法に基づく給付対象サービスとして、介護支援専門員(以下「ケアマネジャー」という。)が専門的な知識を活用し、介護を必要とされるお客様に対して、その生活環境や心身状況、ご要望等についてアセスメントを実施した上で、適切な介護サービスが利用できるよう居宅サービス計画(以下「ケアプラン」という。)を作成し、その管理を行っております。また、作成したケアプランが適切に実施されているか、目標の達成度はどうか、お客様は満足しているか等について、モニタリングを実施し、お客様の状況に合わせた対応を実施します。
また、地域や医療との連携を図り、お客様がお住いの地域で、自分らしく健康に生活できるよう支援していきます。このように、居宅介護支援サービスは介護保険制度における中心的役割を担う為、ケアマネジャーの養成にも力を注いでおります。
④ 訪問看護サービス
当社グループの訪問看護サービスでは、主に介護保険又は医療保険による給付対象のサービスとして、看護師をはじめ理学療法士や作業療法士等の専門職がお客様宅を訪問し、主治医の指示・連携のもと、医療ニーズの高いお客様を対象に療養上のお世話や診療の補助等のケアを行っております。
現在、諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行している我が国において、持続可能な医療・介護の社会保障制度の設計が課題となっており、医療介護政策の中で、在宅ケアの基盤整備が最も重要と言われております。訪問看護に求められていることは、どこでも24時間365日、質の高い看護サービスを届けることです。
当社グループとしては、疾病を抱えても、住み慣れた地域で、安心して自分らしい生活を続けられるために、医療と介護の連携の軸となるサービスとして、継続的な医療・介護の提供を行うことができるよう努めております。
⑤ 福祉用具貸与・販売サービス
当社グループの福祉用具貸与・販売サービスは、福祉用具の提供によりお客様の在宅での生活を支援するものです。
福祉用具貸与サービスにおいては、介護保険法に基づく給付対象サービスとして、お客様の日常生活上の便宜を図るため、又は自立を助けるために車いすや歩行器等の必要な福祉用具を貸与しております。
また、福祉用具販売サービスにおいては、介護保険法に基づく給付対象サービスとして、お客様に簡易浴槽や腰かけ便座等の入浴又は排せつの用に供する特定福祉用具や、その他おむつ等の介護用品全般を販売しております。
当社グループでは住宅リフォームサービスと福祉用具貸与・販売サービスを一体的に提供することで、『ずっとお家で』満足して暮らし続けるための住環境づくりに努めております。
⑥ 通所介護サービス(デイサービス)
当社グループの通所介護サービスでは、介護保険法に基づく給付対象サービスとして、要介護認定を受けた高齢者等を対象に、健康チェック、入浴、食事、機能訓練、認知症ケア(認知症予防・維持改善)、アクティビティ等の提供を行っております。通所介護とは、お客様宅と当社グループの施設間の送迎を行い、日中の日常生活のお世話や機能訓練等を行うことで、社会的孤立感の解消や心身機能の維持、ご家族の身体的・精神的負担の軽減を図るためのサービスであります。
当社グループでは、お客様一人ひとりに対して、通所介護計画書を作成し、お客様個々の課題解決と日常生活の向上に資するサービス提供に努めております。
また、一部の営業所は、認知症対応型通所介護サービスを実施しており、認知症と診断されたお客様を対象に、調理・洗濯・買い物・家計簿づけなど日常生活行為をお客様個々の状態に合わせて実施する取り組みをしております。
⑦ 認知症対応型共同生活介護サービス(グループホーム)
当社グループの認知症対応型共同生活介護サービスでは、介護保険法に基づく給付対象サービスとして、要介護認定を受けた認知症と診断された高齢者を対象に、スタッフや他のお客様と少人数での共同生活を営みながら、入浴、排せつ、食事等の介護、その他の援助及び機能訓練を行っており、お客様が穏やかな生活を送っていただけるよう努めております。
また、小規模多機能型居宅介護サービスや認知症対応型通所介護(共用型)等と併設・連携し、お客様が入居を必要とした時には、認知症対応型共同生活介護サービスに移っていただき、切れ目のないサービス提供をしております。
⑧ 小規模多機能型居宅介護サービス
当社グループの小規模多機能型居宅介護サービスでは、介護保険法に基づく給付対象サービスとして、お客様の心身の状況、その置かれている環境等に応じて、お客様・ご家族のニーズを反映したケアプランに基づく、「通い」「泊まり」「訪問介護」サービスを提供し、入浴、排せつ、食事等の介護、その他の日常生活上のお世話や機能訓練等を行い、お客様の在宅生活を支援しております。
「通い」「泊まり」「訪問介護」のサービスを同じ介護・看護スタッフで提供をするため、顔なじみの関係が作りやすく、認知症状のみられるお客様でも安心してご利用いただけるサービスとなっております。
また、ご利用当日にサービス内容を急遽変更することも可能なため、お客様の状態やご家族の状況に応じ柔軟なサービス提供をしております。
⑨ 特定施設入居者生活介護サービス(介護付有料老人ホーム)
当社グループの介護付有料老人ホームでは、主に介護保険法に基づく給付対象サービスとして、特定施設入居者生活介護サービスを行っております。特定施設の指定を受けた介護付有料老人ホーム等に入居している要介護認定を受けた高齢者等を対象に、特定施設サービス計画に基づいて行なわれる入浴、排せつ、食事等の介助、その他の日常生活上の支援、機能訓練及び療養上の管理指導等のサービスを提供しております。
また、お客様の要望により、要介護認定を受けていない高齢者等につきましても、食事の提供や健康管理、その他総合的な生活支援サービスを行っております。介護が必要となっても、介護付有料老人ホームが提供する特定施設入居者生活介護サービスを利用しながらホームの居室で生活を継続することが可能です。
⑩ 短期入所生活介護サービス(ショートステイ)
当社グループの短期入所生活介護サービスでは、介護保険法に基づく給付対象サービスとして、要介護認定を受けた高齢者等を対象に、当社グループの施設に短期間入所いただき、入浴、排せつ、食事等の介護、その他の日常生活上のお世話及び機能訓練等を行っております。
お客様のご家族が一時的に介護をすることができない場合に宿泊することや、ご家族の精神的・身体的な負担の軽減等を図ることで在宅生活の継続を支援しております。
当社グループにおきましては、通所介護サービスとの併設や近隣に在宅サービス営業所が運営を行っている地域でサービスを提供することで、それらのサービスと連携し、お客様が安心してご利用いただけるよう努めております。
⑪ 住宅リフォームサービス
当社グループでは、高齢者や身体の障害を持った方を対象に、入浴、排せつ、食事、家事といった日常生活を行うにあたって生じている、住宅の不便な箇所を改修する住宅リフォームサービスを行っております。
具体的には、住宅内の段差解消、手摺の取付け、トイレ・浴室の改修を主な対象として、介護保険法に基づく給付対象サービスでの支給限度額を勘案した業務を中心に行っておりますが、お客様の要望により、介護保険対象外の改修も実施し、安全、安心だけにとどまらない、彩りある生活、あたたかい人間関係を育める住環境づくりを幅広く提供しております。
⑫ 定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス
当社グループの定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスでは、介護保険法に基づく給付対象サービスとして、要介護認定を受けた高齢者等を対象に、訪問介護サービスや訪問看護サービスによる通常の定期的な訪問に加え、随時対応として看護師や介護福祉士、社会福祉士、ケアマネジャー等の必要な資格を持ったスタッフ(以下「オペレーター」という。)が24時間の連絡体制のもと、お客様やご家族から連絡を受け、相談に応じます。また、オペレーターの判断に基づき介護スタッフ等による随時訪問も行っております。
「定期」と「随時」のサービスを適宜適切に組み合わせ、お客様にとって必要なサービスを必要なタイミングで提供することで在宅生活の継続を支援しております。
⑬ 看護小規模多機能型居宅介護サービス
当社グループの看護小規模多機能型居宅介護サービスでは、主に介護保険による給付対象サービスとして、お客様の在宅生活における医療・介護ニーズに合わせ、「通い」「泊まり」「訪問介護」「訪問看護」の4つのサービスを複合的に提供しております。小規模多機能型居宅介護サービスと訪問看護サービスの機能を一つの営業所で行っており、ケアマネジャーが看護小規模多機能型居宅介護サービスのケアプラン管理を一元的に行うため、介護と看護の両面からお客様やご家族のニーズに柔軟に対応しております。必要時には、医療保険による訪問看護サービスも提供しております。
医療施設からの退院者や介護施設への入居を選択肢に持てない方など、医療ニーズの高いお客様でも安心して在宅生活を続けていただけるよう支援しております。
⑭ サービス付き高齢者向け住宅
当社グループのサービス付き高齢者向け住宅では、介護保険法に基づく給付対象サービスとして、要介護認定を受けた高齢者等を対象に、高齢者住まい法に基づいた賃貸住宅を提供し、状況把握サービス(安否確認)や生活相談サービスを行っており、お客様の状況に応じて、食事の提供やその他の自費サービスも行っております。
当社グループにおきましては、近隣営業所からの訪問介護や訪問看護・通所介護・福祉用具レンタルなどのサービス提供も行うことで、お客様が住み慣れた地域で、必要なサービスを受けながら安心して暮らし続けていただけるよう努めております。
(2) その他
ピアサポート株式会社は、障害のある方を対象とした就労移行支援事業、印刷物の製作等のアウトソーシング事業を行っております。
セントワークス株式会社は、介護保険請求aspシステム販売及び労務・経理・総務・情報システム関連事務に係る業務受託(シェアードサービス)、労働者派遣事業等を行っております。
ケアボット株式会社は、介護ロボットの企画・販売を行っております。
主な関係会社
事業の内容 | 主要な関係会社名 | 会社数 |
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介護サービス事業 | セントケア千葉株式会社セントケア神奈川株式会社セントケア東京株式会社セントケア九州株式会社 セントケア四国株式会社 ほか16社 | 21 |
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その他 | セントワークス株式会社ピアサポート株式会社ケアボット株式会社 ほか2社 | 5 |
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以上に述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりとなります。
《事業系統図》
当連結会計年度における当社グループを取り巻く経営環境は、少子高齢化の進行を背景に、介護サービスに対する需要は増加する一方、生産年齢人口の減少とともに人材の確保がより一層厳しさを増しており、重要な経営課題となっております。また、介護保険制度においても、要支援者に対する一部のサービスが保険者である市町村中心の事業運営に移行するなど、その選択と集中が図られております。
このような状況のもと、当社グループは介護を必要とする皆様を中心に、望まれる限り長く「在宅」で生活できるサービスを提供することを目標に「ずっとお家プロジェクト」として掲げ、その実現に取り組んでまいりました。
在宅における介護サービスが中重度化していくなかで、人材採用においては、看護師・介護福祉士等の専門職を中心とした採用・育成活動に注力し、より質の高いサービス体制の確保に取り組んでまいりました。2019年10月の介護報酬改定として「介護職員等特定処遇改善加算」が創設されたことにより、当社グループは積極的に同加算の取得を推進するとともに、介護福祉士を中心とした待遇改善と介護職員のスキル・キャリアアップ体制が連携する新たな人事給与制度を導入するなど、給与水準の引き上げに加えて育成環境を手厚くすることで人材定着と採用拡大を図っております。
また、これまで蓄積した経営資源とノウハウをもとに、介護保険法に定める各種加算を取得し、中重度・認知症のお客様も安心して利用できるサービスを整備してまいりました。特に、これからの超高齢社会においては、介護における医療的ニーズが高まることは不可避であり、「医療と地域をつなぐサービス」が求められております。当社グループは、訪問看護や小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護などを先駆的に開設し、医療ニーズ等に対応するとともに運営実績を積んでまいりました。同サービスを中心に30ヶ所の新規開設を行い、営業所数を持分法適用会社含め26の都道府県で541ヶ所(2019年3月期比23ヶ所増)と拡げ、さらなる地域連携を進めてまいりました。
一方で、サービス体制を維持するために主に外注派遣費が増加したことや、2019年10月からの消費税率引き上げに伴う控除対象外消費税額等(仕入税額控除のできない仮払消費税等の額)が増加したことにより、売上原価が増加しました。
この結果、売上高は431億67百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益は14億68百万円(同25.0%減)、経常利益は13億60百万円(同18.9%減)及び親会社株主に帰属する当期純利益は8億30百万円(同10.8%減)となりました。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、代表取締役社長を本部長とする対策本部を設置し、引き続き感染予防及び拡大防止対策に取り組んでおります。これまで当社グループでは、クラスターの発生等によりサービス継続が困難になる状況はなく、従業員においても発症者は出ておりません。介護サービスは、社会インフラ維持のためには必要不可避なサービスのひとつであると考えており、お客様や従業員の安全を確保し、感染予防に一層の留意をしながら可能な限りサービス運営を継続してまいります。
当連結会計年度におけるセグメントの業績を示すと、次のとおりであります(セグメント間取引を含む)。
・介護サービス事業
訪問系サービスにおいては、訪問看護で新規営業所を16ヶ所開設したことで営業所数が95ヶ所となっており、お客様数の増加により売上を大きく伸ばしております。
施設系サービスにおいては、小規模多機能型居宅介護で新規施設を3ヶ所開設しており、お客様数の増加により増収となりました。また、看護小規模多機能型居宅介護も新規施設を10ヶ所開設したことで、営業所数は27ヶ所となり、売上・利益ともに増加しております。
一方で、訪問看護において新規営業所の開設に向けた採用により人件費が増加したほか、グループホームにおいては、主に外注派遣にかかる費用が増加いたしました。その結果、売上高は421億78百万円(前年同期比5.2%増)、営業利益は13億10百万円(同22.6%減)となりました。
・その他
その他においては、ピアサポート株式会社において売上高が減少したことに伴い減収減益となりました。
その一方で、セントワークス株式会社における介護保険請求aspシステムの販売事業において、売上高が増加しました。この結果、売上高は16億36百万円(同5.9%増)、営業利益は2億41百万円(同15.8%増)となりました。
また、当連結会計年度末の財政状態は次のとおりであります。
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ11億61百万円増加し236億62百万円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ6億60百万円増加し125億21百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ5億円増加し111億41百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、有形固定資産の取得による支出等の要因により相殺されたものの、税金等調整前当期純利益13億53百万円(前年同期比16.7%減)等により、前連結会計年度末に比べ2億3百万円増加し、当連結会計年度末には41億96百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、23億23百万円(前年同期比23.1%増)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益13億53百万円、非資金項目である減価償却費8億60百万円、売上債権の減少5億35百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、22億45百万円(同119.2%増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出18億53百万円、投資有価証券の取得による支出3億31百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
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| (単位:千円) | |
| 報告セグメント | その他 (注) | 合計 | |
| 介護サービス事業 | 計 | ||
売上高 |
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外部顧客への売上高 | 40,103,950 | 40,103,950 | 1,000,426 | 41,104,377 |
セグメント間の内部売上高又は振替高 | 3,600 | 3,600 | 544,413 | 548,013 |
計 | 40,107,550 | 40,107,550 | 1,544,840 | 41,652,391 |
セグメント利益 | 1,694,013 | 1,694,013 | 208,590 | 1,902,603 |
セグメント資産 | 18,860,354 | 18,860,354 | 300,756 | 19,161,110 |
その他の項目 |
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減価償却費 | 513,604 | 513,604 | 149,499 | 663,103 |
のれんの償却額 | 58,982 | 58,982 | - | 58,982 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 910,544 | 910,544 | 46,264 | 956,809 |
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、人材派遣サービス、アウトソーシング受託サービス、介護保険請求aspシステムの販売等の各事業を含んでおります。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
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| (単位:千円) | |
| 報告セグメント | その他 (注) | 合計 | |
| 介護サービス事業 | 計 | ||
売上高 |
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外部顧客への売上高 | 42,174,496 | 42,174,496 | 993,320 | 43,167,817 |
セグメント間の内部売上高又は振替高 | 3,600 | 3,600 | 642,838 | 646,438 |
計 | 42,178,096 | 42,178,096 | 1,636,158 | 43,814,255 |
セグメント利益 | 1,310,398 | 1,310,398 | 241,489 | 1,551,887 |
セグメント資産 | 18,653,542 | 18,653,542 | 356,364 | 19,009,906 |
その他の項目 |
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減価償却費 | 578,351 | 578,351 | 150,582 | 728,933 |
のれんの償却額 | 58,789 | 58,789 | - | 58,789 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 1,846,102 | 1,846,102 | 72,487 | 1,918,589 |
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、人材派遣サービス、アウトソーシング受託サービス、介護保険請求aspシステムの販売等の各事業を含んでおります。
4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
売上高 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 |
報告セグメント計 | 40,107,550 | 42,178,096 |
「その他」の区分の売上高 | 1,544,840 | 1,636,158 |
セグメント間取引消去 | △548,013 | △646,438 |
連結財務諸表の売上高 | 41,104,377 | 43,167,817 |
(単位:千円)
利益 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 |
報告セグメント計 | 1,694,013 | 1,310,398 |
「その他」の区分の利益 | 208,590 | 241,489 |
セグメント間取引消去 | 2,207,394 | 2,251,131 |
のれんの償却額 | 285 | 285 |
全社費用(注) | △2,151,799 | △2,334,916 |
連結財務諸表の営業利益 | 1,958,483 | 1,468,388 |
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(単位:千円)
資産 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 |
報告セグメント計 | 18,860,354 | 18,653,542 |
「その他」の区分の資産 | 300,756 | 356,364 |
本社管理部門等に対する債権の相殺消去 | △1,681,763 | △1,347,603 |
全社資産(注) | 5,021,995 | 6,000,517 |
連結財務諸表の資産合計 | 22,501,342 | 23,662,820 |
(注)全社資産は、主に当社の現金及び預金等であります。
(単位:千円)
その他の項目 | 報告セグメント計 | その他 | 調整額 | 連結財務諸表計上額 | ||||
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
減価償却費 | 513,604 | 578,351 | 149,499 | 150,582 | 126,919 | 131,510 | 790,023 | 860,444 |
のれんの償却額 | 58,982 | 58,789 | - | - | △285 | △285 | 58,697 | 58,504 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 910,544 | 1,846,102 | 46,264 | 72,487 | 291,373 | 195,479 | 1,248,182 | 2,114,068 |
(注)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、主にソフトウェアの設備投資額であります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、経済活動が大きく制限され、厳しい状況で推移しました。緊急事態宣言が解除されて以降は、政府による経済対策もあり徐々に持ち直しの動きは見られるものの、依然として新型コロナウイルス感染症拡大の懸念があり、先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループを取り巻く経営環境は、少子高齢化の進行を背景に今後も高齢者人口の増加が見込まれるなか、高齢者が要介護状態となっても住み慣れた地域で生活が続けられるよう、市町村がそれぞれの地域介護の課題を分析し、自主性や主体性をもって地域の特性に応じた地域包括ケアシステムを構築する取り組みが進んでおります。その一方で、生産年齢人口の減少とともに人材の確保がより一層厳しさを増しており、重要な経営課題となっております。また、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、医療・介護業界は社会インフラとしての役割を果たすべく、サービスの安定供給の確保がより一層求められており、当社グループはお客様、従業員及びその家族の安全確保、感染予防、感染拡大防止対策を講じ、社会インフラを担う企業として事業継続に向けた対策を徹底してまいりました。引き続き安全確保に取り組み、サービス継続に努めてまいります。
当社グループは、介護サービスの領域におけるお客様の多様なニーズに対応した付加価値の高いサービス・商品を幅広く提供しております。このような事業展開により、当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、主にデイサービスで新型コロナウイルス感染症予防のための利用控え等の影響があったものの、緊急事態宣言解除以降は徐々に持ち直しつつあります。また、訪問入浴や訪問看護等の訪問系サービスのニーズは引き続き高く、お客様数やサービス利用回数が伸長しました。
前期において積極的に進めた新規出店の業績が堅調に成長したこともあり、売上高は227億32百万円(前年同期比7.0%増)となりました。利益面においては、itを活用したweb会議やリモートワーク等による業務効率化を推進するとともに、仕入れや外注派遣費等の見直しにも取り組んだことで各種経費が抑制され、売上原価と販売費及び一般管理費の売上高に占める割合はともに減少いたしました。
この結果、営業利益は14億36百万円(同82.4%増)、経常利益は14億24百万円(同104.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億6百万円(同151.4%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるセグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります(セグメント間取引を含む)。
・介護サービス事業
介護サービス事業においては、新型コロナウイルス感染症の拡大により訪問系サービスが見直される契機ともなり、訪問入浴では、お客様数の増加や稼働の向上により売上を大きく伸ばすとともに、外注派遣費の見直し等の経費抑制に取り組んだことで増益となりました。訪問看護でも既存営業所を中心にお客様数が増加したことに加え、前期に開設した16ヶ所の営業所も堅調に成長したことで収益に寄与いたしました。
施設系サービスでは、デイサービスで新型コロナウイルス感染症予防のための利用控え等の影響により減収減益となったものの、緊急事態宣言解除後を境にお客様数は徐々に戻りつつあります。看護小規模多機能型居宅介護では、計画通り新規施設を5ヶ所開設したことで営業所数は32ヶ所となりました。営業所の新規開設に伴う利益マイナスインパクトはあったものの、前期に開設した10ヶ所の営業所を含む既存営業所が順調に成長したことで、全体としては売上・利益ともに大きく増加いたしました。
その結果、売上高は222億43百万円(前年同期比7.2%増)、営業利益は11億69百万円(同54.8%増)となりました。
・その他
その他においては、セントワークス株式会社で担っていたバックオフィス業務をセントケア・ホールディング株式会社へ移管したことから、売上高及び営業利益が減少しました。この結果、売上高は6億94百万円(前年同期比13.7%減)、営業利益は46百万円(同54.0%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当社グループは、今後展開する事業活動のための資金確保を前提とした、健全なバランスシートの維持に努めることを財務方針としております。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末(以下「前期末」という)より18億6百万円(前期末比7.6%)増加し、254億69百万円となりました。
流動資産は、前期末より20億7百万円(同19.2%)増加し、124億58百万円となりました。これは主に売掛金が14億30百万円、現金及び預金が6億13百万円増加したことによるものであります。
固定資産は、前期末より2億円(同1.5%)減少し、130億10百万円となりました。これは主に無形固定資産が89百万円、有形固定資産が74百万円、投資その他の資産が36百万円減少したことによるものであります。
流動負債は、前期末より4億70百万円(同7.9%)増加し、64億53百万円となりました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が2億13百万円、未払金が1億67百万円、未払法人税等が1億53百万円増加した一方で、賞与引当金が47百万円減少したことによるものであります。
固定負債は、前期末より6億91百万円(同10.6%)増加し、72億28百万円となりました。これは主に長期借入金が7億85百万円増加した一方で、リース債務が1億2百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前期末より6億45百万円(同5.8%)増加し、117億86百万円となりました。これは主に利益剰余金が6億34百万円増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、当第2四半期連結会計期間末において48億10百万円(前年同期末比22億26百万円増)となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、3億79百万円(前年同期比2億74百万円増)となりました。これは主に売上高が堅調に推移し税金等調整前四半期純利益を14億24百万円計上したこと、非資金項目である減価償却費4億36百万円があった一方で、売上債権の増加額14億30百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、2億98百万円(同8億15百万円減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出6億円があった一方で、補助金の受取額2億95百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、5億32百万円(前年同期は4億円の使用)となりました。これは主に長期借入れによる収入15億円があった一方で、長期借入金の返済による支出5億円、配当金の支払額3億72百万円によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(7)研究開発活動
該当事項はありません。
区分 | 当期首残高 (千円) | 当期末残高 (千円) | 平均利率 (%) | 返済期限 |
短期借入金 | ― | ― | ― | ― |
1年以内に返済予定の長期借入金 | 620,817 | 625,342 | 0.55 | ― |
1年以内に返済予定のリース債務 | 193,667 | 206,285 | 3.01 | ― |
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く) | 694,393 | 1,349,032 | 0.52 | 2021年~2024年 |
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く) | 3,689,885 | 3,533,764 | 3.83 | 2021年~2043年 |
その他有利子負債 | ― | ― | ― | ― |
合計 | 5,198,762 | 5,714,425 | ― | ― |
(注)1.平均利率については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年内における1年ごとの返済予定額の総額は以下のとおりであります。
区分 | 1年超2年以内 (千円) | 2年超3年以内 (千円) | 3年超4年以内 (千円) | 4年超5年以内 (千円) |
長期借入金 | 511,136 | 351,026 | 321,959 | 164,908 |
リース債務 | 202,817 | 189,150 | 183,134 | 176,558 |
当社グループの理想は「福祉社会の創造」です。地域社会とのコミュニケーションを通じ、ホスピタリティ(厚遇)の創造を追求し、住み良い環境、福祉社会の実現に貢献してまいります。
また、当社グループの目的は「生き甲斐の創造」です。「人のケア」「家族のケア」「街のケア」のトリプルケアを通し、お客様の生き甲斐を創造してまいります。そのために、当社グループは、「お客様第一主義」を徹底し、全社員が“お客様から片時も目を離さないこと”を念頭に安心と満足と喜びという信頼を、サービスと商品で提供してまいります。この「お客様第一主義」を推進することにより、当社グループの安定成長につながるものと考えております。
当社グループは、継続的な成長及び株主価値の最大化を目標としており、売上高成長率6%(2020年3月期:5.0%)、売上高営業利益率6%(2020年3月期:3.4%)の達成、維持に努めてまいります。
①地域包括ケアシステム構築への対応
わが国では、高齢化率(総人口に占める65歳以上人口の割合)は2018年10月1日現在で28.1%、介護保険制度における要介護又は要支援者は2016年度末で618.7万人(※1)、2020年2月の暫定値で667.4万人(※2)となっております。
今後も高齢者人口の増加が見込まれるなか、高齢者が要介護状態となっても住み慣れた地域で生活が続けられるよう、市町村がそれぞれの地域介護の課題を分析し、自主性や主体性をもって地域の特性に応じた地域包括ケアシステムを構築する取り組みが進んでおります。
そのなかでは、介護保険法に定める各種加算など専門性を評価する視点が強化されると見られ、専門的なケアを通して医療と連携し、地域包括ケアシステムの構築に関与する取り組みが介護サービス事業者に必要となります。
当社グループといたしましては、研修を通して専門性の向上を図るとともに、人材の適切な配置を行うことで、地域包括ケアシステムが構築されるなかでの地域の課題解決など、その中核を担う人材として活躍できるような人材を「ソーシャルコミュニティリーダー」と位置付け、その育成を進めてまいります。医療と介護との連携を進めるなかで、グループを超えた同業他社やnpoなどの地域組織、そして医療法人との連携を推進するなど、地域ネットワークのハブとなる多機能型拠点のモデル事業を構築するとともに、地域包括ケアシステムのモデル地域づくりにも取り組んでまいります。
※1.内閣府「令和元年版 高齢社会白書」より
※2.厚生労働省「介護保険事業状況報告月報(暫定版)」より
②介護福祉士の採用・待遇改善の取り組み
介護サービス業界では、サービスの提供にあたり、運営基準上必要となる有資格者(看護師・介護支援専門員(ケアマネジャー)・介護福祉士等)が必要不可欠であるものの、慢性的に人材が不足しております。そのようななか、2019年10月より経験・技能のある介護福祉士に重点を置いた介護職員等特定処遇改善加算の制度がスタートするなど、経験・技能のある介護職員の採用に向けた動きがより激しくなると予想されます。
当社グループといたしましても、質の高いサービスを提供する専門性の高い企業集団として、介護福祉士の資格を有するスタッフに対して待遇改善を行う制度を導入いたしました。この制度では、介護福祉士としての他社での業務期間も通算して賃金が決まる独自の特徴のほか、当社グループにおいて介護福祉士を専門性の高い職種として、一般介護スタッフの上位職種に位置づけております。今後は制度の特徴や取り組みを社内外にアピールすることで、外部の介護職員からも魅力的な選ばれる企業グループを目指してまいります。
③収益基盤の強化について
当社グループでは、医療ニーズへの対応のため、訪問看護や看護小規模多機能型居宅介護、小規模多機能型居宅介護を中心とした地域展開による成長戦略を描いており、2020年3月期には施設系サービス14ヶ所を含む、30ヶ所の新規開設を行いました。今後も事業規模拡大を進めていくためには、新規営業所の早期黒字化と併せて、既存営業所の収益性の向上が必要となります。
当社グループといたしましては、これまで蓄積してきた新規開設におけるノウハウの活用や既存営業所との連携により、地域の介護サービス提供の基盤を担いつつ、介護保険法の定める加算要件を満たすことで、より収益基盤を強化し、更なる事業展開を目指してまいります。
1983年3月 | 高齢化社会の到来を鑑み、介護サービス事業を営むことを目的に、東京都台東区に日本福祉サービス株式会社を設立 |
1996年3月 | 株式会社アイエヌジーを100%子会社化 |
2002年5月 | 商号をセントケア株式会社に変更、本店を東京都中央区に移転 |
2003年2月 | ホームページ作成やデータ入力請負、印刷物の製作等のアウトソーシング受託業務を目的として、ピアサポート株式会社を設立(現 連結子会社) |
2003年2月 | 居宅介護支援事業に特化した介護サービス事業を行うことを目的として、ケアプランサービス株式会社を設立(現 連結子会社) |
2003年10月 | 社団法人日本証券業協会に株式を店頭登録 |
2004年12月 | ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2006年10月 | 介護サービス事業等を行うことを目的として、セントケア東北株式会社など6社を設立(現 連結子会社) |
2006年11月 | 経理・財務・総務・人事・情報システム関連業務に係るシェアードサービスを行うことを目的として、セントワークス株式会社を設立(現 連結子会社) |
2007年4月 | 当社を吸収分割会社、セントケア東北株式会社など7社を吸収分割承継会社とする会社分割を実施、同時に商号をセントケア・ホールディング株式会社に変更 |
2007年7月 | 北海道札幌市において介護サービス事業を行う北海道介護サービス株式会社(現 セントケア北海道株式会社)を株式取得により連結子会社化(現 連結子会社) |
2007年9月 | 株式会社コムスンと株式譲渡契約を締結し、セントケア宮城株式会社など14社を株式取得により連結子会社化(現 連結子会社)、同時に株式会社コムスンを吸収分割会社、14社を吸収分割承継会社とする会社分割契約を締結 |
2007年11月 | 株式会社コムスンとの会社分割契約により、株式会社コムスンから、セントケア宮城株式会社など12社へ会社分割を実施 |
2007年12月 | 株式会社コムスンとの会社分割契約により、株式会社コムスンから、セントケア熊本株式会社及びセントケア宮崎株式会社へ会社分割を実施 |
2010年4月 | ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所jasdaqに上場 |
2011年8月 | セントケア香川株式会社をセントケア四国株式会社に、セントケア熊本株式会社をセントケア九州株式会社に商号変更 |
2011年10月 | セントケア四国株式会社を吸収合併存続会社、セントケア徳島株式会社、セントケア愛媛株式会社を吸収合併消滅会社とする合併を実施 |
2011年10月 | セントケア九州株式会社を吸収合併存続会社、セントケア佐賀株式会社、セントケア長崎株式会社、セントケア大分株式会社及びセントケア宮崎株式会社を吸収合併消滅会社とする合併を実施 |
2012年5月
2013年7月 | 埼玉県内において介護サービス事業を行う株式会社福祉の街を株式取得により連結子会社化(現 連結子会社) 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所jasdaq(スタンダード)に上場 |
2014年10月 | 株式会社福祉の街にて、埼玉県内において介護サービス事業を行う株式会社アールスタッフを株式取得により連結子会社化(当社孫会社化)(現 連結子会社) |
2014年10月 | 介護ロボットの企画・販売を行うことを目的として、ケアボット株式会社を設立(現 連結子会社) |
2015年7月 | 秋田県内において介護サービス事業を行う株式会社虹の街(現 連結子会社)及び株式会社虹の街企画を株式取得により子会社化 |
2015年7月 | 株式会社虹の街を吸収合併存続会社、株式会社虹の街企画を吸収合併消滅会社とする合併を実施 |
2015年8月 | 訪問看護事業の新たな運営モデルを生み出すことを目的として、ちいき・ケア株式会社を設立(現 連結子会社) |
2016年5月 2016年12月 2017年3月
2017年5月
2017年6月
| 東京証券取引所市場第二部に市場変更 東京証券取引所市場第一部に指定 aiによるケアプランの開発・提供を目的として、株式会社シーディーアイを設立(現 持分法適用会社) 「ビュートゾルフ」のブランド・ノウハウの活用を目的として、buurtzorg services japan株式会社の株式取得(現 持分法適用会社) 東京都内において、訪問看護を中心に介護サービス事業等を行う株式会社ミレニアを株式取得により連結子会社化(現 連結子会社) |
2018年4月 | セントワークス株式会社を吸収合併存続会社、株式会社アイエヌジーを吸収合併消滅会社とする合併を実施 |
当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして認識し、配当政策は業績の状況及び内部留保に配慮しながら、安定的に利益還元を行っていく方針であります。
当社の剰余金の配当は、期末配当として年1回を基本的な方針としております。配当の決定機関は株主総会であります。
当期の期末配当金につきましては、上記方針に基づき当期の業績を考慮し、1株当たり15円の配当を実施することといたしました。
内部留保資金につきましては、将来の事業基盤の拡充等に有効活用することにより、利益成長の実現に努めていきたいと考えております。
当社は取締役会の決議により中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。
(注)基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。
決議年月日 | 配当金の総額 (千円) | 1株当たり配当額 (円) |
2020年6月24日 | 372,429 | 15 |
定時株主総会決議 |
種類 | 事業年度末現在発行数 (株) (2020年3月31日) | 提出日現在発行数 (株) (2020年6月25日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
普通株式 | 24,828,786 | 24,828,786 | 東京証券取引所 (市場第一部) | 単元株式数 100株 |
計 | 24,828,786 | 24,828,786 | ― | ― |
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| (2020年3月31日現在) | ||
区分 | 株式の状況(1単元の株式数100株) | 単元未満株式の状況(株) | |||||||
政府及び 地方公共 団体 | 金融機関 | 金融商品 取引業者 | その他 の法人 | 外国法人等 | 個人その他 | 計 | |||
個人以外 | 個人 | ||||||||
株主数 (人) | - | 21 | 24 | 104 | 63 | 21 | 17,708 | 17,941 | - |
所有株式数 (単元) | - | 22,023 | 2,177 | 98,283 | 17,551 | 49 | 108,156 | 248,239 | 4,886 |
所有株式数の割合(%) | - | 8.87 | 0.88 | 39.59 | 7.07 | 0.02 | 43.57 | 100.00 | - |
(注)自己株式168株は、「個人その他」に1単元、「単元未満株の状況」に68株を含めて記載しております。
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| (2020年3月31日現在) | |
氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数 (株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
有限会社村上企画 | 千葉県八千代市村上1891-70 | 8,994,600 | 36.23 |
村上美晴 | 千葉県八千代市 | 2,793,900 | 11.25 |
安藤幸男 | 埼玉県比企郡嵐山町 | 590,600 | 2.38 |
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 東京都港区浜松町二丁目11-3 | 582,600 | 2.35 |
セントケア従業員持株会 | 東京都中央区京橋二丁目8-7 | 551,371 | 2.22 |
株式会社ジェイ・エス・ビー | 京都府京都市下京区因幡堂町655番地 | 475,500 | 1.92 |
bbh for fidelity puritan tr: fidelity sr intrinsic opportunities fund (常任代理人 株式会社三菱ufj銀行) | 245 summer street boston, ma 02210 u.s.a. (東京都千代田区丸の内二丁目7-1) | 375,000 | 1.51 |
state street bank and trust client omnibus account om02 505002 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 100 king street west,suite 3500,po box 23 toronto,ontario m5x 1a9 canada (東京都港区港南二丁目15-1品川インターシティa棟) | 350,000 | 1.41 |
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) | 東京都中央区晴海一丁目8-11 | 333,900 | 1.34 |
明治安田生命保険相互会社 | 東京都千代田区丸の内二丁目1-1 | 270,000 | 1.09 |
計 | ― | 15,317,471 | 61.69 |
(注)1.上記日本マスタートラスト信託銀行株式会社の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は582,600株であります。
2.上記日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は332,100株であります。
男性14名 女性-名 (役員のうち女性の比率-%)
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||||||||
代表取締役会長 | 村上 美晴 | 1953年8月14日生 |
| (注)3 | 2,793,900 | ||||||||||||||||||||||||
代表取締役社長 | 藤間 和敏 | 1972年8月26日生 |
| (注)3 | 15,600 | ||||||||||||||||||||||||
専務取締役 品質企画本部長 | 田村 良一 | 1953年9月7日生 |
| (注)3 | 67,800 | ||||||||||||||||||||||||
常務取締役 管理本部長 | 瀧井 創 | 1966年1月1日生 |
| (注)3 | 39,300 | ||||||||||||||||||||||||
取締役 事業支援本部長 | 成田 正幸 | 1972年12月4日生 |
| (注)3 | 14,200 |
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||||||
取締役 事業企画本部長 兼 グループict統括部長 | 濵岡 邦雅 | 1966年4月5日生 |
| (注)3 | - | ||||||||||||||||||||||
取締役 経営企画室 管掌 | 土屋 真 | 1962年8月24日生 |
| (注)3 | - | ||||||||||||||||||||||
取締役 | 瀬尾 惠 | 1947年2月15日生 |
| (注)3 | 12,000 | ||||||||||||||||||||||
取締役 | 山口 公明 | 1950年3月30日生 |
| (注)3 | 4,000 |
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||||||
取締役 | 香藤 繁常 | 1947年8月2日生 |
| (注)3 | - | ||||||||||||||||||||||
常勤監査役 | 島田 和明 | 1953年12月8日生 |
| (注)4 | 1,100 | ||||||||||||||||||||||
常勤監査役 | 西東 昇 | 1956年6月30日生 |
| (注)5 | 2,200 | ||||||||||||||||||||||
常勤監査役 | 白倉 哲夫 | 1955年9月16日生 |
| (注)5 | - | ||||||||||||||||||||||
監査役 | 池谷 修一 | 1954年3月10日生 |
| (注)5 | 300 | ||||||||||||||||||||||
計 | 2,950,400 |
(注)1.取締役 瀬尾惠、山口公明及び香藤繁常は、社外取締役であります。
2.監査役 島田和明、西東昇、白倉哲夫及び池谷修一は、社外監査役であります。
3.取締役の任期は、2020年3月期に係る定時株主総会終結の時から2022年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
4.監査役 島田和明の任期は、2017年3月期に係る定時株主総会終結の時から2021年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
5.監査役 西東昇、白倉哲夫及び池谷修一の任期は、2018年3月期に係る定時株主総会終結の時から2022年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。