業績の推移(百万円) | |||||||||
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売上高 | 営業利益 | % | 経常利益 | % | 当期利益 | % | 一株利益 | 一株配当 |
財務・CF(百万円) 2020/03/31 | |||
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総資産 | 32,360 | 営業CF | 5,880 |
純資産 | 14,748 | 投資CF | -882 |
自己資本比率 | 0.5 % | 財務CF | -3,842 |
資本金 | 3,698 | 現金等 | 5,646 |
四半期 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | ||||
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前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 |
累計 | 1Q | 1-2Q | 1-3Q | 1-4Q | 会社予想 | ||||
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前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 今期 |
当社グループの経営成績、株価及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。なお、文中においては将来に関する事項が含まれていますが、別段の記載がない限り、当該事項は当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
<主要なリスク>
(1) 新製品、改良品の需要予測
当社グループは継続的な成長を実現するために、既存領域に捉われない市場創造型の新製品開発や商品のリニューアル改良を行っています。しかしながら、これらの新製品や改良品の市場ニーズを正確に予測できるとは限らず、販売が成功しない場合は、将来の成長性と収益性を低下させ、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
対応策として、消費者調査による新製品の受容性評価や、市場調査会社が発行している消費者の購買活動の分析情報等を市場ニーズの予測に活用しております。また、新製品の発売後の販売状況につきましては、販売システムにより品目別に日々の販売状況を入手できる体制を整えており、開発・営業・生産の各部門の計画に反映させております。
(2) 競争環境の激化
当社グループの主要製品は一般消費者向けの製品で、競合他社や新規参入会社との間で常に厳しい競合状況にあります。
対応策として、市場調査や競合品の分析をもとに、新製品の開発計画及び販売計画を立案し、他社と差別化された新製品の開発や需要喚起のためのマーケティング投資を行っていますが、今後の競合環境次第ではこれらの要因が当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
(3) 天候の影響、季節変動
当社グループの業績は、売上構成比率が50%を超えている日本市場において殺虫剤や花粉対策商品、園芸用品など季節商品の売上構成比が高いため、天候によって大きく影響を受けます。また、主力商品である殺虫剤については、国内の需要期である夏季に向けた製造・出荷が年前半に集中するため、第4四半期と第1四半期の売上高が高くなる一方、需要期を過ぎた第3四半期においては返品も発生する等、季節により売上高や営業損益が偏る季節変動要因があります。
対応策として、家庭用品部門の主力であるアルコール除菌剤など年間を通じて販売が見込める商品の開発・販売強化や、花粉・ウイルス対策剤など殺虫剤の需要期と異なる商品の販売に努めております。また、殺虫剤の返品削減につきましては、年間定番品の拡大、インターネット販売企業における売上拡大、需要期終盤の店頭消化策の強化、卸店と協力して流通在庫の調整等の取り組みを行っています。
(4) その他
① 原材料の高騰
当社グループが主に使用する原材料は、溶剤、噴射剤、化学薬品、樹脂、鋼材(缶)等です。これらの原材料の調達に関しては、国内外のサプライヤーから購入していますが、為替変動による影響等で原材料価格が変動した場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
対応策として、米中間の貿易摩擦によるサプライチェーンへの影響も考えられるものの、複数のサプライヤーからの購買により安定仕入を図るとともに、va/ve活動も行うことで価格変動のリスクを軽減し、製造原価を悪化させることがないように取り組んでおります。
② 為替変動の影響
当社グループの当連結会計年度における海外売上高は200億73百万円、海外売上構成比率は45.1%となっております。為替変動が当社グループの連結業績に与える影響につきましては、現状、海外からの仕入高への影響を勘案しますと利益面に及ぼす影響は限定的でありますが、海外売上高の円換算後数値の変動等が当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
③ 買収・提携による影響
当社グループは、将来の事業拡大のために事業戦略の一環としてm&aや業務提携等を行うことがありますが、事後的に発生した想定外の事象や環境変化が生じた場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
④ 資金調達の影響
当社グループは、銀行借入等により運転資金及び事業投資資金の資金調達を実施しております。借入環境の悪化や当社グループの信用力低下等が起きた場合には、資金調達が制約されることにより、当社グループの業績等に影響を及ばす可能性があります。また、これら銀行借入等による資金調達においては、金利変動の影響を受けます。
対応策として、2020年3月31日現在における当社グループの借入金(短期借入金)のうち90%を超える借入主体となっている当社において、複数の銀行と充分な借入枠を設定しており、日常の取引に支障がない体制を構築しております。
⑤ 有価証券の価値の変動
当社グループは投資有価証券を保有しており、証券市場の悪化等により評価損が発生し、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
対応策として、保有株式について定期的に個別銘柄の取引状況を検証し、継続保有や新規保有の判断を行っております。
⑥ 法的規制
当社グループは、日本国内に加えて、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、ミャンマー、インド、メキシコの子会社で製造販売または販売を行っており、その他当社グループが事業を行う地域(ヨーロッパ・中南米・アフリカ・中近東等)も含めて、様々な法令による規制を受けています。
これらの規制は、当社グループの商品の製造、表示、広告宣伝並びに販売等の事業活動に適用され、社会情勢の変化等に応じて今後も適宜、改正や解釈の変更等が行われる可能性があります。
当社グループに適用される法規制に違反した場合、当社グループの信用が失われるとともに、罰則又は多額の損害を伴う規制上の処分又は私法上の訴訟提起が行われ、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
対応策として、関係法令の改正情報等を早期に入手し、その影響を検討して対策をとるとともに、関係法令に関する社員教育を実施して、法令遵守の徹底を図っております。
⑦ 情報管理のリスク
当社グループは、個人情報や機密情報等多くの重要情報を保有しておりますが、万一情報漏洩等の不測の事態が発生した場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
この対応策として、当社では個人情報、顧客情報の管理は「個人情報保護ポリシー」にて方針を定め、社内規程や行動規範に沿って運用しております。加えて、漏洩防止のためにハード及びソフト面でのセキュリティー対策を行うことにより、情報資産の保護の継続的な徹底に努めております。
⑧ 知的財産権の侵害
当社グループの保有する特許権や商標等の知的財産権は、当社の開発部門が他社の知的財産権に関する公表情報を逐次入手し、専門家を交えて侵害の有無を協議の上で、当社の知的財産権に対する第三者からの侵害リスク及び当社グループが第三者の知的財産権を侵害することによる訴訟リスクを排除する体制を構築しております。
もっとも、万一第三者による当社グループの知的財産権の侵害が生じた場合には、期待される収益が損なわれるリスクがあります。また、当社グループが認識の範囲外で第三者の知的財産権を侵害し、トラブルに発展する可能性もあります。このような場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
⑨ 品質のリスク
当社製品の中には、医薬品、医薬部外品、農薬等があり、高い品質水準を確保することが求められるところ、万一品質不良等により消費者に被害を与えるようなことが発生した場合には、被害の状況によっては、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
対応策として、関係法令に基づき製造に関する社内基準を設けることにより、イレギュラーな作業や製造環境が発生し得ない仕組みと教育体制を整えております。また、品質を高める為 「iso9001-2015」を取得し、製品の設計・検証から、資材の受入検査に始まり、製造・出荷迄、徹底したモノづくりを実施しております。
⑩ 訴訟のリスク
将来重大な訴訟が発生し、当社グループに不利な判断をされた場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
対応策として、当社の各部門の業務状況及び海外子会社の経営状況については毎月開催される経営会議にて逐次報告され、経営上の重要な問題について審議しております。また、複数の専門家と顧問契約を締結しており、法的な対応について確認できる体制を構築しております。
⑪ 海外での事業活動リスク
当社グループは、アジア地域や欧州地域、中南米地域をはじめとして、海外事業を積極的に展開しています。海外拠点ごとに責任者を定め、現地の最新情報の入手に努めるなどの対応を図っておりますが、これら地域において、予期せぬテロ、内乱、人権問題等の経済的・政治的・社会的な突発事象が発生した場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
⑫ 自然災害等の影響
当社グループは国内及び海外で生産活動を行っておりますが、今後予期せぬ自然災害や事故等が発生し、生産設備への影響が生じた場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
当社製品の多くは関連法令の許認可に基づいて製造していますので法律の制約はありますが、自然災害等への対策として、生産拠点の確保の為に国内外を問わず、複数の生産拠点で生産が行えるよう分散化を順次進めております。
⑬ 新型コロナウイルス感染症(covid-19)によるリスク
世界的な新型コロナウイルス感染症(covid-19)の影響により、当社グループにおいても、事業を取り巻く環境について先行き不透明な状況が生じております。
対応策として、従業員やお客様、そして地域の安心・安全を第一に、本報告書提出日現在、次のような対応策により感染予防に取り組んでおります。
・安全衛生の徹底(マスク着用、検温、手指のアルコール消毒)
・在宅勤務、時差出勤の推進
・web会議等の活用
・不要不急の国内、海外出張の禁止
・海外勤務従業員の帰国時、在宅勤務による隔離時間を設定
今後も動向を注意しながら適宜対応策を講じてまいりますが、さらなる感染拡大等、想定を超えるような事態が発生する場合には、当社グループの財政状態や業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
回次 | 第67期 | 第68期 | 第69期 | 第70期 | 第71期 | |
決算年月 | 2016年3月 | 2017年3月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 | |
売上高 | (千円) | 36,288,365 | 42,362,764 | 47,740,096 | 41,243,165 | 44,485,939 |
経常利益 | (千円) | 1,973,235 | 2,407,020 | 2,688,698 | 1,332,482 | 2,021,586 |
親会社株主に帰属する 当期純利益 | (千円) | 1,131,275 | 1,387,852 | 1,735,351 | 693,756 | 770,075 |
包括利益 | (千円) | 368,439 | 1,991,911 | 2,907,083 | △84,966 | 713,195 |
純資産額 | (千円) | 10,245,478 | 9,731,150 | 17,664,008 | 17,028,338 | 17,165,599 |
総資産額 | (千円) | 31,626,769 | 36,131,021 | 43,985,159 | 42,180,766 | 39,826,214 |
1株当たり純資産額 | (円) | 302.27 | 644.78 | 1,022.40 | 980.45 | 976.92 |
1株当たり当期純利益 | (円) | 40.68 | 99.83 | 123.10 | 42.09 | 46.72 |
潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 | (円) | - | - | - | - | - |
自己資本比率 | (%) | 26.6 | 24.8 | 38.3 | 38.3 | 40.4 |
自己資本利益率 | (%) | 13.5 | 16.0 | 13.4 | 4.2 | 4.8 |
株価収益率 | (倍) | 16.3 | 17.3 | 16.0 | 34.1 | 27.4 |
営業活動による キャッシュ・フロー | (千円) | △292,462 | 1,180,785 | 1,444,189 | △1,322,336 | 5,880,476 |
投資活動による キャッシュ・フロー | (千円) | △875,084 | △1,028,402 | △1,084,840 | △1,765,582 | △882,853 |
財務活動による キャッシュ・フロー | (千円) | 1,402,468 | △629,255 | 4,116,610 | 1,234,611 | △3,842,747 |
現金及び現金同等物の 期末残高 | (千円) | 2,527,203 | 1,952,883 | 6,438,532 | 4,457,369 | 5,646,576 |
従業員数 | (人) | 3,043 | 3,129 | 2,952 | 2,882 | 3,049 |
[外、平均臨時雇用者数] | [160] | [167] | [189] | [198] | [202] |
(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」については、潜在株式がないため、記載しておりません。
3.当社は、2017年10月1日付で普通株式2株につき1株の割合で株式併合を行っております。第68期の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。
4.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第70期の期首から適用しており、第69期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。
当社グループは、当社、子会社19社及び関連会社4社で構成され、殺虫剤、園芸用品、防疫用剤、家庭用品の製造販売を主な事業の内容とし、その製品はあらゆる種類にわたっております。
当社グループの事業に係わる位置付け、セグメント及び事業部門との関連は次のとおりであります。
(1)殺虫剤部門(日本、東南アジア、その他)
当部門においては、ワンプッシュ式蚊取り、電池式蚊取り・虫よけ、液体蚊取り、マット式蚊取り器、蚊取りマット、ハエ・蚊用殺虫剤、ゴキブリ用殺虫剤、人体用虫よけ剤、くん蒸剤、不快害虫用殺虫剤等を製造販売しております。
(製造販売)当社、pt. fumakilla indonesia、pt. fumakilla nomos、fumakilla malaysia bhd.、fumakilla vietnam pte.,ltd.、fumakilla (thailand) ltd.
(販売)fumakilla india private limited、fumakilla america,s.a.de c.v.
(製造)大下製薬株式会社
(2)家庭用品部門(日本)
当部門においては、衣類防虫剤、除湿剤、花粉アレルギー対策商品、除菌剤等を製造販売しております。
(製造販売)当社、日広産業株式会社
(製造)大下製薬株式会社
(3)園芸用品部門(日本)
当部門においては、園芸害虫用殺虫・殺菌剤、肥料、活力剤、除草剤、培養土、犬猫用忌避剤等を製造販売しております。
(製造販売)当社
(製造)日広産業株式会社、pt. fumakilla nomos、fumakilla (thailand) ltd.
(4)防疫剤部門(日本)
当部門においては、乳剤、油剤、粉剤、殺そ剤等を製造販売しております。
(製造販売)当社
(販売)フマキラー・トータルシステム株式会社
(5)その他の部門(日本)
その他部門においては、主として金型の製造販売、シロアリ施工工事の受注等を行っております。
(製造販売)当社
(販売)フマキラー・トータルシステム株式会社
事業系統図
以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
(注)殺虫剤はpt. fumakilla indonesiaを生産拠点として、主として当社を経由して海外へ輸出しております。
当連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)におけるわが国経済は、政府や日銀の各種政策の効果もあり、雇用環境の改善が続き緩やかな回復基調が続いてまいりましたが、一方で、世界経済においては米中間の貿易摩擦等の通商問題における不確実性に加えて、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大等の影響もあり、先行き不透明な状況で推移しました。
このような状況の中で、当社グループは「ひとの命を守る。ひとの暮らしを守る。ひとを育む環境を守る。わたしたちは、世界中の人々がいつまでも安心して快適に暮らすことのできる社会づくりに貢献していきます。」という経営理念のもとで、コア事業の殺虫剤、家庭用品、園芸用品の成長カテゴリーに新価値創造型新製品を積極的に投入し、既存事業の強化・育成を図るとともに、コストダウンや経費の効率的な運用等による利益構造の改革及び海外事業の強化拡大等の課題に努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて23億54百万円減少し398億26百万円となりました。
主な要因は、現金及び預金が11億94百万円増加した一方で、受取手形及び売掛金が4億36百万円、たな卸資産が24億16百万円、投資有価証券が6億29百万円減少したこと等によるものであります。
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べて24億91百万円減少し226億60百万円となりました。
主な要因は、支払手形及び買掛金が3億9百万円、未払金が6億51百万円、未払法人税等が2億2百万円、固定負債のリース債務が1億14百万円増加した一方で、短期借入金が32億31百万円、電子記録債務が7億46百万円減少したこと等によるものであります。
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べて1億37百万円増加し171億65百万円となりました。
主な要因は、利益剰余金が3億4百万円、為替換算調整勘定が74百万円、非支配株主持分1億95百万円が増加した一方で、その他有価証券評価差額金が4億5百万円減少したこと等によるものであります。
以上から、自己資本比率は、前連結会計年度末から2.1ポイント増の40.4%となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高は444億85百万円(前年同期比7.9%増、為替変動の影響を除くと7.0%増)となりました。
利益面では、営業利益17億85百万円(前年同期比57.2%増)、経常利益20億21百万円(前年同期比51.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7億70百万円(前年同期比11.0%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりです。
なお、セグメント別の売上高は連結相殺後の数値を、セグメント利益又は損失は、連結相殺消去前の数値を記載しております。
(1)日本
売上高は、家庭用品部門が新型コロナウイルス感染症の影響によるアルコール除菌剤等の需要の高まりから大きく伸長いたしました。また防疫剤、その他の部門についても増収となりました。殺虫剤部門については殺虫剤市場が天候不順の影響により前年割れとなったため、当社もその影響を受け減収となりました。その結果、外部顧客に対する売上高は256億83百万円(前年同期比7億99百万円増、3.2%増)、セグメント損失は1億16百万円(前年同期は2億19百万円のセグメント損失、前年同期比1億3百万円増)となりました。
(2)東南アジア
売上高は、インドネシアの子会社の売上が回復し、その他の東南アジア各国の売上も増加したことから、外部顧客に対する売上高は178億77百万円(前年同期比23億74百万円増、15.3%増)となりました。また、セグメント利益は15億89百万円(前年同期比6億88百万円増、76.3%増)となりました。
(3)その他
インドとメキシコを中心に販売し、外部顧客に対する売上高は9億24百万円(前年同期比68百万円増、8.0%増)となりました。また、セグメント損失は9百万円(前年同期比1億43百万円減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は56億46百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億89百万円増加しました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によって獲得した資金は58億80百万円(前年同期は13億22百万円の使用)となりました。これは、税金等調整前当期純利益19億46百万円、売上債権の減少が4億30百万円、たな卸資産の減少が24億58百万円、減価償却費が9億49百万円、仕入債務の減少が4億51百万円、法人税等の支払額が7億9百万円あったこと等によるものであります。
投資活動に使用した資金は、8億82百万円(前年同期は17億65百万円の使用)となりました。これは有形固定資産の取得による支出が6億94百万円、無形固定資産の取得による支出が95百万円あったこと等によるものであります。
財務活動に使用した資金は38億42百万円(前年同期は12億34百万円の獲得)となりました。これは短期借入金の純増減額の減少が32億29百万円、配当金の支払額4億28百万円あったこと等によるものです。
なお、当連結会計年度末における借入金残高は、前期末に比べ32億31百万円減少して、99億4百万円となりました。
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
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| (単位:千円) | |
| 報告セグメント | その他(注)1 | 合計 | ||
| 日本 | 東南アジア | 計 | ||
売上高 |
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外部顧客に対する売上高 | 24,884,296 | 15,503,269 | 40,387,566 | 855,599 | 41,243,165 |
セグメント間の内部売上高又は振替高 | 1,202,932 | 1,170,824 | 2,373,756 | 4,407 | 2,378,164 |
計 | 26,087,229 | 16,674,093 | 42,761,323 | 860,006 | 43,621,329 |
セグメント利益又は損失(△) | △219,603 | 901,313 | 681,710 | 133,978 | 815,689 |
セグメント資産 | 38,311,872 | 10,736,380 | 49,048,253 | 536,634 | 49,584,887 |
その他の項目 |
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減価償却費(注)2 | 413,656 | 455,292 | 868,949 | 2,860 | 871,809 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額(注)2 | 534,866 | 396,606 | 931,472 | 3,376 | 934,849 |
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、インド、メキシコの現地法人の事業活動を含んでいます。
2.減価償却費及び有形固定資産及び無形固定資産の増加額には長期前払費用と同費用に係る償却額が含まれております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
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| (単位:千円) | |
| 報告セグメント | その他(注)1 | 合計 | ||
| 日本 | 東南アジア | 計 | ||
売上高 |
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外部顧客に対する売上高 | 25,683,920 | 17,877,629 | 43,561,550 | 924,389 | 44,485,939 |
セグメント間の内部売上高又は振替高 | 1,530,022 | 1,456,701 | 2,986,723 | 4,002 | 2,990,726 |
計 | 27,213,942 | 19,334,331 | 46,548,273 | 928,392 | 47,476,665 |
セグメント利益又は損失(△) | △116,459 | 1,589,915 | 1,473,455 | △9,697 | 1,463,757 |
セグメント資産 | 34,116,663 | 12,526,158 | 46,642,821 | 685,537 | 47,328,359 |
その他の項目 |
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減価償却費(注)2 | 421,673 | 518,578 | 940,251 | 9,128 | 949,379 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額(注)2 | 859,035 | 387,466 | 1,246,502 | 7,071 | 1,253,574 |
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、インド、メキシコの現地法人の事業活動を含んでいます。
2.減価償却費及び有形固定資産及び無形固定資産の増加額には長期前払費用と同費用に係る償却額が含まれております。
3.会計方針の変更に記載のとおり、当連結会計年度よりifrs第16号を適用しております。なお、この変更によるセグメント利益に与える影響は軽微であります。また、有形固定資産及び無形固定資産の増加額(投資額)以外に、当連結会計年度の期末時点において、東南アジアのセグメント資産が164,476千円、その他のセグメント資産が822千円増加しております。
4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
売上高 | 前連結会計年度 (千円) | 当連結会計年度 (千円) |
報告セグメント計 | 42,761,323 | 46,548,273 |
「その他」の区分の売上 | 860,006 | 928,392 |
セグメント間取引消去 | △2,378,164 | △2,990,726 |
連結財務諸表の売上高 | 41,243,165 | 44,485,939 |
利 益 | 前連結会計年度 (千円) | 当連結会計年度 (千円) |
報告セグメント計 | 681,710 | 1,473,455 |
「その他」の区分の利益又は損失(△) | 133,978 | △9,697 |
セグメント間取引消去 | 320,358 | 321,926 |
連結財務諸表の営業利益 | 1,136,047 | 1,785,683 |
資 産 | 前連結会計年度 (千円) | 当連結会計年度 (千円) |
報告セグメント計 | 49,048,253 | 46,642,821 |
「その他」の区分の資産 | 536,634 | 685,537 |
その他の調整 | △7,404,121 | △7,502,144 |
連結財務諸表の資産合計 | 42,180,766 | 39,826,214 |
その他の項目 | 報告セグメント計 (千円) | その他 (千円) | 連結財務諸表計上額 (千円) | |||
前連結 会計年度 | 当連結 会計年度 | 前連結 会計年度 | 当連結 会計年度 | 前連結 会計年度 | 当連結 会計年度 | |
減価償却費 | 868,949 | 940,251 | 2,860 | 9,128 | 871,809 | 949,379 |
有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 | 931,472 | 1,246,502 | 3,376 | 7,071 | 934,849 | 1,253,574 |
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日まで)におけるわが国の経済は、雇用環境や企業業績の改善が進んだことから緩やかな景気回復基調が続いています。一方、世界経済においては、米中間の貿易摩擦の長期化等の懸念から、下振れリスクを含んだ状況が続いております。
このような状況の中で、当社グループは「ひとの命を守る。ひとの暮らしを守る。ひとを育む環境を守る。わたしたちは、世界中の人々がいつまでも安心して快適に暮らすことのできる社会づくりに貢献していきます。」という経営理念のもとで、コア事業の殺虫剤、家庭用品、園芸用品の成長カテゴリーに新価値創造型新製品を積極的に投入し、既存事業の強化・育成を図るとともに、コストダウンや経費の効率的な運用等による利益構造の改革及び海外事業の強化拡大等の課題に努めてまいりました。
売上高は、前年同期比6.8%増の292億1百万円(為替変動の影響を除くと8.2%増)となりました。
国内売上は、園芸用品部門、その他の部門が増収となりましたが、殺虫剤市場が4月から6月にかけての天候不順の影響を受けた一方で、8月後半からの残暑が長引いたことで盛り返した結果、前年並みとなりましたが、当社は4月から6月の最盛期における売上減の影響から減収となっていましたが、8月以降の残暑で市場での商品の消化が進み、返品が減ったこともあり、殺虫剤売上は前年同期比2.8%減と減収幅が改善しました。その結果、国内合計では前年同期比1.6%増の148億20百万円となりました。一方、海外売上は、インドネシアの子会社の売上が好調に推移し、円貨ベースでは前年同期比12.8%増の143億81百万円(為替変動の影響を除くと15.7%増)となりました。
次に、売上原価ですが、前年同期より15億17百万円増の213億62百万円となりました。その結果、売上原価率は73.2%で、前年同期より0.6ポイント増となりました。原価率のアップ要因は、売上構成が変動したこと等によるものです。
これらの結果、売上総利益は78億38百万円(前年同期比4.5%増)となり、返品調整引当金調整後の差引売上総利益は80億37百万円(前年同期比4.0%増)となりました。
販管費につきましては、経費の効率的運用と節減に努めた結果、販管費は大きく減少し、前年同期比2.7%減の82億92百万円となりました。
これらの結果、営業損失は2億54百万円(前年同期は7億90百万円の営業損失)、経常損失は99百万円(前年同期は7億6百万円の経常損失)となりました。四半期純損益につきましては、親会社の繰延税金資産の取崩し等により、親会社株主に帰属する四半期純損失は9億36百万円(前年同期は5億60百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりです。
①日本
殺虫剤部門では、国内におきましては、4月初旬から6月にかけての天候不順による影響を強く受け、8月以降残暑が長引き売上が回復基調となり市場の商品消化も進んだことから、10月以降の返品が減少し、依然最盛期である第1四半期の売上減の影響が残っているものの減収幅が改善した結果、殺虫剤合計の売上高は前年同期比1.2%増の80億36百万円(前年同期比97百万円増)となりました。
家庭用品部門は、「シューズの気持ちプレミアム280ml無香性」の売上が引き続き好調に推移し、主力のアルコール除菌剤も出荷ベースで好調に推移し、競争の激化の中、最終的な売上が前期を上回る結果となりました一方で、花粉関連商材が直前期に販売した商品の返品が増加した結果、家庭用品合計の売上高は前年同期比0.9%減の12億36百万円(前年同期比10百万円減)となりました。
園芸用品部門は、「虫よけ除草王プレミアム」を中心とした除草剤の売上が順調に推移し、不快害虫用殺虫剤も前期を上回る売上となりました一方で、主力の殺虫殺菌剤が天候不順の影響等により売上が減少した結果、園芸用品合計の売上高は、前年同期比0.8%増の16億95百万円(前年同期比12百万円増)となりました。
防疫剤部門の売上高は、前年同期比1.2%減の13億29百万円(前年同期比15百万円減)となりました。その他の部門の売上高は前年同期比15.4%増の33億1百万円(前年同期比4億41百万円増)となりました。
なお、外部顧客に対する売上高は、155億99百万円(前年同期比5億24百万円増、3.5%増)で、セグメント損失は17億31百万円(前年同期は16億77百万円のセグメント損失)となりました。
②東南アジア
昨年天候の影響を受けて落ち込んだインドネシアの子会社の売上が回復したことから、外部顧客に対する売上高は129億77百万円(前年同期比13億56百万円増、11.7%増)となりました。また、セグメント利益は12億71百万円(前年同期比7億50百万円増、144.3%増)となりました。
③その他
インドとメキシコを中心に販売し、外部顧客に対する売上高は6億24百万円(前年同期比23百万円減、3.6%減)となりました。また、セグメント損失は22百万円(前年同期は1億44百万円のセグメント利益)となりました。
当社グループの業績は、殺虫剤や花粉対策商品、園芸用品など季節商品の売上構成比が高いため、天候によって大きく影響を受けます。主力商品である殺虫剤については、国内の需要期である夏季に向けた製造・出荷が年前半に集中するため、第4四半期連結会計期間から第1四半期連結会計期間の売上高が高くなる一方、需要期を過ぎた第3四半期連結会計期間においては返品が発生する等、季節により売上高や営業損益が偏る季節変動要因があります。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産額は、前連結会計年度末に比べて96億39百万円減少し、325億41百万円となりました。主な要因は、現金及び預金が8億87百万円増加した一方で、受取手形及び売掛金が83億43百万円、たな卸資産が13億63百万円、投資有価証券が2億62百万円減少したこと等によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末と比べて81億13百万円減少し、170億39百万円となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金が10億7百万円、電子記録債務が14億24百万円、短期借入金が54億69百万円、売上割戻引当金が2億57百万円、返品調整引当金が2億18百万円減少したこと等によるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末と比べて15億26百万円減少し、155億1百万円となりました。主な要因は、利益剰余金が13億64百万円、その他有価証券評価差額金が1億63百万円、為替換算調整勘定が1億36百万円減少したこと等によるものであります。
自己資本比率は6.3ポイント増加し、44.6%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりであります。
会社の支配に関する基本方針
①基本方針の内容
当社は、「ひとの命を守る。ひとの暮らしを守る。ひとを育む環境を守る。わたしたちは、世界中の人々がいつまでも安心して快適に暮らすことのできる社会づくりに貢献していきます。」という経営理念のもとで、中長期的な視点から経営を行い、グローバルな競争力を持つ企業として企業価値の向上に努めております。
そのためには、当社がコア事業の殺虫剤、家庭用品、園芸用品において長年にわたり培ってきた生産・販売・技術の専門知識やノウハウ、経験をもとに、顧客満足度の高い高付加価値商品を積極的かつ継続的に開発することが必須条件であり、同時に国内及び海外の顧客・取引先等との長期的な関係構築が不可欠であります。
こういった当社の事業特性を理解し長期的視野で当社の理念を実施していくことが、当社の企業価値ひいては株主共同の利益につながるものと考え、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者は、上記の理念を実践する者でなければならないと考えております。
当社といたしましては、公開企業である当社株式の売買は、最終的には株主の皆様のご判断に委ねられるべきものと考えておりますが、当社及び当社グループの企業価値・株主共同の利益に資さない大規模買付行為を行う者に対しては、必要かつ相当な措置を採ることにより、当社及び当社グループの企業価値ひいては株主の皆様の共同の利益を確保する必要があると考えております。
②基本方針の実現に資する特別な取組み
当社は1924年、当社の前身である大下回春堂の創立以来、殺虫剤を中心に園芸用品、家庭用品、業務用品へと事業領域を拡大し、日本のみならず世界中を舞台とするグローバル企業へと躍進を遂げてきました。現在、グループ会社として国内関係会社6社及び海外主要連結子会社8社(インドネシア2社、マレーシア、タイ、ベトナム、ミャンマー、インド、メキシコ)で製造販売または販売を行い、ヨーロッパ・中南米・アフリカ・中近東等の6ヶ国で技術指導による現地生産を行っており、世界約70ヶ国に及ぶ海外ネットワークを構築しております。
当社及び当社のグループ会社(以下「当社グループ」といいます。)は、創立以来特に研究開発に注力し、世界初の専売特許殺虫剤「強力フマキラー液」に始まり、1963年には世界初の電気蚊取り「ベープ」、その後2000年には世界初の電池式蚊取り「どこでもベープ」、2008年には火も電気も水も使わない次世代蚊取り「おすだけベープ」を発売する等、斬新な発想による幾多の新価値創造型新製品を生み出してまいりました。
特に、主力の殺虫剤においては、世界中で発生している害虫による感染症の脅威や外来種の危険な害虫に対して、これまでに培ってきた技術とノウハウを結集し、今までにない高効力を訴求した製品を開発するとともに、感染症の恐ろしさを伝える啓発活動にも取り組んでおります。
このような当社の経営理念の継続的な実行により、当社の企業価値ないし株主共同の利益の最大化が実現され、当社の事業を構成する全てのステークホルダー(株主、顧客、従業員、社会等)に利益をもたらすものと考えております。
当社は、当社グループが生産・販売・技術面でグローバルな競争力を持つ企業としてさらに成長し、企業価値の増大と堅固な経営基盤を確立するために、①商品開発力の強化、②販売力・マーケティング力の強化、③海外各拠点での事業拡大等の課題に取り組んでまいります。
また、当社は、経営の透明性及び効率性を確保し、ステークホルダーの期待に応え企業価値を増大させることがコーポレート・ガバナンスの基本であると考え、コーポレート・ガバナンスの強化を経営の重要課題の一つに位置付けております。
③不適切な支配の防止のための取組み
当社は、2018年5月16日の取締役会において、会社法施行規則第118条第3号に定める株式会社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針(以下「本基本方針」といいます。)に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止する取組みとして、当社株式等に対する大規模買付行為への対応方針(以下、更新後の対応方針を「現プラン」といいます。)の改定及び継続について決議し、同年6月28日開催の第69期定時株主総会において現プランにつき株主の皆様のご承認をいただきました。
現プランの有効期間は、2021年6月に開催予定の定時株主総会終結の時までとなっております。
本プランは、大規模買付行為、すなわち特定株主グループの議決権割合を20%以上とすることを目的とする当社株式等の買付行為、又は結果として特定株主グループの議決権割合が20%以上となる当社株式等の買付行為が行われる際に、当該大規模買付行為に応じるべきか否かを当社株主の皆様が適切に判断するために必要な情報や時間を確保し、当社株主の皆様に代わって当社経営陣が大規模買付者と交渉を行うこと等により、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の最大化に資することを目的とするものであります。
大規模買付行為を行おうとする大規模買付者は、本プランに従い、大規模買付行為に先立ち、株主の皆様のご判断並びに当社取締役会による評価・検討等のために必要な情報を提供することが求められます。大規模買付者が本プランに定める手続を遵守しない場合や、大規模買付者による大規模買付行為が当社の企業価値ひいては株主共同の利益を著しく損なうものと認められる場合で、本プラン所定の発動要件を満たす場合には、大規模買付者等所定の者による行使が原則として認められないとの行使条件等が付された新株予約権の無償割当てその他の措置を講じることにより、大規模買付行為に対抗します。
本プランにおきましては、当社取締役会の恣意的判断を排し、取締役会の判断及び対応の合理性及び公正性を確保することを目的として独立委員会を設置しております。
また、本プランにおきましては、当社取締役会は、対抗措置の発動の是非に関する独立委員会の勧告を最大限尊重し、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上という観点から対抗措置の発動又は不発動の決議を行うものとされております。
その他本プランの詳細につきましては、当社ウェブサイト
(アドレスhttps://www.fumakilla.co.jp/corporate/2018/05/h600516-bouei.pdf)をご参照下さい。
④上記の取組みについての取締役会の判断
当社は、当社の支配権移転を伴う買収提案についての判断は、最終的には当社の株主全体の意思に基づき行われるべきものと考えております。
また、当社は、大規模買付行為が、本基本方針に合致し、当社の企業価値ひいては株主共同の利益に中長期的に資するものである限りにおいて、これを否定するものではありません。
しかしながら、株式等の大規模買付行為の中には、株主の皆様が大規模買付行為の内容を検討し、また当社取締役会が株主の皆様に代替案等を提案するための十分な時間や情報を提供しないもの、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を毀損することが明白である濫用的なもの、株主の皆様に当社の株式等の売却を事実上強制するおそれのあるもの等、当社の企業価値ひいては株主共同の利益に資さないものも想定されます。
当社取締役会は、こうした事情に鑑み、大規模買付行為が行われた際に、当該大規模買付行為に応じるべきか否かを当社株主の皆様が適切に判断するために必要な情報や時間を確保し、当社株主の皆様に代わって当社経営陣が大規模買付者と交渉を行うこと等により、当社の企業価値ないし株主共同の利益の最大化に資するよう本プランを継続することとしました。上記の取組みは本基本方針に沿うものであり、また、当社の株主の共同の利益を損なうものではないと考えております。
なお、本プランにおきましては、取締役会の恣意的な判断によって対抗措置が発動されることを防止するため、独立委員会を設置し、独立委員会の勧告を尊重して買収防衛策が発動されることが定められているほか、合理的かつ客観的な発動要件が充足されなければ対抗措置が発動されないように設定されており、上記取組みは当社の取締役の地位の維持を目的とするものではないと考えております。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、5億29百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
区分 | 当期首残高 (千円) | 当期末残高 (千円) | 平均利率 (%) | 返済期限 |
短期借入金 | 13,135,785 | 9,904,672 | 0.46 | - |
1年以内に返済予定の長期借入金 | - | - | - | - |
1年以内に返済予定のリース債務 | 9,317 | 90,093 | - | - |
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く) | - | - | - | - |
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く) | 17,670 | 132,543 | - | 2021~2044年 |
その他有利子負債 | - | - | - | - |
合計 | 13,162,773 | 10,127,309 | - | - |
(注)1.「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.国際財務報告基準を適用している子会社において、当連結会計年度よりifrs16号「リース」(以下、ifrs 第16号)を適用しております。当期末残高のリース債務については、ifrs第16号を適用後の金額を記載しております。
3.リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を連結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。
4.リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。
| 1年超2年以内 (千円) | 2年超3年以内 (千円) | 3年超4年以内 (千円) | 4年超5年以内 (千円) |
リース債務 | 20,043 | 6,968 | 6,605 | 6,879 |
当社グループは、「誠魂長才※」を社是とし、「ひとの命を守る。ひとの暮らしを守る。ひとを育む環境を守る。わたしたちは、世界中の人々がいつまでも安心して快適に暮らすことのできる社会づくりに貢献していきます。」という経営理念のもとで、製品のクオリティを高めることはもとより、社会・文化活動、環境問題、資源問題等企業活動のすべてに対して、クオリティのアップを目指しています。
当社グループは、これからも株主の皆様をはじめとして、取引先、地域社会の方々等あらゆるステークホルダーの皆様のご期待に応えるべく、経済的価値の向上とともに、企業の社会的責任を含めて「クオリティ主義」に徹した企業活動を推進してまいります。
※「誠魂長才」=何事に対しても誠心誠意、真心をもって事に当り、常に努力して才能を伸ばし、知識を広め、社会・国家に貢献します。
当社グループは、事業の成長性と収益性を重視する観点から、売上高、経常利益及び新製品寄与率を経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標として位置付けております。当連結会計年度における連結売上高は44,485百万円となり、2019年12月9日に開示いたしました連結売上高目標43,200百万円に比べ、1,285百万円(3.0%増)の増収となりました。連結経常利益は2,021百万円となり、連結経常利益目標1,410百万円に比べ、611百万円(43.3%増)の増益となりました。当社が国内市場において毎期発売する新製品につきましては、初年度新製品売上寄与率15%以上を経営目標の一つとしておりますが、当事業年度につきましては、11.3%となっております。引き続き、当該指標の改善に邁進していく所存です。
また、株主重視の視点から、株主資本利益率(roe)を重視し、企業価値の向上を目指してまいります。
国内外の景気につきましては、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響により、急速に悪化しており、より一層厳しい経営環境が続くと予想しております。このような状況の中、当社グループは、「ひとの命を守る。ひとの暮らしを守る。ひとを育む環境を守る。わたしたちは、世界中の人々がいつまでも安心して快適に暮らすことのできる社会づくりに貢献していきます。」という経営理念のもと、激変するグローバル環境に対応しながら、国内外市場での継続的な事業の拡大と堅固な収益基盤を確立するために、以下のような経営課題に取り組んでまいります。
(日本のフマキラーグループの課題)
当社グループは、殺虫剤、家庭用品、園芸用品をコア事業と位置づけ、人々の命・暮らし・環境を守る商品を提供しております。これまでに培ってきた技術とノウハウを結集した画期的で魅力的な新商品の開発、高品質で効率的な生産、販売力の強化、流通チャネルの拡大などによって、お客様が必要なときに十分な量をできるだけ早く手に取っていただけるように開発・生産・販売体制を整備し、事業の拡大に取り組んでまいります。
その一環として、現在、研究開発体制及び生産体制の強化を実現するために、当社広島工場内に新しい開発棟及び生産設備であるブレーンズ・パークの建設を進めています。
また、ウイルス・細菌・アレルゲンなど暮らしの周りに潜む見えないリスクへの対策等消費者の生活シーンに安心安全を提供する製品の提案を推進し、さらなる企業価値の向上に努めてまいります。
(海外のフマキラーグループの課題)
世界では害虫が媒介する感染症によって健康が損なわれ多くの命が奪われています。当社グループは持てる経営資源を投入し、一人でも多くの人々を感染症の被害から守っていきます。海外では現在、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、ミャンマー、インド、メキシコの子会社で製造販売または販売を行っており、2020年度にはミャンマーにおいて新工場が稼働する予定です。また、ヨーロッパ・中南米・アフリカ・中近東等の4ヶ国で技術指導による現地生産を行っており、世界約70ヶ国に及ぶ海外ネットワークを構築しております。
海外商品の研究開発は、日本以外にインドネシア、マレーシアの開発拠点で行っておりますが、現在インドネシアに新研究開発棟の建設を進めており、海外での研究開発をさらに強化していきます。
今後は、国内と海外子会社間の連携強化とグループ・シナジー効果を高めて海外事業の拡大と収益力の強化を図り、グローバルな競争力を持つ企業を目指してまいります。
(収益力と財務状況の改善)
当社グループの収益性を改善するために、国内外の開発、生産、営業の各部門において、商品アイテムの見直し、製造原価の低減、在庫の適正化、製品価値に基づいた適正価格での販売、広告宣伝費や販売推進費等のマーケティング費用を含めた販管費の効率的運用等の課題により一層取り組んでまいります。
(エステー株式会社との協業の推進)
当社はエステー株式会社と資本業務提携しております。営業・開発・生産・海外の各分野でそれぞれ課題を取り上げ、一定の成果を上げつつあります。引き続き業務提携の取り組みを通じて、業容拡大並びに企業価値及び株主共同利益の向上に努めてまいります。
(5)次期(2021年3月期)の業績見通し
現時点において、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を適正かつ合理的に算出することが困難であるため、2021年3月期の業績見通しにつきましては未定とさせていただきます。
今後、予想が可能となった段階で速やかに公表いたします。
1924年7月、大下大蔵氏が専売特許殺虫液「強力フマキラー液」を開発し、当社の前身である大下回春堂で製造販売を開始し、当社の基盤をつくった。
その後の主な変遷は次のとおりである。
1950年12月 | 大下回春堂を資本金1,000万円の株式会社に改組し、東京に本店そして大阪に支店、また広島に支店と工場をおく。 |
1954年5月 | 広島県大野町に大野工場を開設。 |
1954年10月 | 広島工場(祇園町)から大野工場へ工場移転を開始。 |
1959年4月 | 福岡営業所を福岡支店に改称。 |
1962年12月 | 資本金を1億円に増資。社名をフマキラー株式会社に改称。 |
1964年5月 | 資本金を1億5,000万円に増資。東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
1965年11月 | 広島県大野町に工場移転終了。広島工場(祇園町)を廃止し、大野工場を広島工場に改称。 |
1968年2月 | 資本金を3億円に増資。 |
1970年5月 | 大下製薬株式会社を設立。(現・連結子会社) |
1971年12月 | 東京営業所及び名古屋出張所をそれぞれ東京支店、名古屋支店に改称。 |
1973年3月 | 資本金を5億円に増資。 |
1973年12月 | 資本金を5億5,000万円に増資。 |
1975年12月 | 資本金を6億円に増資。 |
1978年12月 | 資本金を11億円に増資。 |
1979年12月 | 資本金を12億1,000万円に増資。 |
1981年5月 | 日広産業株式会社の株式を増資引き受けにより取得。(現・連結子会社) |
1984年11月 | 韓国に合弁会社「柳柳フマキラー株式会社」を設立。 |
1987年4月 | フマキラーホームサービス株式会社を設立。 |
1989年8月 | 資本金を28億8,960万円に増資。 |
1990年11月 | インドネシアに合弁会社「pt. fumakilla indonesia」を設立。(現・連結子会社) |
2000年3月 | 合弁会社「フマキラー・トータルシステム株式会社」を設立。(現・連結子会社) |
2003年9月 | フマキラーホームサービス株式会社を清算。 |
2005年11月 | 柳柳フマキラー株式会社を売却。 |
2007年1月 | 「fumakilla india private limited」の株式を追加取得し子会社化。(現・連結子会社) |
2007年8月 | メキシコに合弁会社「fumakilla america,s.a.de c.v.」を設立。(現・連結子会社) |
2010年5月 | エステー株式会社と資本業務提携契約を締結。翌月に第三者割当増資により、資本金を36億9,868万円に増資。 |
2011年11月 | ブラジルに合弁会社「fumakilla quimica brasil ltda.」を設立。 |
2012年11月 | 「technopia sdn.bhd.(現・fumakilla asia sdn.bhd.)」及び「pt technopia jakarta(現・pt. fumakilla nomos)」の株式を取得し子会社化。(現・連結子会社) |
2016年12月
2018年4月
| 「fumakilla asia sdn.bhd.」及び「pt. fumakilla nomos」の株式を追加取得し完全子会社化。(現・連結子会社) ミャンマーに「fumakilla myanmar limited」を設立 |
当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要政策のひとつとして位置づけており、業績や将来の事業展開、内部留保などを総合的に勘案しつつ、株主様への安定的かつ継続的な利益還元に努めてまいります。また、内部留保した資金の使途につきましては、研究開発や生産設備・情報機器等への戦略的な投資を積極的に行っていく方針であります。これらは、将来にわたる経営体質強化と利益の向上を目指したもの、持続的な成長の実現に向けたものでありますので、株主の皆様への利益還元にも資するものと考えております。
当社の剰余金の配当は、期末配当の年1回を基本方針としております。配当の決定機関は定時株主総会であります。当事業年度の期末配当金につきましては、2020年6月26日開催の第71期定時株主総会の決議により、普通株式1株当たり20円、配当金総額329百万円に決定致しました。
種類 | 事業年度末現在発行数(株) (2020年3月31日) | 提出日現在発行数(株) (2020年6月29日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
普通株式 | 16,490,000 | 16,490,000 | 東京証券取引所 (市場第二部) | 単元株式数100株 |
計 | 16,490,000 | 16,490,000 | - | - |
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| 2020年3月31日現在 | ||
区分 | 株式の状況(1単元の株式数100株) | 単元未満株式の状況 (株) | |||||||
政府及び地方公共団体 | 金融機関 | 金融商品取引業者 | その他の法人 | 外国法人等 | 個人その他 | 計 | |||
個人以外 | 個人 | ||||||||
株主数(人) | - | 17 | 28 | 122 | 29 | 14 | 11,365 | 11,575 | - |
所有株式数(単元) | - | 31,428 | 3,101 | 57,715 | 3,578 | 823 | 67,760 | 164,405 | 49,500 |
所有株式数の割合(%) | - | 19.12 | 1.89 | 35.10 | 2.18 | 0.50 | 41.21 | 100.00 | - |
(注)自己株式7,565株は「個人その他」に75単元及び「単元未満株式の状況」に65株を含めて記載しております。
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| 2020年3月31日現在 | |
氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(千株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
エステー株式会社 | 東京都新宿区下落合1-4-10 | 1,728 | 10.49 |
公益財団法人 大下財団 | 広島市安佐南区祇園1-12-13 | 1,327 | 8.05 |
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) | 東京都中央区晴海1-8-11 | 672 | 4.08 |
株式会社みずほ銀行 | 東京都千代田区大手町1-5-5 | 580 | 3.52 |
株式会社広島銀行 | 広島市中区紙屋町1-3-8 | 574 | 3.49 |
大下産業株式会社 | 広島市安佐南区祇園1-12-13 | 561 | 3.41 |
住友化学株式会社 | 東京都中央区新川2-27-1 | 433 | 2.63 |
福山通運株式会社 | 広島県福山市東深津町4-20-1 | 300 | 1.82 |
大下 一明 | 広島市安佐南区 | 258 | 1.57 |
大下 俊明 | 広島市安佐南区 | 231 | 1.40 |
計 | - | 6,668 | 40.46 |
(注)上記の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は次のとおりであります。
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)672千株
計20名 男性 19名 女性 1名 (役員のうち女性の比率5.0%)
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (千株) | ||||||||||||||||||||||||
取締役会長 (代表取締役) | 大下 俊明 | 1948年10月16日生 |
| (注)4 | 231 | ||||||||||||||||||||||||
取締役社長 (代表取締役) | 大下 一明 | 1958年5月16日生 |
| (注)4 | 258 | ||||||||||||||||||||||||
取締役副社長 (代表取締役) 国内営業本部長 | 大下 宜生 | 1973年6月14日生 |
| (注)4 | 24 | ||||||||||||||||||||||||
専務取締役 国際本部長 | 下中 正博 | 1954年7月19日生 |
| (注)4 | 19 |
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (千株) | ||||||||||||||||||||||||||||
常務取締役 | 加藤 孝彦 | 1961年12月5日生 |
| (注)4 | - | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 広島工場長 生産本部長 | 井上 裕章 | 1965年9月19日生 |
| (注)4 | 11 | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 国際副本部長 | 力石 敬三 | 1955年3月8日生 |
| (注)4 | 3 | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 国際副本部長 | 村元 俊亮 | 1970年11月2日生 |
| (注)4 | 6 | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 管理本部長 | 郷原 和哉 | 1956年2月3日生 |
| (注)4 | - |
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (千株) | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 開発本部長 | 山﨑 聡 | 1969年2月27日生 |
| (注)4 | 1 | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 | 中野 佳信 | 1949年5月23日生 |
| (注)4 | - | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 | 山下 勝也 | 1945年8月8日生 |
| (注)4 | 1 | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 | 国富 純 | 1951年5月12日生 |
| (注)4 | - |
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (千株) | ||||||||||||||||
取締役 | 武井 康年 | 1951年4月2日生 |
| (注)4 | - | ||||||||||||||||
取締役 | 三宅 稔子 | 1980年9月17日生 |
| (注)4 | - | ||||||||||||||||
取締役 | 吉島 亨 | 1957年12月2日生 |
| (注)4 | - | ||||||||||||||||
監査役 (常勤) | 田辺 由來夫 | 1952年5月8日生 |
| (注)3 | 3 | ||||||||||||||||
監査役 | 嶋田 洋秀 | 1950年9月7日生 |
| (注)5 | - | ||||||||||||||||
監査役 | 早稲田 幸雄 | 1949年1月11日生 |
| (注)3 | 0 | ||||||||||||||||
監査役 | 菊池 欣也 | 1945年10月28日生 |
| (注)5 | - | ||||||||||||||||
計 | 562 |
(注)1.取締役 中野佳信、山下勝也、国富純、武井康年、三宅稔子及び吉島亨は、社外取締役であります。
2.監査役 早稲田幸雄及び菊池欣也は、社外監査役であります。
3.2020年6月26日開催の定時株主総会の終結の時から4年間
4.2020年6月26日開催の定時株主総会の終結の時から2年間
5.2019年6月27日開催の定時株主総会の終結の時から4年間
6.取締役社長 大下一明は、取締役会長 大下俊明の実弟であります。
7.取締役副社長 大下宜生は、取締役会長 大下俊明の娘婿であります。