業績の推移(百万円) | |||||||||
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売上高 | 営業利益 | % | 経常利益 | % | 当期利益 | % | 一株利益 | 一株配当 |
財務・CF(百万円) 2020/03/31 | |||
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総資産 | 5,410 | 営業CF | 537 |
純資産 | 1,810 | 投資CF | -93 |
自己資本比率 | 0.3 % | 財務CF | -445 |
資本金 | 384 | 現金等 | 1,149 |
四半期 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | ||||
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前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 |
累計 | 1Q | 1-2Q | 1-3Q | 1-4Q | 会社予想 | ||||
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前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 今期 |
有価証券報告書に記載した事業の概況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りであります。また、当社グループとして必ずしも重要なリスクとは考えていない事項及び具現化する可能性が必ずしも高くないと想定される事項についても、投資判断の上で、あるいは当社グループの事業活動を理解する上で重要と考えられる事項については、投資家及び株主に対する情報開示の観点から、積極的に記載しております。
なお、文中における将来に関する事項は、別段の表示がない限り、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性がある全てのリスクを網羅するものではありません。
(1) 事業環境に由来するリスク
① 事業環境の変化について
当社グループは、動物医療関連事業を主たる事業領域としていることから、飼育動物の頭数の影響を大きく受けると考えられます。飼育動物の頭数は、人口動態、景気動向等の影響を受けると考えられ、一部の調査におきましては近年は横ばい圏で推移しております。一方で動物の平均寿命は伸びてきており、高齢化による疾病が多様化していること、ペット保険の加入率が増加傾向にあること、動物1頭あたりにかける飼育費(診療費を含む)が増加傾向にあること等から、当社グループが手掛ける「動物の高度医療」に対するニーズはむしろ高まっていると認識しております。しかし上記の事業環境が悪化した場合には、当社グループの事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
② 競合について
当社グループが主たる事業領域としている動物医療業界におきましては、動物病院の数は増加傾向にあります。その大部分は地域に密着した病院(一次診療施設)であり、当社グループのような一次診療施設から紹介を受ける診療施設(二次診療施設)は、人的資源及び多額の資金を必要とすることから比較的参入障壁が高いと思われ、これまでのところ急速に増加しているとは認識しておりません。また、当社グループは多くの専門診療科を有するいわゆる総合診療施設を志向しており、複数の専門診療科の連携によって患者動物に最適な診療サービスを提供することで、他の二次診療施設との差別化を図っております。
現行の画像診断施設におきましても、当社の豊富な診療ノウハウの導入及び積極的な設備投資により、顧客のニーズに沿ったサービスの向上を図ってまいります。
しかしながら、今後当社グループが十分な差別化やサービス向上を図れなかった場合や、新規参入等により競争が激化し、診療数の減少が進んだ場合等には、当社グループの事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 新型コロナウイルス感染症について
当社グループは新型コロナウイルス感染症につきまして、従業員とその家族、来院する飼い主の安全確保、感染拡大防止に最優先に取り組んでおります。
当社グループが事業を展開する神奈川県、愛知県、東京都及び埼玉県におきまして、動物病院は「社会生活を維持する上で必要な施設」に分類され、事業の継続を要請されてきたことや、動物の二次診療サービスは比較的急を要するものが多いことから、新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響は、現時点では限定的であると見込んでおります。
上記の見込みは、新型コロナウイルスの感染症拡大が、2020年7月頃から徐々に収束に向かうことを前提としておりますが、感染症拡大が一般的な予想以上に長期化する場合には、以下のリスクが想定され、当社グループの事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
イ.当社グループ役職員が感染するリスク
当社グループ役職員が感染した場合、消毒などに必要な期間や、病院の運営に必要な職員が確保できなくなる場合等、病院の休業を余儀なくされる可能性があります。
ロ.消費動向に関するリスク
感染拡大の長期化に伴い、わが国の景気が大きく低迷した場合、個人の消費マインドの冷え込み等により、患者数が低下する可能性があります。
(2) 事業内容に由来するリスク
① 診療サービスの過誤について
当社グループは、提供する動物医療サービスの品質管理に細心の注意を払っておりますが、提供するサービスに過誤が生じるリスクがあります。その場合、当社グループは、サービスの過誤が原因で生じた損失に対する責任を追及される可能性があります。さらに、サービスに過誤が生じたことにより社会的評価が低下した場合は、当社グループのサービスに対するニーズが低下する可能性があります。これらの場合、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
② 診療動物間での感染症の流行について
当社グループでは、患者動物の感染症についても、診察時に患者動物の感染の有無の確認を行うことや感染症にかかった患者動物用の入院室を有していること等、厳重に対応しておりますが、患者動物の間で犬ジステンパー感染症、ケンネルコフ、猫のウイルス性上部気道感染症などの感染症が流行したことにより当社グループの社会的評価が低下した場合、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 施設の展開及び設備投資について
当社グループは日本の各地に積極的に施設(病院等)の展開を推進していく予定です。当社グループがサービスを提供していなかった地域に新たに施設を開設した場合、通常、顧客は徐々に増加してまいりますが、開設する地域によっては損益分岐点を上回るまでには相応の時間を要するため、開設からある程度の期間は赤字を計上する可能性があります。
また、既存施設においても、今後の顧客増加に備えるため、あるいは医療サービスの品質の向上を図るため、継続的な医療機器等の設備投資が必要であると認識しています。施設の新設や設備投資を行ったものの、顧客数、症例数が想定を下回った場合には、稼働率が低下することになり、減価償却費等の費用の増加を吸収できず、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
(3) 法的規制及び知的財産等に関するリスクについて
① 法的リスク
当社グループの動物医療関連事業につきましては、「獣医師法」、「獣医療法」、その他法令により規制を受けておりますが、今後、それらの法令の改廃または新たな規制が設けられる場合には、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、現時点においては、行政処分に該当する事象は発生していないものと認識しております。
イ.獣医師法
獣医師法では、獣医師の任務、免許の取得、免許の取消・業務の停止、義務等について定められており、同法の規制の動向によっては当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
ロ.獣医療法
獣医療法は、飼育動物の診療施設の開設及び管理に関し必要な事項並びに獣医療を提供する体制の整備のために必要な事項を定めること等により、適切な獣医療の確保を図ることを目的とした法律であり、診療施設の構造設備の基準、診療施設の管理、獣医療を提供する体制の整備のための基本方針等について定められており、同法の規制の動向によっては当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
ハ.その他法令、及び法令改正対応
前記獣医師法・獣医療法を始め当社グループが運営する事業に関係する法令改正については、管理部企画課を中心に情報収集を行っており、各部署において必要に応じた対応を行っています。
特に農林水産省より「獣医療を提供する体制の整備を図るための基本方針」(第四次の基本方針/2020年5月27日付)が公表され、当社グループの主な事業分野である小動物分野における獣医療に関して、「獣医師の養成と獣医療技術に関する研修体制の体系的な整備」、「小動物診療におけるチーム獣医療提供体制の充実」、「小動物分野の獣医療に対する監視指導体制の整備及び獣医療に関する相談窓口の明確化」等を図ることとされております。この基本方針に基づく法改正等の動向により、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
当基本方針に沿うものとして2019年6月に制定された「愛玩動物看護師法」は、今後ますます重要性が増していくことが想定される愛玩動物を対象とした動物看護師の資質向上・業務の適正を図ることを目的に、愛玩動物看護師の国家資格化を定める法律です。同法により、遅くとも2023年までに最初の国家試験が行われますが、当社グループが実践している獣医師と動物看護師の役割分担と連携を通じた「チーム獣医療」の提供の体制を充実させるため、同資格を取得する取組を推進してまいります。
② 情報管理に関するリスク
顧客や取引先の個人情報や機密情報を保護することは、企業としての信頼の根幹をなすものと認識しております。当社グループでは、社内管理体制を整備し、従業員に対する情報管理やセキュリティ教育等、情報の保護について様々な対策を推進しておりますが、万一、情報の漏洩が起きた場合、当社グループの信用は低下し、顧客等に対する賠償責任が発生する等、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 知的財産等に関するリスク
当社グループは、当社グループが運営する事業に関する知的財産権の獲得に努めるとともに、第三者の知的財産権を侵害しないように取組んでおります。当社グループは、本書提出日現在において、第三者より知的財産権に関する侵害訴訟等を提起されたり、またそのような通知を受けておりません。しかしながら、今後当該事業分野において第三者の権利が成立した場合または認識していない権利が既に成立している場合は、第三者より損害賠償及び使用差止め等の訴えを起こされる可能性並びに使用料等の対価の支払が発生する可能性があります。また、当社グループが使用する商標権が、第三者より侵害された場合には当社グループのブランドイメージが低下する可能性がある他、解決までに多くの時間と費用を要する可能性があります。それらの場合には、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
(4) その他のリスク
① 人材の確保及び育成について
当社グループにおいて専門性の高い獣医師をはじめとする優秀な人材の確保、育成及び定着は今後の業容拡大のための重要課題であります。これまで、給与・賞与支給水準の向上、退職金制度の創設などの待遇改善に努めてまいりました。また、新入社員及び中途入社社員に対する研修や、リーダー層となる中堅社員への幹部教育を通じ、将来を担う優秀な人材の育成に努め、社内研修・カンファレンス、症例報告会、学会発表の指導等を通じて役職員間のコミュニケーションを図ることで、定着率の向上を図っております。
しかしながら必要とする人材を採用できない場合、また採用、育成した役職員が当社の事業に寄与しなかった場合、あるいは育成した役職員が社外に流出した場合には、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
② 特定人物への依存について
当社の代表取締役社長である平尾秀博は、経営方針及び事業戦略等を決定するとともに、診療現場の運営にも携わっており、当社グループのビジネス全般について重要な役割を果たしております。
当社グループは、経営ノウハウの共有、権限移譲や組織の整備などにより、同氏に過度に依存しない事業体制の構築に努めてまいりますが、今後何らかの理由で同氏が業務を執行することが困難となった場合は、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 自然災害・火災・事故への対応について
地震、風水害等の自然災害により、事務所・設備・社員とその家族等に被害が発生した場合には、当社グループの財政状態及び業績等が悪影響を受ける可能性があります。また、当社グループは安全を第一とし、労使間において安全衛生委員会を設けて、安全対策の推進、安全教育の実施等を行っておりますが、万一、重大な労働災害、事故等が発生した場合には、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
④ 有利子負債依存度について
当社グループは、設備投資費用や運転資金に必要な資金を主に金融機関からの借入で調達しており、有利子負債が3,404,177千円(2020年3月末現在)、有利子負債依存度が57.4%と高い状況にあります。現状は借り換えも含め順調に調達ができておりますが、今後、金利水準が上昇した場合や計画どおりに資金調達ができなかった場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
⑤ 配当政策について
当社グループは、株主に対する利益還元を重要な経営課題の一つとして位置付けております。経営基盤の強化及び積極的な事業展開のために内部留保の充実を図りつつ、株主への利益の還元を検討する方針でありますが、
通期業績、財政状態及びその他の状況の変化によっては、利益還元に影響を及ぼす可能性があります。
⑥ 潜在株式について
当社は、当社グループの役員及び従業員に対するインセンティブを目的として、新株予約権(以下、「ストック・オプション」といいます。)を付与しており、今後も新たなストック・オプションの付与を検討する可能性があります。当期末におけるストック・オプションによる潜在株式数は109,000株であり、当期末の発行済株式総数の4.5%に相当いたします。このストック・オプションが行使された場合には、1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があります。また、株式市場で売却された場合は、需給バランスに変動が生じ、株価形成に影響を及ぼす可能性があります。
⑦ 財務制限条項について
当社が複数の金融機関との間で締結している借入にかかわる契約の一部には、財務制限条項が定められております。今後、当社の経営成績が著しく悪化するなどして財務制限条項に抵触した場合、借入先金融機関の請求により当該借入についての期限の利益を喪失し、一括返済を求められるなどして、財政状況及び業績等に影響を及ぼす可能性があります。
回次 | 第11期 | 第12期 | 第13期 | 第14期 | 第15期 | |
決算年月 | 2016年3月 | 2017年3月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 | |
売上高 | (千円) | 2,093,414 | 2,191,563 | 2,258,890 | 2,563,690 | 2,734,051 |
経常利益 | (千円) | 232,069 | 279,895 | 263,501 | 404,966 | 450,969 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | (千円) | 214,817 | 229,414 | 208,092 | 294,931 | 312,818 |
包括利益 | (千円) | 214,817 | 229,414 | 208,092 | 294,931 | 312,818 |
純資産額 | (千円) | 995,993 | 1,228,408 | 1,527,881 | 1,828,858 | 2,133,897 |
総資産額 | (千円) | 4,160,746 | 5,125,602 | 5,932,567 | 6,088,229 | 5,928,743 |
1株当たり純資産額 | (円) | 426.60 | 524.80 | 634.10 | 755.20 | 879.93 |
1株当たり当期純利益金額 | (円) | 92.91 | 98.09 | 87.63 | 122.06 | 128.79 |
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 | (円) | 87.35 | 93.18 | 83.34 | 117.01 | 124.24 |
自己資本比率 | (%) | 23.9 | 24.0 | 25.8 | 30.0 | 36.0 |
自己資本利益率 | (%) | 26.0 | 20.6 | 15.1 | 17.6 | 15.8 |
株価収益率 | (倍) | 16.14 | 20.01 | 34.98 | 22.94 | 11.94 |
営業活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | 431,832 | 428,643 | 344,407 | 741,434 | 537,979 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △348,052 | △1,120,657 | △797,866 | △108,238 | △93,455 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | 33,211 | 699,887 | 485,488 | △273,194 | △445,593 |
現金及び現金同等物の期末残高 | (千円) | 750,444 | 758,317 | 790,346 | 1,150,347 | 1,149,278 |
従業員数 | (人) | 129 | 142 | 163 | 175 | 188 |
(外、平均臨時雇用者数) | (22) | (22) | (19) | (25) | (28) |
(注)売上高には、消費税等は含まれておりません。
当社グループは、当社及び連結子会社の株式会社キャミックの2社で構成され、動物医療業界における高度医療を提供することを目的としております。
動物と人間との絆「ヒューマン・アニマル・ボンド」が叫ばれる中、動物も家族の一員であり、人間と同じように放射線治療装置やmri、ctなどの先進医療設備を備えた施設で専門知識と経験を持った獣医師に診療してもらいたいというニーズが、飼い主の間で年々高まっています。当社グループは、このような社会の要請に応えるべく誕生した、動物医療業界では画期的な高度医療専門の施設で構成されております。
診療の質を高めるためには、飼い主にとってかかりつけの動物病院(一次診療施設)との緊密な連携が不可欠なものと位置づけ、かかりつけの動物病院からの紹介による診療(二次診療)のみを行っております。
当社グループは、このような高度医療(二次診療)を実践すると同時に、若い臨床獣医師が世界に通用する最先端医療を学ぶことができる「教育の場」、診療の質を高める新しい技術やツールの開発を行う「臨床研究の場」を提供し、広く社会に貢献していきたいと考えております。
当社グループは、動物医療関連事業の単一セグメントでありますが、当該事業を以下の3つに分類しております。
(1) 二次診療サービス(当社)
当社において、一次診療施設からの紹介を受け、特定の専門分野を持った獣医師が、高度な医療機器を使用して行う、診察、検査、投薬、手術等の診療サービスであります。サービスの提供を行った際に飼い主から診療費を受け取っており、一次診療施設からは紹介料等は受け取っていません。
(2) 画像診断サービス(株式会社キャミック)
株式会社キャミックにおいて、一次診療施設からの紹介を受け、専門知識を有する獣医師が、高度な医療機器を使用して行う、画像の撮影・読影・診断等のサービスであります。飼い主から診断費を受け取っており、一次診療施設からは紹介料等は受け取っていません。
(3) その他(当社)
上記の診療・画像診断以外の、主に一次診療施設及び一般消費者向けの物品販売等であります。
[事業系統図]
[診療の流れ]
① 飼い主がかかりつけの動物病院(一次診療施設)に相談
⇒a.飼い主が二次診療(検査、治療、手術、入院等)を希望する場合
② 一次診療施設から当社に症例として紹介。
→症状、検査データ等の情報共有を行い、担当の診療科と予約日時を確定
③ 予約日時に飼い主と患者動物が当社の診療施設に来院(初診)
→検査、投薬、手術、入院等の診療実施(症例により診療の内容は異なります)
④ 診療の途中経過及び結果を一次診療施設にフィードバック
⑤ 一次診療施設で術後のケアや継続治療を実施
⇒b.飼い主が画像による診断のみを希望する場合
②’一次診療施設からキャミックに検査依頼、予約日時の確定
③’予約日時に飼い主と患者動物がキャミックの診断施設に来院して画像撮影、読影
④’画像診断結果を一次診療施設にフィードバック
⑤’一次診療施設でその後の治療方針を検討の上、診療を継続
[当社グループの事業の特徴]
(1) 連携病院について
当社の理念に賛同していただいた全国各地の動物病院が「連携病院」として登録、当社より、①当社ウェブサイトにおける連携病院としての紹介 ②学術情報等の提供 ③診療手術への参加 ④当社施設の利用(有料) 等のサービス提供を行っております。なお、連携病院数は2020年3月31日現在で3,747病院であります。
(2) 二次診療について
当社は、川崎本院(神奈川県川崎市高津区)、名古屋病院(愛知県名古屋市天白区)、東京病院(東京都足立区)において二次診療を行っております。
診療の質を高めるためには、飼い主のかかりつけの動物病院(一次診療施設)との緊密な連携が不可欠なものと位置づけ、完全紹介によってのみ診療を行い、診療後のケアは一次診療施設に要請する体制をとっております。
基本的には担当の専門診療科が複数の獣医師・スタッフから成るチームを編成し、診療にあたっております。
必要な場合は、専門診療科の枠を越え、診療科横断的に診療を行うことがあります。これは単科の病院にはない、以下の11の専門診療科を有する総合病院である当社の強みを活かしたものであります。
<診療科>(提出日現在)
循環器科、呼吸器科、消化器科、泌尿生殖器科、腫瘍科、放射線/画像診断科、麻酔科/手術部、脳神経科、
整形科、眼科、カウンセリング/理学療法科
(3) 画像診断について
株式会社キャミックは、首都圏4ヶ所(東京都江戸川区、東京都練馬区、東京都世田谷区、埼玉県川口市)の施設において、画像診断サービスを行っております。
当社の二次診療施設と同様に完全紹介制をとっており、一次診療施設から画像診断のみを希望する飼い主・患者動物の紹介を受け、mri、ctを用いて画像の撮影を行い、所見をつけて一次診療施設に報告するもので、基本的なスタンスは一次診療施設のサポートであります。
(4) その他のサービスについて
当社グループは、上記の通り診療、画像診断等、主に獣医師が行う「医療サービス」を行っておりますが、今後は動物医療関連の物品販売等、診療以外の分野においても、一次診療施設をサポートすることを模索してまいります。
当連結会計年度におけるわが国の経済は、横ばい圏で推移しておりましたが、消費税率引き上げや新型コロナウイルス感染症の影響で年度末にかけて急速に悪化しました。鉱工業生産は、海外経済の減速や世界的なit需要の減退に伴う輸出の低迷などから弱い動きが続いております。企業収益は製造業を中心に悪化しました。設備投資は、堅調に推移してきましたが、企業収益の悪化を受けて年度後半は弱い動きとなりました。個人消費は、消費税率引き上げや、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う各種イベントの中止、外出自粛の影響などから落ち込んでおります。なお、政府は2020年3月の月例経済報告で景気の基調判断を下方修正しました。
当社グループが属する動物医療業界におきましては、犬飼育頭数は減少傾向にあるものの、猫飼育頭数は増加しており、全体としては微増で推移しております。動物1頭あたりの医療費を含む支出額は増加を続けております。また、犬猫の高齢化に伴い、疾病が多様化する中で飼い主の動物医療に対する多様化・高度化要請は高まってきております。
当連結会計年度におきましては、当社グループは、飼い主のかかりつけ動物病院(一次診療施設)と連携して飼い主のニーズに沿った高度医療(二次診療)を実践するとともに、当社グループにとっての営業活動としての位置づけである、診療実績を発表するための学会報告や、獣医師向けセミナー開催を積極的に行うことにより、動物医療業界における信頼の獲得、認知度の向上と、それに伴う紹介症例数の増加に努めてまいりました。新型コロナウイルス感染症の影響は軽微であり、全体として初診数(新規に受け入れた症例数)は6,476件(前連結会計年度比7.4%増)、総診療数(初診数と再診数の合計)は25,307件(前連結会計年度比6.2%増)、手術数は1,977件(前連結会計年度比9.7%増)となりました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高2,734,051千円(前連結会計年度比6.6%増)、営業利益430,685千円(前連結会計年度比8.4%増)、経常利益450,969千円(前連結会計年度比11.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益312,818千円(前連結会計年度比6.1%増)と増収増益となりました。
なお、株主への利益還元と資本効率の向上及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため、2020年3月から5月にかけて、自己株式の取得を行いました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、営業活動による資金の増加537,979千円、投資活動による資金の減少93,455千円、財務活動による資金の減少445,593千円の結果、前連結会計年度末に比べ1,069千円減少し、1,149,278千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は、537,979千円(前連結会計年度比27.4%減)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益451,648千円、減価償却費217,946千円、未払消費税等の減少50,892千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、93,455千円(前連結会計年度比13.7%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出68,909千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、445,593千円(前連結会計年度比63.1%増)となりました。これは主に、長期借入れによる収入100,000千円、及び長期借入金の返済による支出530,189千円等によるものであります。
【セグメント情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
当社グループは、動物医療関連事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当社グループは、動物医療関連事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
単一のサービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の外部顧客の売上高がないため、該当事項はありません。
(2)有形固定資産
本邦以外に所有している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%を占める相手先がいないため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
単一のサービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の外部顧客の売上高がないため、該当事項はありません。
(2)有形固定資産
本邦以外に所有している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%を占める相手先がいないため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
当社グループは、動物医療関連事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、横ばい圏で推移しております。鉱工業生産は、海外経済の減速や世界的なit需要の減退に伴う輸出の低迷などから弱い動きとなっております。企業収益は高水準を維持しておりますが、製造業を中心に弱含んでおります。設備投資は、企業収益が高水準を維持する中、堅調に推移しております。個人消費は、緩やかな持ち直しが続いておりますが、消費税引き上げ後は駆け込み需要の反動で落ち込んでおります。
このような環境のなか、当社グループは、動物医療業界において、飼い主のかかりつけ動物病院(一次診療施設)と連携して高度医療への取り組みを続けるとともに、当社グループ内の診療実績を発表するための学会報告や、獣医師向けセミナー開催を積極的に行うことにより、動物医療業界における信頼の獲得、認知度の向上と、それに伴う紹介症例数の増加に努めてまいりました。全体として初診数(新規に受け入れた症例数)は4,869件(前年同期比8.1%増)、総診療数(初診数と再診数の合計)は18,793件(前年同期比5.4%増)、手術数は1,445件(前年同期比8.4%増)となりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は2,048,730千円(前年同期比6.5%増)、営業利益は334,804千円(前年同期比6.5%増)、経常利益は341,613千円(前年同期比6.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は243,357千円(前年同期比6.5%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は1,448,432千円となり、前連結会計年度末に比べ31,982千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が減少したことによるものであります。固定資産は4,515,769千円となり、前連結会計年度末に比べ92,045千円減少いたしました。これは主に減価償却によるものであります。
この結果、総資産は、5,964,201千円となり、前連結会計年度末に比べ124,027千円減少いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は845,183千円となり、前連結会計年度末に比べ45,249千円減少いたしました。これは主に未払消費税等が減少したことによるものであります。また、固定負債は3,041,856千円となり、前連結会計年度末に比べ327,080千円減少いたしました。これは主に長期借入金の返済によるものであります。
この結果、負債合計は、3,887,040千円となり、前連結会計年度末に比べ372,330千円減少いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は2,077,161千円となり、前連結会計年度末に比べ248,302千円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益243,357千円によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題ついて重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額はありません。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
区分 | 当期首残高 (千円) | 当期末残高 (千円) | 平均利率 (%) | 返済期限 |
1年以内に返済予定の長期借入金 | 522,379 | 511,499 | 0.399 | - |
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く) | 3,311,987 | 2,892,678 | 0.418 | 2021~2035年 |
合計 | 3,834,366 | 3,404,177 | - | - |
(注)1.平均利率については、期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下の通りであります。
| 1年超2年以内 (千円) | 2年超3年以内 (千円) | 3年超4年以内 (千円) | 4年超5年以内 (千円) |
長期借入金 | 508,779 | 426,321 | 356,212 | 335,278 |
「動物にも人間と同じような高度な医療を受けさせたい」というニーズが、飼い主の間で年々高まっています。
当社グループは、このような社会のニーズに応え、動物医療を通じて広く社会に貢献するとともに、企業価値並びに株主価値の増大を図ることを経営方針としております。
当社グループは、当該経営方針に基づき、新技術の導入、設備の充実を図ることにより顧客満足度を高めるとともに、全国的に拠点を展開することを中長期的な経営目標としております。
なお、創業以来当社の基本となっている経営理念は以下の3つであります。
① 高度医療(二次診療)
地域の動物病院と連携して「高度医療(二次診療)」を提供する
② 臨床研究
動物医療の現場で直接役に立つ「臨床研究」にチャレンジする
③ 人材育成
動物医療の現場を支える「人材育成」に力を注ぐ
当社グループでは、「初診数」(新規に受け入れた症例数)を最も重要な経営指標であると考えております。 これは、当社グループがこれまでに行った診療サービスに対する飼い主及び一次診療施設の満足度が現れたものと認識しており、役職員一同「初診数」を増やすことを目標に業務にまい進しております。また、初診数増加の結果としての「売上高」、「経常利益」も重視しております。
2005年9月 | 動物医療界において「臨床や教育現場で活躍する人材の教育」の環境を整え、「動物医療技術の向上を担う臨床研究」にチャレンジし、地域の連携病院と協力して「高度医療(二次診療)」を提供することを目的として、神奈川県川崎市高津区に株式会社日本動物高度医療センターを設立 |
2007年6月 | 本店所在地(神奈川県川崎市高津区)に小動物(対象は犬及び猫に限定)の二次診療施設(川崎本院)として8診療科(総合診療科、循環器科、腫瘍科、放射線科、皮膚科、眼科、麻酔科、カウンセリング科)にて開業 |
2007年12月 | 放射線治療器の稼働を開始 |
2008年2月 | 神奈川県横浜市中区に動物医療分野の事業に関するコンサルティングを行うjcアライアンス株式会社を100%子会社として設立 |
2008年4月 | 組織改編により総合診療科を廃止し、呼吸器科、消化器科、泌尿生殖器科、脳神経科、整形科、歯科を新設し、13診療科となる |
2009年3月 | 民間では初めて、「小動物臨床研修診療施設」として農林水産大臣より指定を受ける |
2010年3月 | 学会発表、研究開発を統括する社内横断的な組織として、学術部門を新設する。歯科を廃止し、12診療科となる |
2011年12月 | 愛知県名古屋市天白区に名古屋病院を開業 |
2012年3月 | 川崎本院にて皮膚科を廃止し、現行の11診療科(循環器科、呼吸器科、消化器科、泌尿生殖器科、腫瘍科、放射線/画像診断科、麻酔科/手術部、脳神経科、整形科、眼科、カウンセリング/理学療法科)となる |
2014年1月 | 高度医療機器を用いた動物の画像診断施設を運営する株式会社キャミック(現・連結子会社、本店:神奈川県川崎市高津区)の発行済株式の100%をオリンパスビジネスクリエイツ株式会社より取得し、子会社化 |
2015年3月 | 東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2016年7月 2018年1月 | 連結子会社jcアライアンス株式会社を吸収合併 東京都足立区に東京病院を開業 |
当社グループは、株主に対する利益還元を重要な経営課題の一つとして位置付けております。創業以来、当社グループの事業は拡大を続けており、経営基盤の強化及び積極的な事業展開のために内部留保の充実を図り、財務体質の強化と事業拡大のための投資等に充当し、より一層の業容拡大を目指すことが株主に対する最大の利益還元に繋がると考え、2019年3月期まで無配当としてまいりました。2020年3月期におきましては、株主に対する利益還元と、資本効率の向上及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するために、自己株式の取得を初めて実施いたしました。
今後においても、経営成績及び財政状態を勘案しながら、株主への利益の還元を検討する方針でありますが、次期の配当につきましては、現時点においては無配を予定しております。また、自己株式の取得につきましては、財務状況、株価の動向等を勘案しながら、1株当たりの株主価値とroeの向上を目的として機動的に実施してまいります。
剰余金の配当を行う場合には、年1回の期末配当を基本方針としております。また、当社は、毎年9月30日を基準日として中間配当を行うことができる旨、および、基準日を定めて剰余金の配当を行うことができる旨を定款に定めております。
これらの剰余金の配当の決定機関は取締役会であります。
なお、当社は連結配当規制適用会社であります。
種類 | 事業年度末現在発行数(株) (2020年3月31日) | 提出日現在発行数(株) (2020年6月25日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
普通株式 | 2,433,700株 | 2,435,700株 | 東京証券取引所 (マザーズ) | 単元株式数100株 |
計 | 2,433,700株 | 2,435,700株 | - | - |
(注)1.発行済株式のうち35,000株は現物出資(金銭報酬債権74,480千円)によるものであります。
2.「提出日現在発行数」欄には、2020年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は含まれておりません。
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| 2020年3月31日現在 | ||
区分 | 株式の状況(1単元の株式数100株) | 単元未満株式の状況(株) | |||||||
政府及び地方公共団体 | 金融機関 | 金融商品取引業者 | その他の法人 | 外国法人等 | 個人その他 | 計 | |||
個人以外 | 個人 | ||||||||
株主数(人) | - | 7 | 22 | 29 | 23 | 5 | 3,672 | 3,758 | - |
所有株式数 (単元) | - | 1,311 | 2,045 | 2,015 | 2,626 | 27 | 16,278 | 24,302 | 3,500 |
所有株式数の割合(%) | - | 5.394 | 8.414 | 8.291 | 10.805 | 0.111 | 66.982 | 100.000 | - |
(注)自己株式8,648株は、「個人その他」に86単元、「単元未満株式の状況」に48株含まれております。
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| 2020年3月31日現在 | |
氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数 (株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
風越建設株式会社 | 神奈川県横浜市中区相生町3丁目56-1 | 120,000 | 4.95 |
goldman sachs international (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | plumtree court,25 shoe lane,london ec4a 4au,u.k. (東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー) | 108,724 | 4.48 |
ssbtc client omnibus account (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部) | one lincoln street,boston,ma,u.s.a,02111 (東京都中央区日本橋3丁目11-1) | 90,000 | 3.71 |
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) | 東京都中央区晴海1丁目8-11 | 89,300 | 3.68 |
株式会社sbi証券 | 東京都港区六本木1丁目6-1 | 69,854 | 2.88 |
岡崎 博 | 愛知県名古屋市中区 | 54,800 | 2.26 |
大津 光義 | 東京都文京区 | 50,000 | 2.06 |
楽天証券株式会社 | 東京都世田谷区玉川1丁目14-1 | 47,900 | 1.98 |
平尾 秀博 | 東京都世田谷区 | 47,100 | 1.94 |
正岡 敦喜 | 神奈川県横浜市戸塚区 | 45,200 | 1.86 |
計 | - | 722,878 | 29.81 |
男性7名 女性-名 (役員のうち女性の比率-%)
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(株) |
代表取締役社長 診療本部長 兼第一診療部長 | 平尾 秀博 | 1969年6月1日生 | 1999年4月 有限会社センターヴィル動物病院入社 2004年4月 東京農工大学技術職員 2007年4月 当社入社、循環器・呼吸器科、泌尿生殖器・消化器科、放射線・画像診断科各科長、大阪開設準備室長を歴任 2014年1月 当社診療本部長(現任) 2014年1月 当社取締役 2014年7月 当社第一診療部長(現任) 2014年11月 当社代表取締役社長(現任) | (注)5 | 47,100 |
取締役 川崎本院院長 兼第三診療部長 | 松永 悟 | 1965年4月1日生 | 1996年1月 東京大学農学部附属家畜病院(現東京大学大学院農学生命科学研究科附属動物医療センター)助手 2007年8月 当社入社、脳神経科、整形科、麻酔科各科長を歴任 2013年4月 当社川崎本院院長(現任) 2014年1月 当社取締役(現任) 2014年4月 株式会社キャミック取締役 2014年7月 当社第三診療部長(現任) 2015年3月 株式会社キャミック代表取締役社長(現任) | (注)5 | 20,000 |
取締役 管理本部長 兼管理部長 | 石川 隆行 | 1964年7月29日生 | 1987年4月 株式会社東海銀行(現株式会社三菱ufj銀行)入行 2004年5月 リマーク株式会社取締役副社長 2005年9月 安田企業投資株式会社入社 2008年9月 当社社外取締役 2011年5月 当社社外取締役退任 2012年5月 当社入社 2012年11月 当社管理部長(現任) 2014年1月 当社取締役(現任) 2014年7月 当社管理本部長(現任) 2017年7月 当社事業開発部長 | (注)5 | 22,200 |
取締役 (監査等委員) | 有川 弘 | 1945年8月26日生 | 1968年4月 株式会社協和銀行(現株式会社りそな銀行)入行 1999年6月 あさひ銀保証株式会社(現りそな保証株式会社)取締役 2002年5月 あさひ債権回収株式会社(現りそな債権回収株式会社)監査役 2006年10月 株式会社パシフィックネット社外監査役(現任) 2012年6月 当社社外監査役 2014年1月 株式会社キャミック監査役 (現任) 2016年6月 当社社外取締役(監査等委員・常勤)(現任) | (注)6 | - |
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(株) |
取締役 (監査等委員) | 川端 節夫 | 1949年3月2日生 | 1973年4月 株式会社木村晴一建築事務所入社 1978年4月 富山建設工業株式会社入社 1999年8月 株式会社kmdコーポレーション代表取締役(現任) 2000年7月 風越建設株式会社取締役 2005年7月 風越建設株式会社代表取締役社長 2007年8月 当社社外取締役 2013年7月 風越建設株式会社取締役会長 2016年6月 当社社外取締役(監査等委員)(現任) | (注)6 | 10,000 |
取締役 (監査等委員) | 吉島 彰宏 | 1964年1月9日生 | 1987年4月 安田生命保険相互会社(現明治安田生命保険相互会社)入社 1990年9月 エヌイーディー株式会社入社 1999年4月 安田企業投資株式会社入社 2009年4月 個人事務所(y's associates)設立、y's associates 代表(現任) 2010年6月 クオン株式会社社外監査役 2013年6月 当社社外監査役 2013年8月 ワンダープラネット株式会社社外監査役(現任) 2016年6月 当社社外取締役(監査等委員)(現任) 2018年1月 dr.joy株式会社社外監査役 (現任) 2018年3月 株式会社トレタ取締役(監査等委員) 2020年1月 株式会社トレタ取締役(現任) | (注)6 | - |
取締役 (監査等委員) | 長谷川 輝夫 | 1951年10月3日生 | 1975年4月 株式会社協和銀行(現株式会社りそな銀行)入行 1997年9月 共同債権買取機構業務部長 2000年2月 株式会社あさひ銀総合研究所(現りそな総合研究所株式会社)東京本社営業部長 2012年3月 当社監査役 2013年2月 当社取締役管理本部長 2014年4月 株式会社パシフィックネット仮監査役 2014年8月 株式会社パシフィックネット社外監査役(現任) 2017年12月 株式会社ケンネット監査役(現任) 2018年6月 当社取締役(監査等委員) (現任) 2018年12月 株式会社テクノアライアンス監査役(現任) | (注)6 | - |
計 | 99,300 |
(注)1.当社は、監査等委員会の監査・監督機能の強化や情報収集の充実、内部監査室との密な連携を図るために、監査等委員の有川弘氏を常勤監査等委員に選定しております。
2.取締役(監査等委員)有川弘、川端節夫及び吉島彰宏の3氏は、社外取締役であります。
3.取締役(監査等委員・常勤)有川弘氏は、2006年10月から株式会社パシフィックネットの監査役に就任し、通算13年にわたり決算手続及び財務諸表等の監査等に従事しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有するものであります。
4.取締役(監査等委員)有川弘、川端節夫及び吉島彰宏の3氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。
5.2020年6月24日開催の定時株主総会の時から1年間であります。
6.2020年6月24日開催の定時株主総会の時から2年間であります。