業績の推移(百万円) | |||||||||
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売上高 | 営業利益 | % | 経常利益 | % | 当期利益 | % | 一株利益 | 一株配当 |
財務・CF(百万円) 2020/03/31 | |||
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総資産 | 13,727 | 営業CF | 1,206 |
純資産 | 3,049 | 投資CF | -240 |
自己資本比率 | 0.2 % | 財務CF | -938 |
資本金 | 700 | 現金等 | 2,944 |
四半期 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | ||||
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前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 |
累計 | 1Q | 1-2Q | 1-3Q | 1-4Q | 会社予想 | ||||
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前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 今期 |
当社グループの事業展開その他に関するリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を以下に記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資判断あるいは当社グループの事業活動を理解するうえで、重要と考えられる事項については投資者に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。
当社グループは、これらのリスクが発生する可能性を認識したうえで発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は本項及び本書中の本項目以外の記載内容も併せて慎重に検討したうえで行われる必要があります。また、以下の記載は当社株式への投資に関連するリスクを全て網羅するものではありません。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
過去3年間の連結売上高の上半期・下半期の実績は以下のとおりであります。
| 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | ||||||
上半期 | 下半期 | 合計 | 上半期 | 下半期 | 合計 | 上半期 | 下半期 | 合計 | |
売上高 (百万円) | 3,381 | 7,103 | 10,484 | 3,714 | 8,174 | 11,889 | 6,738 | 9,742 | 16,481 |
構成比(%) | 32.2 | 67.8 | 100.0 | 31.2 | 68.8 | 100.0 | 40.9 | 59.1 | 100.0 |
当社グループの主要取引先業界における製品の納入・設置時期は、下半期の特に連結会計年度末に集中する傾向にあります。従いまして、納入時期の遅れ等により売上がそのまま翌連結会計年度にずれ込み、当連結会計年度の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは「世の中に必要不可欠な会社を創造する」ことを社是に掲げ、常に市場のニーズに合った製品を提供するべく製品開発及び技術革新に取り組んでおります。ただし、開発期間の長期化、代替技術・商品の出現等の要因により、最適な時期に、最適な製品を市場に供給できない可能性があります。この場合、業績及び成長見通しに影響が及ぶことが考えられます。
当社グループが製品を展開している分野において、顧客からの納入価格引下げの要求は依然として強まる傾向にあり、価格競争が激しくなっております。価格下落が想定を大きく上回り、かつ、長期にわたった場合、業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。
製品の品質維持・管理には当社グループを挙げて取り組んでおりますが、予期しない事情により製品に不具合が生じる可能性があります。この場合、高額な改修費用等の発生、市場での信用の失墜等により、業績に影響を及ぼすことが考えられます。
当社グループが取得している知的財産権を第三者が無断使用して類似品を製造することで、損害を受けることがあります。また、当社グループの製品が第三者の知的財産権を侵害するとの主張を受ける可能性もあります。これらの場合、当社グループの主張が認められないときは、今後の事業展開及び業績に影響を及ぼすことが考えられます。
当社グループでは、装置メーカー等の顧客にユニットを供給するoemビジネスを展開しております。しかし、顧客への供給は、顧客の業績や経営方針の転換等、当社グループが介入不可能な要因に大きく影響を受けることがあり、業績の悪化や在庫過多につながる可能性があります。
当社グループでは、チケット(t)、紙幣(b)、コイン(c)、カード(c)処理装置に関する高度な専門技術に精通した人材の確保・育成が不可欠であります。しかし、優秀な人材の確保・育成が計画通りに進まない場合、将来的には業績及び成長の見通しに影響を及ぼす可能性があります。
当社グループの製品製造は、適時適価の資材調達が基本となっておりますが、資材業者の事故等により調達が不安定になる可能性があります。この場合、特定の業者以外から適時に代替品を入手することは難しく、製品供給が滞り、業績に影響を及ぼすことが考えられます。
当社グループは日本全国に事業所を設置しておりますが、これらの地域において大規模災害が発生した場合、物流機能の麻痺等により顧客への製品供給が滞り、業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、新型コロナウイルス感染症拡大により世界的な経済活動の停滞が続いた場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループを相手とした訴訟が発生し、当社グループ側の主張・予測と異なる結果になった場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループの従業員退職給付費用及び債務を算出する際に設定している前提条件等が、実際の経済状況、その他の要因によって変動した場合、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
借入による資金調達は、金利等の市場環境・資金需給の影響を強く受けるため、これらの環境の変化により、当社グループの財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
回次 | 第47期 | 第48期 | 第49期 | 第50期 | 第51期 | |
決算年月 | 2016年3月 | 2017年3月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 | |
売上高 | (千円) | 10,890,665 | 11,128,691 | 10,484,549 | 11,889,763 | 16,481,125 |
経常利益又は経常損失(△) | (千円) | 283,157 | 113,863 | 168,386 | △660,944 | 1,205,970 |
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) | (千円) | 201,047 | 19,633 | 25,114 | △486,868 | 827,794 |
包括利益 | (千円) | 23,256 | 112,292 | 136,732 | △507,058 | 773,952 |
純資産額 | (千円) | 2,625,584 | 2,693,778 | 2,786,434 | 2,235,389 | 2,965,317 |
総資産額 | (千円) | 14,079,761 | 14,929,878 | 14,990,438 | 15,883,011 | 16,152,561 |
1株当たり純資産額 | (円) | 596.87 | 612.40 | 633.48 | 508.20 | 674.15 |
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) | (円) | 45.70 | 4.46 | 5.71 | △110.69 | 188.19 |
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | (円) | ― | ― | ― | ― | ― |
自己資本比率 | (%) | 18.6 | 18.0 | 18.6 | 14.1 | 18.4 |
自己資本利益率 | (%) | 7.63 | 0.74 | 0.92 | ― | 31.83 |
株価収益率 | (倍) | 13.44 | 171.17 | 209.30 | ― | 4.89 |
営業活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | 488,472 | 698,598 | 146,194 | 445,032 | 1,206,921 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △115,798 | △628,936 | △119,474 | △76,206 | △240,778 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △451,378 | 252,102 | △515,456 | △161,930 | △938,971 |
現金及び現金同等物の期末残高 | (千円) | 2,877,221 | 3,198,986 | 2,710,250 | 2,917,145 | 2,944,316 |
従業員数 | (人) | 629 | 622 | 610 | 593 | 586 |
[外、平均臨時雇用者数] | [―] | [―] | [―] | [―] | [―] |
(注) 1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3.第50期の自己資本利益率及び株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しているため記載しておりません。
4.2017年10月1日付で普通株式2株につき1株の割合で株式併合を行っております。第47期の期首に当該株式併合が行われたものと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社高見沢サイバネティックス)、子会社3社及びその他の関係会社1社により構成されており、事業は電子制御機器の設計、製造、販売、設置、保守を行っております。
事業内容と当社及び関係会社の当該事業における位置付けは、次のとおりであります。
区分 | 主要な会社 | |
電子制御機器 | 交通システム機器 | 自動券売機をはじめとした出改札機器、ホームドアシステム等を当社が設計、製造し、鉄道事業者を中心に販売しております。また、㈱高見沢サービスには、各種機器の設置・調整及び保守サービスを委託しております。 |
| メカトロ機器 | 各種ユニットを当社が設計、製造し、装置メーカーに販売しております。なお、富士電機㈱とは、一部製品の相互供給を行っております。 |
| 特機システム機器 | セキュリティシステム・防災計測システム・パーキングシステムを当社が設計、製造、販売しております。なお、㈱高見沢サービスには、各種機器の設置・調整及び保守サービスのほか、入場券発売機等の販売、駐輪場の運営管理業務を委託しております。また、㈱高見沢メックスには、防災計測システムの一部の設計、製造を委託しております。また、㈱高見沢ソリューションズには、各種機器のシステム設計のほか、設計の一部を委託している外注会社と当社設計部門の開発プロセス管理を委託しております。 |
以上の企業集団等について図示すると次のとおりであります。
(注) 無印 連結子会社
※1 非連結子会社で持分法非適用会社
※2 その他の関係会社
当連結会計年度におけるわが国経済は、通商問題や中国経済の動向など、海外経済の不安定要素が存在するなか、雇用、所得環境の改善などにより緩やかに回復しておりましたが、2020年初頭より新型コロナウイルス感染症が急速に拡大し、先行き不透明な状況で推移しました。
この様な経済環境のもと、当社グループは、自動券売機・icカード自動化機器等の駅務システムやホームドアシステムを中心とした「交通システム機器」、金融・汎用機器向けユニットを中心とした「メカトロ機器」、セキュリティシステム、防災計測システム及びパーキングシステムを中心とした「特機システム機器」の専門メーカーとして、鋭意営業活動の展開に注力してまいりました。
また、技術部門及び生産部門におきましては、本年4月に社内加工設備の更新を行い、試作品の作成から製品の量産化までに掛かる期間の短縮と、部品の内製化による生産コストの削減に向けた取り組みを行ってまいりました。
この様に諸施策を積極的に推進してまいりました結果、主に交通システム機器において、自動券売機をはじめとする出改札関連機器の複数の大型案件対応や機器の改造等により売り上げが増加したこと、また、特機システム機器が堅調に推移したことなどにより、当連結会計年度の売上高は164億8千1百万円(前連結会計年度比38.6%増)となりました。
また、損益面につきましては、売上高の増加、売上原価率の良化等により、営業利益12億4千万円(前連結会計年度は6億1千9百万円の損失)、経常利益12億5百万円(同6億6千万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益8億2千7百万円(同4億8千6百万円の損失)となりました。なお、新型コロナウイルス感染症による業績に与える影響は軽微です。
② 財政状態の状況
当連結会計年度末の総資産は161億5千2百万円となり、前連結会計年度末と比べ2億6千9百万円増加しました。主な要因は、受取手形及び売掛金の増加4億8千7百万円等であります。
負債は131億8千7百万円となり、前連結会計年度に比べ4億6千万円の減少となりました。主な要因は、借入金の減少5億5百万円、受注損失引当金の減少3億3千4百万円等であります。
純資産は29億6千5百万円となり、前連結会計年度末と比べ7億2千9百万円の増加となりました。主な要因は、利益剰余金の増加7億8千3百万円であります。
【セグメント情報】
ⅰ 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
当社グループは、電子制御機器の製造販売及びこれら付随業務の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
ⅱ 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当社グループは、電子制御機器の製造販売及びこれら付随業務の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
【関連情報】
ⅰ 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社グループの生産・販売品目は、広範囲かつ多種多様であり、同種の製品についても構造、形式は一様でなく、かつ仕様も多岐にわたります。よって外部顧客への売上高を把握することは困難であるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
ⅱ 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社グループの生産・販売品目は、広範囲かつ多種多様であり、同種の製品についても構造、形式は一様でなく、かつ仕様も多岐にわたります。よって外部顧客への売上高を把握することは困難であるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
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| (単位:千円) |
顧客の名称又は氏名 | 売上高 | 関連するセグメント名 |
東京地下鉄㈱ | 3,589,620 | 電子制御機器の製造販売及びこれら付随業務 |
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当社グループは、電子制御機器の製造販売及びこれら付随業務の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、極めて厳しい状況にあります。政府による緊急事態宣言解除後も、感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを段階的に引き上げていく取り組みがなされていますが、依然として感染者数は増加傾向にあり、先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような経済環境のもと、当連結グループは、交通システム機器、メカトロ機器、特機システム機器の各部門において営業活動を展開してまいりました。その結果、主に特機システム機器の売り上げが堅調に推移しましたが、前年同四半期連結累計期間において交通システム機器の大型案件が含まれていたこと、また、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い売上高が減少したこと等により、売上高は16億5千3百万円となり、前年同四半期連結累計期間と比べ30.9%減少いたしました。
損益面につきましては、主に売上高が減少したことにより、営業損失は3億6千6百万円(前年同四半期は2億2千2百万円の損失)、経常損失は3億7千6百万円(同2億3千3百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は3億1千9百万円(同2億2千6百万円の損失)となりました。
当第1四半期連結会計期間末における総資産は142億2千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ19億2千8百万円減少いたしました。これは、主に受取手形及び売掛金の減少30億1千2百万円、商品及び製品の増加3億9千1百万円、仕掛品の増加3億2千万円等によるものです。
当第1四半期連結会計期間末における負債は116億8百万円となり、前連結会計年度末に比べ15億7千8百万円減少いたしました。これは、主に短期借入金の減少4億7千9百万円、支払手形及び買掛金の減少7億2千6百万円等によるものです。
当第1四半期連結会計期間末における純資産は26億1千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億4千9百万円減少いたしました。これは、主に利益剰余金の減少3億8千4百万円によるものです。
当第1四半期連結累計期間の末日現在における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ1億5千万円増加して、当第1四半期連結累計期間末には30億9千4百万円(前年同四半期連結累計期間末は33億4千7百万円)となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動の結果により獲得した資金は、8億9百万円(前年同四半期連結累計期間は11億9千万円の獲得)となりました。これは、主に売上債権の減少額30億1千2百万円、たな卸資産の増加額7億8千1百万円、税金等調整前四半期純損失3億7千6百万円、仕入債務の減少額7億7千4百万円等によるものであります。
投資活動の結果により使用した資金は、1千7百万円(前年同四半期連結累計期間は2千3百万円の使用)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出1千6百万円によるものであります。
財務活動の結果により使用した資金は、6億4千1百万円(前年同四半期連結累計期間は7億3千7百万円の使用)となりました。これは、主に短期借入金の純減少額4億7千9百万円、リース債務の返済による支出9千5百万円等によるものであります。
当第1四半期連結累計期間において、当連結グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億8百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当連結グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間において、当連結グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。
区分 | 当期首残高(千円) | 当期末残高(千円) | 平均利率(%) | 返済期限 |
短期借入金 | 4,920,000 | 4,504,998 | 1.0 | ― |
1年以内に返済予定の長期借入金 | 90,000 | 240,000 | 0.5 | ― |
1年以内に返済予定のリース債務 | 408,391 | 373,459 | 0.4 | ― |
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) | 465,000 | 225,000 | 0.7 | 2021年~2024年 |
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) | 724,028 | 698,147 | 0.4 | 2021年~2027年 |
その他有利子負債 | ― | ― | ― | ― |
合計 | 6,607,419 | 6,041,604 | ― | ― |
(注) 1.平均利率については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。
| 1年超2年以内(千円) | 2年超3年以内(千円) | 3年超4年以内(千円) | 4年超5年以内(千円) |
長期借入金 | 90,000 | 90,000 | 45,000 | ― |
リース債務 | 271,702 | 193,059 | 136,349 | 71,371 |
年月 | 事項 |
1969年10月 | 東京都品川区小山において㈱髙見澤電機製作所の自販機事業部の一部が独立、㈱高見沢サイバネティックスを設立し、同時に営業所として大阪営業所を開設、自動券売機等の販売を開始。 |
1969年11月 | 本社を東京都新宿区西大久保へ移転。 |
1970年11月 | ㈱髙見澤電機製作所より自販機の製造部門(現 長野第二工場)から販売までの一切を譲り受け製造販売会社となる。また、同時に㈱髙見澤電機製作所のアフターサービス部門である髙見澤電機サービス㈱を当社の100%子会社とし、高見沢サイバネティックスサービス㈱(現 ㈱高見沢サービス)と社名変更。 |
1970年11月 | 本社を東京都新宿区西新宿へ移転。 |
1978年8月 | 長野県南佐久郡臼田町(現 長野県佐久市)に長野第一工場を設置。 |
1981年7月 | 長野営業所を開設。 |
1983年9月 | 名古屋営業所を開設。 |
1987年5月 | 福岡営業所を開設。 |
1988年12月 | 長野県南佐久郡臼田町(現 長野県佐久市)に長野第三工場を設置。 |
1988年12月 | 電子機器製造・販売の浅間エレクラフト㈱(現 ㈱高見沢メックス)の設立に伴い60%資本参加。 |
1993年12月 | 本社を東京都中野区中央へ移転。 |
1994年10月 | ㈱高見沢メックスを100%子会社とする。 |
1996年10月 | 高崎営業所を開設。 |
1996年10月 | 長野第三工場敷地内に研究開発の拠点として技術棟を設置。 |
1996年10月 | 日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
2002年10月 | 本社地区技術部門の集約を目的とし、本社々屋及び本社用地を取得。 |
2003年4月 | 長野第一工場及び長野第三工場において環境マネジメントシステム国際規格iso14001の認証を取得。 |
2004年12月 | 日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2006年3月 | 本社、長野第一工場及び長野第三工場において品質マネジメントシステム国際規格iso9001の認証を取得。 |
2010年4月 | ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所jasdaqに上場。 |
2010年9月 | 上海駐在員事務所(中華人民共和国上海市)を開設。 |
2013年7月 | 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所jasdaq(スタンダード)に上場。 |
2015年7月 | 多様化する製品の開発プロセス管理体制を充実させるため、100%子会社である㈱高見沢ソリューションズを設立。 |
2017年3月 | 生産拠点の集約化による業務効率の向上、大型製品の生産・確認スペースの確保等を目的とし、長野第三工場敷地内に新棟を増設。 |
当社は創立以来、株主の皆様に対する利益の還元を経営の重要政策と認識しており、企業体質の一層の強化を図るために内部留保を確保しつつ、安定した配当を維持・継続していくことを基本方針としております。
当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。
これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。
当社は、取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として、中間配当をすることができる旨を定款に定めております。
当事業年度の配当につきましては、この基本方針に基づき、2020年6月26日当社株主総会決議により、1株当たり15円(普通配当 10円、記念配当 5円)の配当を実施することとしました。
内部留保資金につきましては、経営基盤の安定を図るための財務体質の強化に活用すると同時に今後の事業拡大のための諸政策に積極的に充当していく所存であります。
なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。
決議年月日 | 配当金の総額(千円) | 1株当たり配当額(円) |
2020年6月26日 定時株主総会決議 | 65,979 | 15 |
種類 | 事業年度末現在発行数(株)(2020年3月31日) | 提出日現在発行数(株)(2020年6月29日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
普通株式 | 4,525,000 | 4,525,000 | 東京証券取引所jasdaq(スタンダード) | 単元株式数 100株 |
計 | 4,525,000 | 4,525,000 | ― | ― |
| 2020年3月31日現在 | ||||||||
区分 | 株式の状況(1単元の株式数100株) | 単元未満株式の状況(株) | |||||||
政府及び地方公共団体 | 金融機関 | 金融商品取引業者 | その他の法人 | 外国法人等 | 個人その他 | 計 | |||
個人以外 | 個人 | ||||||||
株主数(人) | ― | 11 | 18 | 22 | 5 | 3 | 1,677 | 1,736 | ― |
所有株式数(単元) | ― | 11,057 | 380 | 17,644 | 51 | 5 | 16,046 | 45,183 | 6,700 |
所有株式数の割合(%) | ― | 24.47 | 0.84 | 39.05 | 0.11 | 0.01 | 35.52 | 100.0 | ― |
(注) 1.自己株式126,396株は「個人その他」に1,263単元及び「単元未満株式の状況」に96株を含めて記載しております。
2.「その他の法人」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が20単元含まれております。
2020年3月31日現在
氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(千株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
富士電機株式会社 | 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1-1 | 618 | 14.06 |
みずほ信託銀行株式会社退職給付信託富士電機口再信託受託者資産管理サービス信託銀行株式会社 | 東京都中央区晴海1-8-12 | 519 | 11.81 |
富士通株式会社 | 神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1 | 450 | 10.23 |
富士通フロンテック株式会社 | 東京都稲城市矢野口1776 | 250 | 5.68 |
高見沢サイバネティックス従業員持株会 | 東京都中野区中央2-48-5 | 232 | 5.28 |
idec株式会社 | 大阪府大阪市淀川区西宮原2-6-64 | 222 | 5.06 |
株式会社みずほ銀行 | 東京都千代田区大手町1-5-5 | 175 | 3.98 |
髙見澤 和夫 | 東京都品川区 | 167 | 3.80 |
株式会社三菱ufj銀行 | 東京都千代田区丸の内2-7-1 | 100 | 2.27 |
株式会社常陽銀行 | 茨城県水戸市南町2-5-5 | 100 | 2.27 |
レシップホールディングス株式会社 | 岐阜県本巣市上保1260-2 | 100 | 2.27 |
計 | - | 2,935 | 66.7 |
(注) 1.みずほ信託銀行株式会社退職給付信託富士電機口再信託受託者資産管理サービス信託銀行株式会社名義の株式519千株は富士電機株式会社が保有する当社株式を退職給付信託として信託設定したものであり、議決権については富士電機株式会社が指図権を留保しております。
2.上記のほか、自己株式が126千株あります。
男性15名 女性―名 (役員のうち女性の比率―%)
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(株) | ||||||||||||||||||||
代表取締役社長 | 髙見澤 和夫 | 1955年11月27日生 |
| (注)6 | 167,215 | ||||||||||||||||||||
専務取締役 | 辻川 秀邦 | 1949年6月1日生 |
| (注)6 | 7,400 | ||||||||||||||||||||
常務取締役 | 岩岡 修 | 1953年1月22日生 |
| (注)6 | 8,000 |
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(株) | ||||||||||||||||||||||
取締役 品質保証 本部長 | 竹田 一雄 | 1957年3月23日生 |
| (注)6 | 6,500 | ||||||||||||||||||||||
取締役ものづくり本部長 | 花岡 伸一 | 1954年1月21日生 |
| (注)6 | 4,400 | ||||||||||||||||||||||
取締役管理本部長 | 髙橋 利明 | 1956年9月14日生 |
| (注)6 | 2,900 | ||||||||||||||||||||||
取締役営業本部長 | 下里 雄二 | 1961年8月16日生 |
| (注)6 | 6,800 | ||||||||||||||||||||||
取締役 テクニカル 本部長 | 藤曲 宏弥 | 1960年11月7日生 |
| (注)6 | 500 |
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(株) | ||||||||||||||||||||||
取締役 tpp 本部長 | 上原 良房 | 1960年5月19日生 |
| (注)6 | ― | ||||||||||||||||||||||
取締役 | 山本 直樹 | 1965年1月15日生 |
| (注)6 | ― | ||||||||||||||||||||||
取締役 | 木村 敦則 | 1958年3月9日生 |
| (注)6 | ― |
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(株) | ||||||||||||||||||
常勤監査役 | 浮田 健 | 1952年4月17日生 |
| (注)4 | 7,900 | ||||||||||||||||||
常勤監査役 | 篠﨑 倫夫 | 1959年2月22日生 |
| (注)7 | 500 | ||||||||||||||||||
監査役 | 倉田 民男 | 1948年1月26日生 |
| (注)3 | ― | ||||||||||||||||||
監査役 | 田中 勝 | 1969年1月25日生 |
| (注)5 | ― | ||||||||||||||||||
計 | 212,115 |
(注) 1.取締役山本直樹及び木村敦則は、社外取締役であります。
2.監査役倉田民男及び田中勝は、社外監査役であります。
3.2017年6月29日開催の定時株主総会の終結の時から4年間
4.2018年6月28日開催の定時株主総会の終結の時から4年間
5.2018年6月28日開催の定時株主総会の終結の時から3年間
6.2020年6月26日開催の定時株主総会の終結の時から2年間
7.2020年6月26日開催の定時株主総会の終結の時から1年間
当社の社外取締役は2名であります。
社外取締役山本直樹氏は、富士電機㈱食品流通事業本部三重工場長であります。富士電機㈱は当社の主要株主(持株比率25.87%)であり、当社との間で経常的な商取引を行っております。また、社外取締役木村敦則氏は、富士通フロンテック㈱取締役であります。同社は当社の大株主(持株比率5.68%)であり、同社の親会社である富士通㈱及び同社と当社との間で経常的な商取引を行っております。両名と当社との間に特別な利害関係はありません。当社は、社外取締役2名が取締役会に出席し、当社事業分野における豊富な経験と幅広い見識を活かして適宜発言していただくことにより、経営に関する監督機能の強化、内部統制の有効性の向上につながっているものと認識しております。
社外取締役及び監査役を選任するにあたり、当社からの独立性に関する基準又は方針についての定めはしておりませんが、選任にあたっては、東京証券取引所が定める「上場管理等に関するガイドライン」に規定する判断基準を候補者選定条件のひとつとして参考にしております。なお、当社は木村敦則氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。
当社の社外監査役は2名であります。
社外監査役倉田民男氏は、富士電機リテイルシステムズ㈱(現富士電機㈱)元常勤監査役であります。また、社外監査役田中勝氏は、富士電機㈱食品流通事業本部事業統括部副統括部長であります。同社は当社の主要株主(持株比率25.87%)であり、当社との間で経常的な商取引を行っております。両名と当社との間に特別な利害関係はありません。
なお、両名とも独立性を確保しておりますが、当社は、倉田民男氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。
また、社外監査役は取締役会に出席し、業務の執行状況を把握及び監視するとともに、適時、適切な提言・助言を行っております。また、監査役会にも出席し、経営監視機能の強化を目的として、監査役間で緊密に情報交換を行っております。