業績の推移(百万円) | |||||||||
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売上高 | 営業利益 | % | 経常利益 | % | 当期利益 | % | 一株利益 | 一株配当 |
財務・CF(百万円) 2020/03/31 | |||
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総資産 | 2,696 | 営業CF | -17 |
純資産 | 1,011 | 投資CF | -38 |
自己資本比率 | 0.4 % | 財務CF | -29 |
資本金 | 920 | 現金等 | 1,013 |
四半期 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | ||||
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前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 |
累計 | 1Q | 1-2Q | 1-3Q | 1-4Q | 会社予想 | ||||
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前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 今期 |
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが重要リスクとして整理及び判断したものであります。
[a.商品施策及び戦略上のリスク]
(1) 当社グループブランド商品の原材料と委託製造について
当社グループは、創業期より人の健康に貢献することを願い、良質の原材料を使用し、食品添加物に頼らない食品を幅広い分野で提供することにより、消費者の健康増進への貢献と、より自然なおいしさの追求を進めております。
特に農水産物は食品の原材料として品質に重要な影響を与えるため、より生産の状況が把握可能な国内産の原料や有機農産物(オーガニック)を優先して使用するとともに、遺伝子組み換えをしていない作物等、より安心な原材料の使用を進めております。また、多品種の当社グループブランド商品を開発・提供するために、一部の商品を除き当社として製造工場を持たず、代わりに国内外の情報並びに消費者からの要望等をもとに独自に商品を設計し、原材料や仕様の指定を行い、当社グループで設けた品質管理基準に対応可能な国内外の優良メーカーに製造を委託しております。
商品は多岐にわたり、原材料の産地並びに委託メーカーは主に日本国内各地と一部海外に分散しております。
そのため、原材料においては産地の天候不良や放射性物質の混入等、また委託メーカーにおいては倒産並びに火災・地震等の事故・災害、あるいは重篤な感染症の流行により商品の製造や供給が不能になる等の可能性があります。売上高約27億円、全体の約60%を構成する当社グループブランド商品において、これらの問題が発生した場合、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。
(2) 放射性物質検査への取組みについて
食品の放射性物質については、政府・各自治体において基準値を上回る放射性物質が検出された際には法令により出荷制限及び摂取制限、自主規制等がなされます。当社グループとしては今後とも法令を遵守し行政機関の指導に従ってまいります。
また当社グループブランド商品については、お客様の不安を少しでも解消するために、放射性物質について当社グループ取扱い基準を設け、原材料の確認を行うとともに、産地・収穫時期・製造時期・製造所在地等を考慮に入れ、必要に応じて自主検査を行っております。現在の当社グループ基準は、セシウム134、同137について、検出限界値各3bq(ベクレル)/㎏未満の条件で検査を行い、不検出(検出限界値未満)となることを取扱いの基準にしております。検査は最終製品でサンプリング検査にて行い、検査の精度と専門性を考慮に入れ、社外の食品分析専門機関にて主にゲルマニウム半導体検出器により行っております。また、原料や製品の特性により、検査時期・方法を判断する等、精度向上に努めております。しかしながら、これらの放射性物質に係る問題が発生した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
[b.持続的なコンプライアンス上のリスク]
(1) 食品の安全性や信頼性について
当社グループを取り巻く食品業界において、農水産物の産地偽装表示、食品添加物等の表示違反及び有機jas不適合肥料・無許可農薬の使用、放射性物質の基準値を上回る混入等の問題が発生しております。当社グループでは、各原材料供給業者や委託メーカーに対し、品質管理について「食品表示法」等の関連法規に抵触しないよう厳重に注意をしております。しかしながら、食品の安全性や信頼性を損なうような問題が発生した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
(2) 公的規制について
当社グループは、食品の開発・販売について様々な規制を受けております。また、食品に関する規制以外においても、例えば「製造物責任法」(通称、pl法)では、製造物の欠陥による被害者保護を定めております。さらに「不当景品類及び不当表示防止法」(通称、景表法)では、優良誤認等の不当な表示について規制し、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」(通称、容器包装リサイクル法)では、容器包装廃棄物の分別収集や再商品化について定められております。これら公的規制を遵守できなかった場合は、当社グループの活動が制限され、コストの増加につながる可能性があります。これらの公的規制において問題が発生した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
(3) 食物アレルギーについて
食物アレルギーは症状の個人差が大きく、また食物抗原になり得る種類も多く、ごく微量の摂取にても生じるアナフィラキシーショック等生命に関わる重大な症状等があります。食物アレルギーの症状を持つ方の増加に伴い、不慮の事故を未然に防ぐために、法令による表示が義務付けられています。
当社グループは、当社グループブランド商品について、委託メーカー共々法律を遵守し、安心してお召し上がりいただけるように、当社グループで設けた品質管理基準に基づき原材料の確認、並びに社外の食品分析専門機関におけるアレルギー物質特定原材料7品目(卵・乳成分・小麦・そば・落花生・えび・かに)の自主検査を行っております。しかしながら、これらアレルギー物質において問題が発生した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
[c.その他のリスク]新型コロナウイルス感染症(covid-19)の感染拡大について
世界的流行となっている新型コロナウイルス感染症に対して、当社グループは顧客、取引先及び従業員の安全・安心の確保に努め、感染予防策の徹底をはじめとして、在宅勤務や時差通勤等の対応を実施しております。今後、事態が長期化、深刻化した場合は世界的な景気低迷及び消費に関する価値観や消費行動の変化、また商品の製造や供給の遅延及び停止する等、経済活動全体に広範囲に影響を及ぼし、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。
回次 | 第49期 | 第50期 | 第51期 | 第52期 | 第53期 | |
決算年月 | 2016年3月 | 2017年3月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 | |
売上高 | (千円) | 4,741,166 | 4,551,156 | 4,499,975 | 4,543,912 | 4,516,107 |
経常利益又は経常損失(△) | (千円) | 37,820 | △11,583 | △9,619 | 26,221 | 20,416 |
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) | (千円) | 56,292 | △16,952 | △1,342 | 15,017 | 14,544 |
包括利益 | (千円) | 38,491 | △16,722 | △4,557 | 3,071 | 3,915 |
純資産額 | (千円) | 1,046,800 | 1,016,062 | 1,004,497 | 1,000,570 | 997,488 |
総資産額 | (千円) | 2,715,407 | 2,756,141 | 2,810,572 | 2,894,022 | 2,767,019 |
1株当たり純資産額 | (円) | 149.59 | 1,451.95 | 1,435.44 | 1,429.83 | 1,425.42 |
1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額(△) | (円) | 8.03 | △24.22 | △1.92 | 21.46 | 20.78 |
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 | (円) | - | - | - | - | - |
自己資本比率 | (%) | 38.6 | 36.9 | 35.7 | 34.6 | 36.0 |
自己資本利益率 | (%) | 5.5 | △1.6 | △0.1 | 1.5 | 1.5 |
株価収益率 | (倍) | 21.8 | - | - | 91.6 | 89.6 |
営業活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △21,313 | 43,975 | 49,319 | 31,433 | △17,442 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △44,603 | △22,149 | △5,934 | △42,294 | △38,954 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | 14,351 | 100,023 | △36,359 | 10,972 | △29,246 |
現金及び現金同等物の期末残高 | (千円) | 970,047 | 1,091,897 | 1,098,921 | 1,099,032 | 1,013,388 |
従業員数 | (人) | 45 | 46 | 45 | 47 | 43 |
〔外、臨時雇用者等〕 | 〔30〕 | 〔27〕 | 〔33〕 | 〔29〕 | 〔27〕 |
(注)1 売上高には、消費税等(消費税及び地方消費税をいう。以下同じ。)は含まれておりません。
2 第49期、第52期及び第53期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
第50期及び第51期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、1株当たり当期純損失金額であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3 従業員数は就業人員数を表示しております。
4 第50期及び第51期の株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失であるため記載しておりません。
5 2017年10月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を実施しております。2017年3月期の期首に当該株式併合が行われたと仮定して1株当たり純資産額、1株当たり当期純損失金額を算定しております。
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は株式会社創健社(当社)及び連結子会社である髙橋製麺株式会社により構成されており、事業は安全性、栄養性を追求した食品を広く取扱う、製造販売を営んでおります。
事業内容と当社及び関係会社に係る位置付けは、次のとおりであります。 なお、当社グループは、健康自然食品の卸売業として単一セグメントであるため、セグメントの記載を省略しております。
(当社)株式会社創健社 食べ物による健康作りを目指し、「安心で」「おいしく」「栄養価値のある」食品を提供することを企画・開発及び販売しております。(連結子会社)
髙橋製麺株式会社 当社即席麺の製造会社及び袋詰商品のリパック(小分け作業)工場であります。 また、即席麺の他社ブランド商品のoem供給及び仕入先への原材料販売並びに小売店等(当社の販売先以外)へ販売しております。
事業の系統図は次のとおりであります。
当連結会計年度(2019年4月1日~2020年3月31日)におけるわが国経済は、政府・日銀による継続的な経済対策や金融政策の効果から企業収益や雇用環境が改善し、緩やかな回復がみられましたが、米中の貿易摩擦に加え新型コロナウイルスの感染拡大が国内外の経済を減速させ、景気の先行きを大きく不透明にしております。
当社グループを取り巻く食品業界におきましては、食の安全や食に健康を求める消費者意識が高まる一方、消費税引き上げによる消費意欲の停滞、天候不順や相次ぐ自然災害による原材料の高騰、人手不足を背景とする物流費の上昇に加え、新型コロナウイルスによる生産・流通・消費への影響など、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような経営環境の下、当社グループは、これまでの経験を基により改善に努め、「食」が持つ大切さを訴えるという創業以来の企業使命を果たすため、第4次中期経営計画『新たなマーケットの開拓』(2017年4月1日から2020年3月31日まで)の達成をめざしました。その最終年度となります当連結会計年度におきましては、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大をうけて1年間延期となりました2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて国内の食の安全と、オーガニック市場への関心について大手食品企業を含めた競争がさらに高まる中、当社グループブランド商品のファン作りに注力するとともに、目標の営業利益額を達成するために役員・社員一丸となって取り組んでまいりました。引き続き、これまでに蓄積した多くのデータをさらに詳細に分析を行い、今後当社グループブランドの市場拡大を図るために営業力・商品力をより一層強化してまいります。
当連結会計年度における当社グループの商品品目別売上高の主な増減につきましては、「副食品」が、さば缶詰等の売上減があったものの、麺類等の売上増により前連結会計年度比44百万円増(4.3%増)の10億63百万円、「嗜好品・飲料」が、ナッツ類等の売上減があったものの、メイシーシリーズ(お菓子)類等の売上増により前連結会計年度比7百万円増(0.9%増)の8億11百万円、「調味料」が、液体だし等の売上減があったものの、マヨネーズ等の売上増により前連結会計年度比6百万円増(0.5%増)の13億94百万円となりました。しかしながら、「油脂・乳製品」が、新商品カメリナオイル等の売上増があったものの、えごま油等の売上減により前連結会計年度比45百万円減(6.4%減)の6億63百万円、「乾物・雑穀」が、タピオカ粉末等の売上増があったものの、有機国内産小麦粉等の原料不足による売上減により前連結会計年度比21百万円減(6.6%減)の2億96百万円、「栄養補助食品」が、オリゴ糖等の売上増があったものの、ミドリムシ等の売上減により前連結会計年度比14百万円減(7.9%減)の1億69百万円、「その他」が、抗菌スプレー等の売上増があったものの、ひざかけ毛布等の売上減により前連結会計年度比4百万円減(3.7%減)の1億16百万円となりました。
この結果、全体の売上高は、45億16百万円(前連結会計年度比27百万円減、0.6%減)となり、売上総利益率25.2%と前連結会計年度比0.2ポイント減となりました。販売費及び一般管理費は11億22百万円(前連結会計年度比5百万円減、0.5%減)となり、営業損益につきましては、営業利益16百万円(前連結会計年度比7百万円減、30.4%減)となり、経常損益につきましては、経常利益20百万円(前連結会計年度比5百万円減、22.1%減)という結果にて終了しました。また親会社株主に帰属する当期純損益につきましては、親会社株主に帰属する当期純利益14百万円(前連結会計年度比0百万円減、3.1%減)となりました。
セグメントごとの経営成績については、健康自然食品の卸売業として、単一セグメントであるため記載を省略しております。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、営業活動の結果17百万円、財務活動の結果38百万円及び投資活動の結果29百万円を使用し、当連結会計年度末には10億13百万円(前連結会計年度比85百万円減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動に係るキャッシュ・フローは、売上債権の減少額67百万円などにより一部相殺されたものの、仕入債務の減少額65百万円及びたな卸資産の増加額26百万円などにより、営業活動の結果使用した資金は17百万円(前連結会計年度は31百万円の獲得)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に係るキャッシュ・フローは、保険積立金の解約による収入11百万円などにより一部相殺されたものの、有形固定資産の取得による支出27百万円及び保険積立金の積立による支出18百万円などにより、投資活動の結果使用した資金は38百万円(前連結会計年度比3百万円減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
【セグメント情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
当連結グループは、健康自然食品の卸売業として、単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当連結グループは、健康自然食品の卸売業として、単一セグメントであるため、記載を省略しております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める顧客の該当がないため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める顧客の該当がないため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
当連結グループは、健康自然食品の卸売業として、単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当連結グループは、健康自然食品の卸売業として、単一セグメントであるため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
当連結グループは、健康自然食品の卸売業として、単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当連結グループは、健康自然食品の卸売業として、単一セグメントであるため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な影響により急速な減速が続いており、引き続き雇用環境に多大な影響を及ぼし、個人消費について消費者マインドを悪化させております。一方政府は今までにない経済対策を推し進めておりますが、感染終息の見通しは未だに立っておらず、景気の先行きを大きく不透明にしております。
当社グループを取り巻く食品業界におきましては、新型コロナウイルス感染拡大による「緊急事態宣言」の下、在宅勤務の増加や消費者の不要不急の外出自粛の継続により缶詰・レトルト・麺類等の簡便で賞味期限の比較的長い商品が健闘いたしましたが、えごま油等の高付加価値商品や比較的高額の健康補助食品は、引き続き苦戦する結果となりました。また商談自粛による営業活動の縮小、集客催事の中止や規模縮小が重なり、今後の販売促進に課題を残すこととなりました。
このような経営環境の下、化学調味料を使わない無添加自然食品専業企業として50年の年月を積み重ねてきた歴史に信頼をいただいている当社グループは、第5次中期経営計画『新世代に向けた食の提案』(2020年4月1日~2023年3月31日まで)を作成しました。その初年度となります当連結会計年度におきましては、オーガニック&プラントベースの分野でカテゴリーno.1企業を目指し、コロナ後の食品市場における新しい営業活動を想定し、当社グループブランド商品のファン作りに注力するとともに、目標の営業利益額を達成するために役員・社員一丸となって取り組む所存でございます。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの商品品目別売上高の主な増減につきましては、「副食品」が、販売を中止したもち麦はと麦御飯の素等の売上減があったものの、有機トマト缶等の売上増により前年同四半期比1億38百万円増(17.4%増)の9億35百万円、「調味料」が、えごまドレッシング等の売上減があったものの、マヨネーズ等の売上増により前年同四半期比73百万円増(6.9%増)の11億28百万円、「嗜好品・飲料」が、販売を中止した缶飲料等の売上減があったものの、メイシー小袋シリーズ等の売上増により前年同四半期比29百万円増(5.0%増)の6億23百万円、「その他」が、歯磨き粉等の売上減があったものの、ウイルス対策品等の売上増により前年同四半期比20百万円増(22.8%増)の1億12百万円、「乾物・雑穀」が、おから等の売上減があったものの、国内産小麦粉等の売上増により前年同四半期比8百万円増(3.9%増)の2億35百万円となりました。しかしながら、「油脂・乳製品」が、新商品カメリナオイル等の売上増があったものの、えごま油等の売上減により前年同四半期比57百万円減(11.2%減)の4億59百万円、「栄養補助食品」が、板藍根等の売上増があったものの、ハトムギ酵素等の売上減により前年同四半期比13百万円減(10.2%減)の1億17百万円となりました。
この結果、全体の売上高は、36億12百万円(前年同四半期比1億99百万円増、5.9%増)となり、売上総利益率25.2%と前年同四半期比0.1ポイント減となりました。販売費及び一般管理費は8億53百万円(前年同四半期比2百万円減、0.3%減)となり、営業損益につきましては、営業利益56百万円(前年同四半期比47百万円増、538.6%増)となり、経常損益につきましては、経常利益58百万円(前年同四半期比45百万円増、360.7%増)という結果にて終了しました。また親会社株主に帰属する四半期純損益につきましては、親会社株主に帰属する四半期純利益44百万円(前年同四半期比34百万円増、348.8%増)となりました。
品目別販売及び仕入実績の状況
当社グループの事業は単一グループであり、当第3四半期連結累計期間の販売及び仕入実績をセグメントごと及び事業部門ごとに示すことができないため、品目別に示すと、次のとおりであります。
① 販売実績
品目別 | 前第3四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) | 主要商品 | |||
金額(千円) | 構成比(%) | 金額(千円) | 構成比(%) | 前年同四半期比 | ||
油脂・乳製品 | 517,349 | 15.2 | 459,597 | 12.7 | 11.2%減 | マーガリン・べに花油・えごま油・オリーブ油・ココナッツオイル・菜種油・原材料用サラダ油・ごま油 |
調味料 | 1,055,434 | 30.9 | 1,128,497 | 31.2 | 6.9%増 | 醤油・味噌・砂糖・塩・酢・カレー・シチュー・マヨネーズ・ドレッシング・液体だし・顆粒だし・醗酵調味料・蜂蜜 |
嗜好品・飲料 | 593,665 | 17.4 | 623,323 | 17.3 | 5.0%増 | 菓子・野菜果汁飲料・お茶・ドライフルーツ・五穀茶・発酵飲料・ナッツ類・メイシーシリーズ(菓子)・豆乳 |
乾物・雑穀 | 226,492 | 6.6 | 235,376 | 6.5 | 3.9%増 | 小麦粉・パン粉・米・黒米・雑穀・鰹節・昆布・ひじき・蓮根粉・ハトムギ粒・餅きび・押麦・キヌア・切干大根・チアシード・炒り胡麻・もち麦・味付のり・干し桜えび・タピオカ粉末・おから |
副食品 | 796,950 | 23.4 | 935,229 | 25.9 | 17.4%増 | ジャム・スープ・レトルト食品・麺類・缶詰・熟成発酵黒にんにく・パンケーキ粉・らっきょう甘酢漬・シリアル食品・みそ汁・お節お重商品・炊き込みごはんの素・五目ちらし寿司の素・かき揚げ(冷凍)・コンビーフ・ピーナッツスプレッド・蒲鉾 |
栄養補助食品 | 131,230 | 3.8 | 117,875 | 3.3 | 10.2%減 | 青汁・キダチアロエ・梅エキス・ミドリムシ・ハトムギ酵素・乳酸菌・天茶エキス・コラーゲン・碁石茶・生姜粉末・板藍根・ルイボス茶・ルテイン・モリンガ(ハーブ系青汁)・くま笹エキス |
その他 | 91,701 | 2.7 | 112,622 | 3.1 | 22.8%増 | トイレタリー・機械器具・化粧品・虫よけスプレー・歯磨き粉・ウイルス対策品など |
合 計 | 3,412,825 | 100.0 | 3,612,521 | 100.0 | 5.9%増 | - |
※ 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
② 仕入実績
品目別 | 前第3四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) | |||
金額(千円) | 構成比(%) | 金額(千円) | 構成比(%) | 前年同四半期比 | |
油脂・乳製品 | 401,097 | 15.5 | 336,105 | 12.5 | 16.2%減 |
調味料 | 791,692 | 30.7 | 852,040 | 31.6 | 7.6%増 |
嗜好品・飲料 | 483,730 | 18.7 | 492,093 | 18.3 | 1.7%増 |
乾物・雑穀 | 188,641 | 7.3 | 197,971 | 7.4 | 4.9%増 |
副食品 | 541,185 | 21.0 | 632,561 | 23.5 | 16.9%増 |
栄養補助食品 | 92,472 | 3.6 | 79,326 | 2.9 | 14.2%減 |
その他 | 82,195 | 3.2 | 102,574 | 3.8 | 24.8%増 |
合 計 | 2,581,016 | 100.0 | 2,692,673 | 100.0 | 4.3%増 |
※ 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 財政状態の分析
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて4億75百万円の増加となりました。この主な要因は、「受取手形及び売掛金」の2億53百万円増加及び「現金及び預金」の2億16百万円増加などによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて5百万円の増加となりました。この主な要因は、「リース資産」の6百万円減少などがあったものの、「保険積立金」の11百万円増加などによるものであります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて4億80百万円増加し、32億47百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて3億64百万円の増加となりました。この主な要因は、「支払手形及び買掛金」の2億71百万円増加及び「短期借入金」の54百万円増加などによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末と比べて66百万円の増加となりました。この主な要因は、「長期借入金」の65百万円増加などによるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて4億30百万円増加し、21億99百万円となりました。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べて50百万円の増加となりました。この主な要因は、「利益剰余金」の44百万円増加(親会社株主に帰属する四半期純利益44百万円の計上)によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、営業活動の結果1億29百万円、財務活動の結果1億13百万円を得て、投資活動の結果26百万円を使用し、当第3四半期連結会計期間末には12億29百万円(前年同四半期比2億58百万円増)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動に係るキャッシュ・フローは、売上債権の増加額2億55百万円などがあったものの、仕入債務の増加額2億73百万円、税金等調整前四半期純利益58百万円及び減価償却費23百万円などにより、獲得した資金は1億29百万円(前年同四半期は13百万円の使用)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に係るキャッシュ・フローは、保険積立金の積立による支出12百万円及び有形固定資産の取得による支出10百万円などにより、使用した資金は26百万円(前年同四半期比1百万円減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に係るキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出1億60百万円があったものの、長期借入れによる収入2億80百万円などにより、獲得した資金は1億13百万円(前年同四半期は85百万円の使用)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、30百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
区分 | 当期首残高 (千円) | 当期末残高 (千円) | 平均利率 (%) | 返済期限 |
短期借入金 | 300,000 | 300,000 | 0.8 | ― |
1年以内に返済予定の長期借入金 | 152,955 | 171,744 | 0.8 | ― |
1年以内に返済予定のリース債務 | 10,283 | 9,105 | ― | ― |
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) | 389,948 | 360,362 | 0.8 | 2021年~2025年 |
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) | 28,239 | 21,607 | ― | 2021年~2028年 |
その他有利子負債 長期預り保証金(注)4 | 20,765 | 32,062 | 1.4 | ― |
合計 | 902,191 | 894,881 | ― | ― |
(注)1 「平均利率」について、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。
2 リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を貸借対照表に計上しているため、「平均利率」を記載しておりません。
3 長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。
| 1年超2年以内 (千円) | 2年超3年以内 (千円) | 3年超4年以内 (千円) | 4年超5年以内 (千円) |
長期借入金 | 160,016 | 115,059 | 62,307 | 22,980 |
リース債務 | 7,202 | 5,436 | 4,094 | 3,121 |
4 長期預り保証金は、取引解消時に返済を行うため、返済期限及び連結決算日後5年間の返済予定額の記載は行っておりません。
当社グループは、「地球環境を大切にし、食生活の提案を通して人々の健康的な生活向上に貢献する」という企業理念のもと、「食」が持つ大切さを訴え続けながら、人間の健康(健康の維持、増進)、地球の健康(環境の保全、改善)、そして企業の健康(健全経営、発展)を目指しております。こうした企業の活動は、企業価値を高めると共に社会への貢献に結びつき、お取引先様、株主様、従業員等すべてのステークホルダーに対し、それぞれのご期待にお応えできるものと認識しております。
当社グループを取り巻く食品業界におきましては、食の安全や食に健康を求める消費者意識が高まる一方、消費税引き上げによる消費意欲の停滞、天候不順や相次ぐ自然災害による原材料の高騰、人手不足を背景とする物流費の上昇に加え、新型コロナウイルスによる生産・流通・消費への影響など、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような経営環境の下、当社グループは、これまでの経験を基により改善に努め、「食」が持つ大切さを訴えるという創業以来の企業使命を果たすため、第4次中期経営計画『新たなマーケットの開拓』(2017年4月1日から2020年3月31日まで)の達成をめざしました。その最終年度となります当連結会計年度におきましては、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大をうけて1年間延期となりました2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて国内の食の安全と、オーガニック市場への関心について大手食品企業を含めた競争がさらに高まる中、当社グループブランド商品のファン作りに注力するとともに、目標の営業利益額を達成するために役員・社員一丸となって取り組んでまいりました。引き続き、これまでに蓄積した多くのデータをさらに詳細に分析を行い、今後当社グループブランドの市場拡大を図るために営業力・商品力をより一層強化してまいります。
当社グループは、第5次中期経営計画『新世代に向けた食の提案』(2020年4月1日から2023年3月31日まで)の初年度となります翌連結会計年度におきましては、全世界で広がり続けるオーガニック市場に対して、大手食品企業の参入が続き、ますます競争が激しくなっております。当社といたしましては、当社グループブランド商品のファン作りに注力するとともに、目標の営業利益を達成させるために、「オーガニック&プラントベースライフスタイルの提案」「webの積極的な活用」「新規市場の拡大」「生産者及びメーカーとの連携強化」「ジロロモーニブランドの拡売」「女性向けブランドの立ち上げ」の施策に役員・社員一丸となって取り組む所存でございます。
新型コロナウイルス感染症につきましては、依然として先行きが不透明であり、また、その状況も刻々と変化しております。今後は社会経済活動及びライフスタイルの多様化が予想される中、食品業界においてもネット通販や宅配サービス等の需要がさらに高まることが予想されます。市場動向を注視しながら、必要に応じて迅速かつ的確な情報収集やその分析を行い、中期経営計画の見直しを含めて最適な手段を経営者間で協議の上、総合的に判断してまいります。
第5次中期経営計画『新世代に向けた食の提案』(2020年4月1日から2023年3月31日まで)の初年度となります翌連結会計年度におきましては、全世界で広がり続けるオーガニック市場に対して、大手食品企業の参入が続き、ますます競争が激しくなっております。当社といたしましては、当社グループブランド商品のファン作りに注力するとともに、目標の営業利益を達成させるために、以下の施策に役員・社員一丸となって取り組む所存でございます。
①オーガニック&プラントベースライフスタイルの提案
化学調味料などの不要な食品添加物を使わない自然食品専業企業として50年にわたり培ってきた信頼やノウハウを土台とし、新世代のライフスタイルが変化していく中、オーガニック&プラントベース商品のラインナップの充実及び提案を積極的に行いカテゴリーno.1企業を目指します。
②webの積極的な活用
企業を取り巻く環境の変化にすばやく対応するためwebの積極的な活用を行います。
1)ホームページのリニューアル
ホームページをリニューアルすることで、多くの方々に当社の企業内容を理解していただき、事業の拡大につなげてまいります。
2)snsの積極的な活用
sns(インスタグラム、facebook)を積極的に活用し、当社グループブランドのファン作りに注力し、消費者の認知度向上に努めてまいります。
③新規市場の拡大
引き続き新たな市場を開拓すべく、翌期より専属担当者を設置し、外食産業への業務用商品の拡大及び、アジアを中心とした輸出への注力、その他スポーツ関連事業を含めた異業種への提案を積極的に行い、将来の市場作りの礎を築き上げるべく注力してまいります。
④生産者及びメーカーとの連携強化
当社グループブランド商品を高品質で安定的に供給するためには、高付加価値な原料の調達及び優れた技術力と適切な品質管理体制を持つメーカーとの連携が重要になってまいります。それを維持するため生産者及びメーカーとの連携を一層強化し、他社と一線を画した商品を提供する所存でございます。
⑤ジロロモーニブランドの拡売
ジロロモーニ商品の中心である「オーガニックパスタ」は、2019年夏に製粉工場を立ち上げ秋より稼働を開始いたしました。この新工場は種子から最終製品まで一貫した生産が可能であり、完成されたパスタはより差別化されたオーガニック商品となりました。そして、ジロロモーニ商品の特長の一つであるプロ好みの仕様を活かし、地元横浜で地産地消を掲げるイタリアンレストランとのコラボレーションに積極的に取り組み、その輪を全国に広めることにより業務用商品も拡大してまいります。さらに、ジロロモーニ生産農業組合のオーガニックワインの販売を開始し、ジロロモーニ商品を幅広く提供することを目指してまいります。
⑥女性向けブランドの立ち上げ
前中期経営計画より派生した開発チームが中心となり、今までの当社にはない「かわいい」「食べたい」「写真を撮りたい」「飾りたい」「プレゼントしたい」を意識したデザインの新たなブランドを立ち上げてまいります。
当社(形式上の存続会社、1950年6月14日太陽商興株式会社として設立、1980年6月30日商号を株式会社創健社に変更、本店所在地横浜市神奈川区、1株の額面金額50円)は、1980年12月21日を合併期日として、株式会社創健社(実質上の存続会社、1968年2月5日設立、本店所在地横浜市神奈川区、1株の額面金額500円)を合併いたしました。
この合併は、実質上の存続会社である旧株式会社創健社の株式の額面金額の変更を目的としたものであり、合併により、同社の資産、負債及び権利義務の一切を引き継ぎました。
合併前の当社は休業状態にあり、合併後におきましては実質上の存続会社である旧株式会社創健社の事業を全面的に継承しております。
従いまして、実質上の存続会社は、被合併会社である旧株式会社創健社でありますから、以下の記載事項につきましては、特段の記述がない限り、合併期日までは実質上の存続会社について記載しております。
なお、事業年度の期数は、実質上の存続会社の期数を継承しておりますので、1980年12月21日より始まる事業年度を第14期といたしました。
年月 | 事項 |
1968年2月 | 無添加の健康自然食品の開発及び卸売を目的として株式会社創健社を設立 |
1972年12月 | べに花油100%の食用植物油・商品名「べに花一番」を販売開始 |
1976年1月 | 株式会社ジック創健及び株式会社沖縄創健社を吸収合併 |
1976年10月 | 大阪営業所を大阪府豊中市小曽根から豊中市浜に新築移転 |
1977年2月 | 札幌市東区に札幌営業所を開設 |
1977年8月 | 「べに花マヨネーズ」を販売開始 |
1979年11月 | 「べに花ハイプラスマーガリン」を販売開始 |
1980年12月 | 株式の額面金額を変更するため、株式会社創健社に被吸収合併 |
1982年11月 | 名古屋営業所を西春日井郡から名古屋市西区に新築移転 |
1983年7月 | 福岡営業所を福岡市博多区春町から博多区板付に新築移転 |
1989年6月 | 大阪支店を大阪府豊中市浜から兵庫県伊丹市に新築移転 |
1991年4月 | 沖縄県那覇市の沖縄出張所を営業所に昇格 |
1992年10月 | 札幌営業所を札幌市東区から札幌市白石区に新築移転 |
1994年11月 | 日本証券業協会に株式を店頭登録 |
1995年4月 | 横浜市都筑区に横浜支店を開設、新規開拓地域として仙台市泉区に東北営業所を開設、広島市中区に広島営業所を開設 |
1996年10月 | 横浜市港南区に直営ショップ「オーガニック・ガーデン上大岡」を開設 |
1996年11月 | 株式会社風と光のファクトリーを開発・製造会社として設立(当社100%出資、資本金3,000万円連結子会社) |
1997年4月 | 髙橋製麺株式会社(連結子会社)の株式取得 |
1997年6月 | 営業力の強化と物流コストの削減を図るため、横浜支店と商品センターを横浜市都筑区から鶴見区の横浜港流通センターに移転 |
1998年10月 | 名古屋営業所を支店に昇格 |
1998年11月 | 東京都小金井市に直営ショップ「オーガニック・ガーデン小金井」を開設 |
1999年4月 | 横浜市港南区に直営ショップ「オーガニック・ガーデン港南台」を開設 |
2000年4月 | 東京都江戸川区にアレルギー専門店「ハッピーフレンズ葛西」を開設 |
2000年4月 | 広島営業所を広島市中区から広島県福山市に移転 |
2000年9月 | 神奈川県小田原市に直営ショップ「オーガニック・ガーデン小田原」を開設 |
2000年10月 | 株式会社風と光のファクトリー10百万円増資(当社所有割合75%、資本金4,000万円) |
2000年12月 | 髙橋製麺株式会社20百万円増資(当社所有割合74.68%、資本金4,292万円) |
2001年3月 | 事務効率化を図るため、横浜支店営業部を横浜市鶴見区から神奈川区の本社隣のskビルに移転 |
2001年10月 | 群馬県群馬郡に品質管理センターを設立し、食品分析受託業務を開始 |
2001年11月 | 東京都小金井市の直営ショップ「オーガニック・ガーデン小金井」を閉鎖 |
2001年11月 2002年6月 | 神奈川県小田原市の直営ショップ「オーガニック・ガーデン小田原」を閉鎖 環境マネジメントシステムの国際規格iso14001を認証取得 |
2002年9月 | 横浜市神奈川区に直営ショップ「オーガニック・ガーデン本店」を開設 |
2002年10月 | 神奈川県横須賀市に直営ショップ「オーガニック・ガーデン横須賀中央」を開設 |
年月 | 事項 |
2003年4月 | 商品センターを横浜市鶴見区から東京都町田市に移転 |
2004年4月 | 群馬県の品質管理センターを「食と環境科学研究センター」に名称変更し、埼玉県本庄市に移転 |
2004年12月 | 日本証券業協会への店頭登録を取消し、株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2005年12月 | 沖縄県那覇市の沖縄営業所を閉鎖 |
2006年2月 | 髙橋製麺株式会社は、株式会社風と光のファクトリーを引受先とする第三者割当増資10百万円を実施(当社所有割合79.79%(間接所有割合20.20%)、資本金5,292万円) |
2006年3月 | 埼玉県鴻巣市に関東営業所を開設 |
2006年3月 | 広島県福山市の広島営業所を閉鎖 |
2006年8月 | 横浜市神奈川区の直営ショップ「オーガニック・ガーデン本店」を閉鎖 |
2007年2月 | 「食と環境科学研究センター」を分社化し、新設会社である「株式会社品質安全研究センター」に承継 |
2007年2月 | 株式会社品質安全研究センターは、株式会社ファンケルを引受先とする第三者割当増資を実施し、当社の持分法適用関連会社(当社持分比率20%)となる |
2007年4月 | 名古屋支店、福岡営業所、札幌営業所は閉鎖し、関東営業所は支店に昇格 |
2007年5月 | 株式会社サンキューコーポレーションとの業務委託基本契約締結により、商品センターを閉鎖 |
2008年2月 | 福岡市早良区に福岡営業所を開設 |
2008年3月 | 名古屋市西区に名古屋営業所(現・名古屋支店)を開設 |
2008年3月 | 大阪支店を兵庫県伊丹市から大阪市淀川区に移転 |
2008年4月 | 東京都大田区に直営ショップ「オーガニック・ガーデン蒲田店」を開設 |
2008年11月 | 株式会社サンキューコーポレーションとの業務委託基本契約解約により、群馬県みどり市に物流センターを開設 |
2009年1月 | 株式会社風と光のファクトリーの株式200株を取得(当社所有割合100%、資本金4,000万円) |
2009年3月 2009年4月 2009年7月
2009年8月 2009年12月
2010年1月
2010年2月
2010年2月 2010年3月 2010年3月 2010年4月
2010年6月 2010年11月
2011年2月 2012年11月
2013年7月
2014年3月 2015年1月 2015年3月
2015年3月 2015年8月 2016年2月 2017年4月 | 群馬県太田市に受注センターを開設 髙橋製麺株式会社小分け工場が有機jas認定工場(登録認定機関:日本認証サービス) 群馬県太田市に株式会社創健エス・シー・エスを梱包材等の販売業として設立(当社53.33%出資、資本金300万円連結子会社) 横浜市港南区の直営ショップ「オーガニック・ガーデン港南台」を閉鎖 髙橋製麺株式会社株式200千株を株式会社風と光のファクトリーより取得(当社直接所有割合79.79%) 「株式会社風と光のファクトリー」は、「株式会社おいしい」に商号変更及び本店所在地を群馬県太田市に変更 東京都江戸川区のアレルギー専門店「ハッピーフレンズ葛西」及び神奈川県横須賀市の直営ショップ「オーガニック・ガーデン横須賀中央」を閉鎖 埼玉県鴻巣市の関東支店を閉鎖し、横浜市神奈川区の横浜支店に統合 東京都大田区の直営ショップ「オーガニック・ガーデン蒲田店」を閉鎖 環境問題の改善という当初の目標達成のため、iso14001認証登録を抹消 ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所jasdaq(スタンダード)に上場 株式会社創健エス・シー・エスを解散 当社は、保有する株式会社品質安全研究センターの全株式を売却したため、持分法適用関連会社の範囲から除外 太田油脂株式会社と業務提携契約を締結 髙橋製麺株式会社製麺工場が有機jas認定即席ラーメン工場 同時にアメリカ向け・欧州向け有機認証も取得 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所jasdaq(スタンダード)に上場 髙橋製麺株式会社株式500千株を取得(当社直接所有割合96.66%、資本金62,920千円) 福岡営業所を福岡市早良区から福岡市博多区に移転 当社は、髙橋製麺株式会社の取締役会の決議により、故髙橋千代子同社会長から髙橋製麺株式会社の株式20千株を遺贈(当社直接所有割合100.00%、資本金62,920千円) 当社は、髙橋製麺株式会社の株式500千株を取得(当社直接所有割合100.00%、資本金72,920千円) 横浜市港南区に直営ショップ「オーガニック・ガーデン上大岡」を閉鎖 当社は、当社100%子会社である株式会社おいしいを吸収合併 横浜市泉区に直営ショップ「すまいるはうす」を開設 |
当社は株主の皆様への利益還元を経営上の最重要課題のひとつと考え、将来の事業展開と経営体質の強化のため内部留保を確保しつつ、安定的に適正な利益還元の実行を基本方針としております。
当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。
内部留保資金につきましては、経営体質の強化及び事業拡大のための設備投資等に有効活用してまいりたいと考えております。
当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。
なお、当事業年度の配当につきましては、誠に遺憾ながら無配にさせていただきました。
②【発行済株式】
種類 | 事業年度末現在 発行数(株) (2020年3月31日) | 提出日現在 発行数(株) (2020年6月26日) | 上場金融商品取引所 名又は登録認可金融 商品取引業協会名 | 内容 |
普通株式 | 705,500 | 705,500 | 東京証券取引所 jasdaq (スタンダード) | 単元株式数100株 |
計 | 705,500 | 705,500 | ― | ― |
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| 2020年3月31日現在 | ||
区分 | 株式の状況(1単元の株式数100株) | 単元未満 株式の状況 (株) | |||||||
政府及び 地方公共 団体 | 金融機関 | 金融商品 取引業者 | その他の 法人 | 外国法人等 | 個人 その他 | 計 | |||
個人以外 | 個人 | ||||||||
株主数 (人) | - | 3 | 6 | 46 | 2 | - | 1,145 | 1,202 | - |
所有株式数 (単元) | - | 359 | 96 | 1,404 | 13 | - | 5,177 | 7,049 | 600 |
所有株式数 の割合(%) | - | 5.09 | 1.36 | 19.92 | 0.18 | - | 73.45 | 100.00 | - |
(注) 1 自己株式の57単元及び15株は「個人その他」及び「単元未満株式の状況」に含めて記載しております。
2 上記「その他の法人」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が、4単元含まれております。
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| 2020年3月31日現在 | |
氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数 (千株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
中村 靖 | 横浜市神奈川区 | 84 | 12.03 |
中村 澄子 | 横浜市神奈川区 | 78 | 11.17 |
創健会(取引先持株会) | 横浜市神奈川区片倉2-37-11 | 63 | 9.03 |
太田油脂株式会社 | 愛知県岡崎市福岡町字下荒追28 | 59 | 8.43 |
株式会社横浜銀行 (常任代理人 資産管理サービス信託銀行株式会社) | 横浜市西区みなとみらい3-1-1 (東京都中央区晴海1-8-12晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーz棟) | 31 | 4.52 |
有限会社タカ・エンタープライズ | 横浜市神奈川区片倉2-37-11 | 19 | 2.80 |
原田 こずえ | 横浜市神奈川区 | 18 | 2.71 |
創健社従業員持株会 | 横浜市神奈川区片倉2-37-11 | 15 | 2.28 |
月島食品工業株式会社 | 東京都江戸川区東葛西3-17-9 | 12 | 1.85 |
日清オイリオグループ株式会社 | 東京都中央区新川1-23-1 | 12 | 1.78 |
計 | ― | 396 | 56.64 |
男性6名 女性1名 (役員のうち女性の比率14.3%)
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
代表取締役 社長 | 中 村 靖 | 1958年9月15日生 |
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(注)2 | 84,250 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
常務取締役 営業本部長 | 岸 本 英 喜 | 1961年5月2日生 |
| (注)2 | 1,800 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
取締役 商品本部長 | 山 田 一 斗 資 | 1963年2月5日生 |
| (注)2 | 1,100 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
取締役 管理本部長 | 飯 田 雅 之 | 1957年7月1日生 |
| (注)2 | 1,900 |
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
取締役(常勤監査等委員) | 藤 川 清 士 | 1957年5月6日生 |
| (注)3 | 1,000 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
取締役(監査等委員) | 鈴 木 久 衞 | 1951年3月12日生 |
| (注)3 | 500 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
取締役(監査等委員) | 合 田 真 琴 | 1960年11月17日生 |
| (注)3 | 200 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
計 | 90,750 |
(注)1 取締役鈴木久衞及び合田真琴の両氏は、社外取締役であります。
2 2020年6月26日開催の定時株主総会終結の時から1年間まで。
3 2019年6月27日開催の定時株主総会終結の時から2年間まで。