業績の推移(百万円) | |||||||||
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売上高 | 営業利益 | % | 経常利益 | % | 当期利益 | % | 一株利益 | 一株配当 |
財務・CF(百万円) 2020/03/31 | |||
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総資産 | 24,232 | 営業CF | 381 |
純資産 | 12,064 | 投資CF | 217 |
自己資本比率 | 0.5 % | 財務CF | -734 |
資本金 | 1,073 | 現金等 | 2,114 |
四半期 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | ||||
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前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 |
累計 | 1Q | 1-2Q | 1-3Q | 1-4Q | 会社予想 | ||||
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前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 今期 |
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
当社の販売先が属する建築関連業界は、景気動向、金利動向、地価動向及び住宅税制等の影響を比較的受けやすい傾向にあります。したがって、景気の低迷による所得見通しの悪化、市場金利の上昇、地価上昇及び税制の強化等により、事業環境が悪化した場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
特に、当社の営業地域において、これらの外部環境要因の悪化が生じ、建築・設備工事発注者の投資意欲の抑制や、一般消費者のマイホーム購買意欲の減退等により、設備投資件数又は新設住宅着工戸数の減少等が生じた場合には、当社業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、景気低迷の影響により、電気設備資材の需要が低迷した場合には、当社と同業者との競合が激化し、取扱商品の販売価格が下落する等により当社の利幅が縮小する可能性があります。
当社は営業所を自社保有とすることを基本方針としており、現在の営業所52ヵ所のうち、自社保有物件は50ヵ所(このうち、1ヵ所は建物のみ自社保有)であります。営業所を自社保有とする理由は、倉庫や駐車場等の営業設備を、当社戦略に合致させるように自由に企画・設置できること、並びに金融面・求人面等の社会的信用が向上すると考えられること等にあります。
当社は、原則毎期1~3ヵ所の営業所新設を進めております。営業所新設のための所要資金は、一営業所当たり概算で2~4億円程度を予定しており、当該資金は、主として自己資金及び金融機関からの借入金により賄う方針であります。
営業所の新設にあたっては、事前のマーケティング調査を十分に行うとともに、社内基準にしたがって、当社の収益が拡大すると予想される地域に設置する方針であります。しかしながら、新設した営業所が当初計画したとおりの収益を計上できなかった場合、あるいは、収益計上までに計画した以上の期間がかかった場合等には、投下資本の回収に時間を要し、有利子負債残高の増加が負担となることから、当社業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、各種建造物の電気工事に使用される電気材料及び電気器具を主たる商品として取扱っていることから、当社グループの売上高は、建設工事の竣工が集中する年末近くの11月及び12月、並びに年度末の3月に増加する傾向があります。したがって、当社業績は下半期に偏重する傾向があります。
(4)当社グループ業績の債権管理について
当社グループ取引先の倒産もしくは財政状態の悪化によって当社グループの売掛債権が劣化する可能性があります。そのため、当社グループは一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し回収不能見込額を貸倒引当金として計上しております。さらに与信管理専門部署である営業管理部において管理を徹底し、対策を講じております。しかしながら想定外の倒産が頻発した場合、当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。
当社グループは、地震等の自然災害、伝染病、その他の災害等の発生時にも、重要な事業活動継続のための事業継続計画(bcp:business continuity plan)を策定しております。しかしながら、想定外の自然災害、事故等の発生により、当社グループの事業所及び従業員の多くが被害を被った場合には、販売等事業活動に大きな影響が生じるため、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。
対策といたしましては、昨今の自然災害や新たに流行する感染症など、都度経営リスクを洗い出し経営リスクを減らすために想定できるリスクに対応できるよう随時継続計画を見直してまいります。
(6)新型コロナウイルス感染症(covid-19)について
世界的な新型コロナウイルス感染症(covid-19)の影響により、当社グループにおいても、事業を取り巻く環境について先行き不透明な状況が生じております。
この対策として、従業員、得意先、仕入先様ステークホルダーの安心・安全を最優先し、次のような対策により感染予防に取り組んでおります。
・安全衛生の徹底(マスク着用、毎日の体調確認、手指のアルコール消毒等)
・時差出勤の推進
・web会議等の活用
・不要不急の出張の禁止
・人事異動の延期
今後も動向を注視しながら適宜対策を講じてまいりますが、さらなる感染拡大等、想定を超えるような事態が発生した場合には、当企業集団の財政状態や業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
回次 | 第55期 | 第56期 | 第57期 | 第58期 | 第59期 | |
決算年月 | 2016年3月 | 2017年3月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 | |
売上高 | (千円) | 29,052,134 | 28,817,058 | 27,857,715 | 30,043,366 | 32,430,227 |
経常利益 | (千円) | 1,296,558 | 1,125,012 | 899,559 | 1,145,170 | 1,236,732 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | (千円) | 791,229 | 766,702 | 572,552 | 763,517 | 861,581 |
包括利益 | (千円) | 788,118 | 774,656 | 605,738 | 767,433 | 753,760 |
純資産額 | (千円) | 9,883,357 | 10,437,812 | 10,823,291 | 11,414,479 | 11,965,659 |
総資産額 | (千円) | 22,334,277 | 22,995,113 | 23,672,881 | 24,647,830 | 24,397,845 |
1株当たり純資産額 | (円) | 1,122.08 | 1,185.03 | 1,228.81 | 1,295.94 | 1,358.52 |
1株当たり当期純利益金額 | (円) | 89.83 | 87.05 | 65.00 | 86.69 | 97.82 |
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 | (円) | ― | ― | ― | ― | ― |
自己資本比率 | (%) | 44.3 | 45.4 | 45.7 | 46.3 | 49.0 |
自己資本利益率 | (%) | 8.2 | 7.5 | 5.4 | 6.9 | 7.4 |
株価収益率 | (倍) | 7.1 | 7.9 | 10.5 | 7.0 | 6.6 |
営業活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | 1,422,993 | 1,436,876 | 1,362,729 | 1,139,004 | 381,453 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △294,856 | △253,277 | △280,820 | △376,340 | 217,760 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △1,173,768 | △956,170 | △245,955 | △633,940 | △734,090 |
現金及び現金同等物の期末残高 | (千円) | 1,057,143 | 1,284,572 | 2,120,525 | 2,249,248 | 2,114,371 |
従業員数 | (人) | 383 | 389 | 380 | 386 | 400 |
(注) 1.売上高には消費税等は含まれておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
当社グループは、当社の他、主な子会社2社で構成されており、電気設備資材の卸売り、ケーブルテレビ用等のコネクタの製造・販売、電気設備工事を主たる事業としております。
これらを系統図によって示すと、次のとおりであります。
(注) 無印 連結子会社
※1 非連結子会社で持分法非適用会社
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の改善が続き、内需に牽引される形で、緩やかな回復基調で推 移しておりましたが、米中貿易摩擦による海外経済の不確実性や、年度終盤には新型コロナウイルス感染症拡大の影響により景況感が急速に悪化いたしました。
当社グループの属する建設関連業界におきましては、公共投資の底堅い動きが見えた半面、民間設備投資では低調な動きが見られるとともに、建設現場における慢性的な人手不足や労務費、資材費の高止まりにより、経営環境に厳しさが残りました。
このような状況の中で、当社グループにおきましては、期首より機動性・実効性の高い組織体制とするために組織体制の見直しを行い、業務効率の向上、継続して取り組んでいる物件受注や得意先ベースの更なる強化を図ってまいりました。
この結果、当連結会計年度の商品分類別連結売上高は、照明器具類5,917,294千円(前年同期比99.5%)、電線類9,519,598千円(前年同期比102.8%)、配・分電盤類8,412,988千円(前年同期比110.4%)、家電品類5,420,242千円(前期比123.6%)、その他の品目3,160,102千円(前期比111.6%)を計上し、当連結会計年度の連結売上高は32,430,227千円(前期比107.9%)となり、利益面におきましては営業利益1,225,790千円(前期比106.9%)、経常利益1,236,732千円(前期比108.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益861,581千円(前期比112.8%)となりました。
なお、新型コロナウイルス感染症による影響は、得意先訪問の制限等があったものの、当社グループの業績には大きな影響は見られませんでした。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて134,877千円減少し、2,114,371千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、売上債権の増加、たな卸資産の増加及び仕入債務の減少等があったものの、税金等調整前当期純利益の計上等により381,453千円(前年同期に得られた資金は1,139,004千円)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、土地等固定資産の売却による収入等により217,760千円(前年同期に使用した資金は376,340千円)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、短期借入金の返済及び配当金の支払い等により734,090千円(前年同期に使用した資金は633,940千円)となりました。
【セグメント情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
当社グループは、電設資材卸売業以外のセグメントの重要性が乏しく、財務諸表利用者の判断を誤らせる可能性が乏しいと考えられますので、記載は省略しております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当社グループは、電設資材卸売業以外のセグメントの重要性が乏しく、財務諸表利用者の判断を誤らせる可能性が乏しいと考えられますので、記載は省略しております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1,680,541千円減少し、22,717,304千円となりました。
流動資産は、受取手形及び売掛金の減少等により、前連結会計年度末に比べ2,204,071千円減少し、11,066,791千円となりました。
固定資産は、その他の投資等及び株式会社カワツウの株式取得によるのれんの増加等により、前連結会計年度末に比べ523,529千円増加し、11,650,512千円となりました。
流動負債は、支払手形及び買掛金、短期借入金の減少等により、前連結会計年度末に比べ2,073,697千円減少し、8,542,272千円となりました。
固定負債は、株式会社カワツウを連結したことによる社債及び長期借入金の計上、退職給付に係る負債の増加等により、前連結会計年度末に比べ265,846千円増加し、2,082,062千円となりました
純資産は、剰余金の配当による減少等があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、前連結会計年度末に比べ127,309千円増加し、12,092,969千円となりました。
②経営成績
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、前半は新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う外出自粛や休業要請などを通じて市場機能の多くが制約され、企業活動においても抑制を余儀なくされ、後半には経済活動の再開による持ち直しの動きが見られたものの、依然厳しい状況で推移しました。
当社グループの属する建設関連業界におきましては、公共需要は比較的堅調に推移したものの、民間需要につきましては、前年の消費税増税やオリンピック関連需要の反動減などを背景に新型コロナウイルス感染症拡大による影響からの国内経済の停滞が加わり、工事の延期、中止、減額等厳しい状況で推移しました。
このような状況の中、当社グループにおきましては、本年8月に弱電工事を営む株式会社カワツウの株式取得を行ないました。今後は、経営戦略の柱の1つとしている営業ネットワーク網の活用し、幅広い需要の獲得等想定したシナジー効果を発揮できるように運営して参ります。また、物件受注戦略の更なる推進を図るため、コロナ禍においても得意先ベースの強化、オンライン等を活用した社員の教育・育成による現場の対応力向上に努め、制約のある中でも積極的な受注活動を行ってまいりました。
この結果、商品分類別売上高は、照明器具類2,289,974千円(前年同四半期比83.8%)、電線類3,957,175千円(前年同四半期比81.6%)、配・分電盤類3,161,849千円(前年同四半期比77.3%)、家電品類2,944,798千円(前年同四半期比111.2%)、その他の品目1,297,544千円(前年同四半期比80.3%)を計上し、売上高は13,651,342千円(前年同四半期比85.6%)となりました。利益面におきましては、営業利益373,010千円(前年同四半期比58.5%)、経常利益388,970千円(前年同四半期比59.9%)、親会社株主に帰属する四半期純利益261,467千円(前年同四半期比54.1%)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて676,574千円増加し、2,719,133千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、仕入債務の減少等があったものの、税金等調整前四半期純利益の計上及び売上債権の減少等により1,812,151千円(前年同期に得られた資金は657,055千円)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出等により361,704千円(前年同期に得られた資金は342,874千円)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、短期借入金の返済及び配当金の支払い等により773,872千円(前年同期に使用した資金は1,030,937千円)となりました。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループでは、固定資産の減損会計や繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りについて、連結財務諸表作成時において入手可能な情報に基づき実施しております。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響は、前事業年度の有価証券報告書では半年程度の期間にわたると仮定しておりました。想定より流行の収束が遅れているものの、経済活動は徐々に再開されており現状当社グループの属する建設関連業界への影響は少ないため、会計上の見積りの仮定については、前連結会計年度から重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)主要な設備
該当事項はありません。
区分 | 当期首残高(千円) | 当期末残高(千円) | 平均利率(%) | 返済期限 |
短期借入金 | 4,850,000 | 4,350,000 | 0.3 | - |
1年以内に返済予定の長期借入金 | - | - | - | - |
1年以内に返済予定のリース債務 | 31,623 | 29,894 | - | - |
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) | - | - | - | - |
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) | 70,829 | 40,935 | - | 2021年~2023年 |
その他有利子負債 | - | - | - | - |
合計 | 4,952,453 | 4,420,829 | - | - |
(注) 1.平均利率については、期中平均借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を連結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。
3.リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。
| 1年超2年以内(千円) | 2年超3年以内(千円) | 3年超4年以内(千円) | 4年超5年以内(千円) |
リース債務 | 25,464 | 14,571 | 899 | - |
当社グループは、親会社である田中商事株式会社と子会社の株式会社木村電気工業及び八汐電気株式会社で構成されております。
田中商事株式会社は、仕入先において、特定のメーカー系列に属さない自主独立の経営姿勢を貫き、専業メーカーをはじめとする国内主要メーカーから幅広い商品を得意先のニーズに合わせ、提供しております。また、取り扱っている商品は、学校・公園・道路等の公共施設、ビル・マンション・工場・一般家庭等の民間設備、その他あらゆる建設物に対するリフォームを含めた電気設備資材全般であります。具体的には、以下のように分類しております。
商品分類 | 主な用途 |
照明器具類 | 公園・道路・ビル・マンション・工場・戸建住宅等に使用している照明器具類。 |
電線類 | 照明器具・配線器具等へ電気を供給するための電線及びこの電線を保護するためのパイプ類。セキュリティ、oa対応の電線類。 |
配・分電盤類 | 電気供給における配電盤・分電盤類及び大容量の電気を必要とするビル・マンション・工場等で使用される受電設備機器類。 |
家電品類 | 一般家庭・店舗・事務所等で使用するエアコン類をはじめとする家電品類。 |
その他 | 電気・設備業者様が必要な工具類全般等。 |
田中商事株式会社は、独立系商社という自社の持ち味を営業戦略の一環として「当社はこれが特徴(ポリシー)です」を社内外に掲げ、得意先との一層の連帯を深め、競合他社との差別化及び業容の拡大を図っております。
特徴(ポリシー)の主旨は以下のとおりであります。
配送の革命(原点)を実行しています |
田中商事株式会社の心得として商社の原点は、得意先に対して必要な物を、必要な時に、必要な場所へお届けすることであります。競合他社の中では広域とされる当社の営業ネットワーク網を活用した配送を、自社便にて、どんな細かい物でも現場まで迅速にお届けすることを心がけております。
品揃えは抜群です |
田中商事株式会社は円滑な商品供給を心がけているため、各営業所は倉庫を併設した自社所有になっており、常時、得意先のニーズに応じる品揃えにしております。また、万が一、商品の在庫切れが起きても、営業所間を結ぶ「オンライン電算システム」をフルに活用し、リアルタイムに全店の在庫商品を把握できることにより営業所相互間の商品融通で常に得意先への的確かつ円滑な商品供給を図っております。
全国ネットでご奉仕します |
田中商事株式会社は、業界では随一の広域ネットワークで営業展開を図っております。このことにより、競合他社との差別化を明確にし、得意先の信頼を勝ち得ております。今後も営業所の出店等により営業ネットワークを拡大する方針は、経営戦略の柱の一つとして継続してまいります。
子会社である株式会社木村電気工業は、電気部品メーカーとして主にケーブルテレビ用等コネクタの部品製造・販売を行っております。
当社は、営業ネットワーク網の拡充と新規開拓による市場占有率の向上といった拡大戦略を行っております。
近年のネットワーク網の拡充は、首都圏を中心として行っております。首都圏を中心としている理由は、同商圏内に大手企業をはじめとする各種法人の本社機能が集中しており、オフィスビル、工場、マンション、アパート、戸建住宅等の新設及びリニューアルが他商圏と比較して各段に多いことから、当社の取扱商品の需要が多く見込めるためであります。
それと同時に、近年は西日本進出も進めて参りました。今後につきましても、原則毎年1~3ヵ所の営業所新設を検討しております。
新設営業所はゼロから新規に得意先作りを行っておりますので、そこでの営業活動は当社の拡大戦略に貢献しております。既存営業所においても、得意先の新規開拓を軸に市場占有率の更なる向上を視野にいれた営業展開を推進しております。当社における出店戦略は、業績拡大の重要な一部である為、今後も現状の空白エリアをターゲットに積極的に進めてまいります。
また、関連業種との連携による需要の取り組みといたしましては、子会社である株式会社木村電気工業とそれぞれの営業エリアの補充、関連業種であることを活かした受注等、シナジー効果を生む戦略も強化し、業績拡大を目指す所存であります。
当社グループが喫緊に対応すべき課題と致しましては、コロナウイルス感染拡大への対策があります。従業員、得意先、仕入先等ステークホルダーの安心・安全を最優先し、マスク着用、毎日の体調確認、手指のアルコール消毒等といった基本的な感染予防対策を一人一人が意識し、行動してまいります。
営業面に関しましては、このような経営環境においても決して手を抜かず営業を行い、情報を頂いている物件を全て受注できるよう、得意先との信頼関係の構築や積極的な人材育成による社員の質向上を図り、業容拡大に努めて参ります。
なお、新型コロナウイルス感染症に対する具体的な対策につきましては、「第2事業の状況 2事業等のリスク」に記載のとおりであります。
当社は、1950年10月に河合日出雄氏が静岡県静岡市人宿町2丁目において、電設資材の卸売を目的に個人経営で田中商店を創業いたしました。1954年10月には合資会社田中商店(出資金50万円)に改組し事業を営んでおりましたが、業容の一層の拡大を図るため1962年12月に当社を設立いたしました。翌年2月に合資会社田中商店を吸収合併し、業務の一切を引継ぎ現在に至っております。
当社グループの設立から現在までの主な沿革は次のとおりであります。
年月 | 沿革 |
1962年12月 | 静岡県静岡市吉野町5番10号に田中商事株式会社(資本金100万円)を設立 |
1963年2月 | 合資会社田中商店を吸収合併し、業務の一切を引継ぐ |
1963年4月 | 北海道釧路市に釧路営業所を開設 |
1964年1月 | 静岡県富士市に富士営業所を開設 |
1964年4月 | 東京都港区に東京営業所を開設(1971年8月東京都品川区に移転) |
1969年4月 | 宮城県仙台市に仙台営業所を開設(1973年12月仙台市若林区に移転)、横浜市神奈川区に横浜営業所を開設 |
1971年8月 | 東京都品川区南大井三丁目2番2号に本社を新築移転し、旧本社を静岡営業所とする |
1973年10月 | 名古屋市中川区に名古屋営業所を開設 |
1983年9月 | 東京都三鷹市に多摩営業所を開設 |
1987年9月 | 川崎市幸区に川崎営業所を開設(1995年3月川崎市川崎区に移転) |
1990年10月 | 埼玉県大宮市(現さいたま市北区)に大宮営業所を開設 |
1992年7月 | 札幌市豊平区に札幌東営業所を開設 |
1993年12月 | 埼玉県川口市に川口営業所を開設 |
1994年10月 | 千葉市中央区に千葉営業所を開設 |
1996年9月 | 株式会社デンザイセンターより営業の全部を譲り受け、当社の大宮営業所に統合 |
1999年11月 | 日本証券業協会に株式を店頭登録 |
2001年4月 | 千葉県船橋市に船橋営業所、同松戸市に松戸営業所を開設 |
2002年2月 | 東京都町田市に町田営業所を開設 |
2003年2月 | 東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2003年9月 | 東京都北区に王子営業所を開設 |
2004年1月 | 東京都江東区に江東営業所を開設 |
2004年3月 | 東京証券取引所市場第一部に株式を指定替え |
2005年10月 | 川崎市宮前区に川崎北営業所を開設 |
2006年8月 | 株式会社木村電気工業(連結子会社)の株式取得 |
2007年5月 | 福岡市東区に福岡営業所を開設(2012年4月福岡市博多区に移転) |
2008年5月 | 大阪市平野区に大阪営業所を開設(2014年10月大阪南営業所に改名) |
2008年12月 | 埼玉県熊谷市に熊谷営業所を開設 |
2009年4月 | 八汐電気株式会社の株式取得 |
2009年6月 | 栃木県宇都宮市に宇都宮営業所を開設 |
2010年9月 | 熊本県熊本市に熊本営業所を開設 |
2011年4月 | 北九州市小倉北区に小倉営業所を開設 |
2015年6月 | 大阪市淀川区に大阪営業所を開設 |
2017年12月 | 兵庫県神戸市に神戸営業所を開設 |
当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題のひとつとして位置づけ、中長期的な視野に立った事業展開を推進することにより、グループ全体での企業価値向上に努めております。
配当につきましては、継続的かつ安定的に実施していくことを基本としつつ、各期の業績、経済状況に内部留保の状況、資本政策等を総合的に勘案して決定してまいります。
内部留保資金につきましては、将来の成長のために必要な投資等に充てることを通じて、収益力の向上に努めるとともに、財務体質の改善・強化を進めてまいります。
また、業績に応じた利益配分を考慮する上で、基準とする配当性向につきましては、当面の間、原則として親会社株主に帰属する当期純利益の20%から30%程度を目安と致します。
剰余金の配当につきましては、会社法第459条第1項及び第460条第1項に基づき、取締役会の決議によって定める旨を定款に定めております。
これに基づき、定款に定める基準日である中間及び期末に、年2回の配当を取締役会決議により実施することを基本としております。それ以外を基準日とする配当を行なう場合には、別途取締役会にて基準日を設定したうえで行ないます。
当事業年度につきましては、すでに実施済みの中間配当金1株当たり10円に加え、期末配当金を1株当たり18円とし、年間の配当金1株当たり28円を実施することを決定いたしました。
当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。
決議年月日 | 配当金の総額(千円) | 1株当たり配当額(円) |
2019年11月11日 取締役会決議 | 88,078 | 10 |
2020年5月13日 取締役会決議 | 158,541 | 18 |
種類 | 事業年度末現在発行数(株)(2020年3月31日) | 提出日現在発行数(株)(2020年6月26日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
普通株式 | 8,832,000 | 8,832,000 | 東京証券取引所市場第一部 | 単元株式数は100株であります。 |
計 | 8,832,000 | 8,832,000 | ― | ― |
| 2020年3月31日現在 | ||||||||
区分 | 株式の状況(1単元の株式数100株) | 単元未満株式の状況(株) | |||||||
政府及び地方公共団体 | 金融機関 | 金融商品取引業者 | その他の法人 | 外国法人等 | 個人 その他 | 計 | |||
個人以外 | 個人 | ||||||||
株主数(人) | - | 14 | 21 | 42 | 31 | 2 | 2,913 | 3,023 | ― |
所有株式数(単元) | - | 8,860 | 2,760 | 4,276 | 6,877 | 11 | 65,477 | 88,261 | 5,900 |
所有株式数の割合(%) | - | 10.0 | 3.1 | 4.8 | 7.8 | 0.0 | 74.2 | 100.0 | ― |
(注) 自己株式24,143株は、「個人その他」に241単元及び「単元未満株式の状況」に43株を含めて記載しております。
2020年3月31日現在
氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数(千株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
河合 日出雄 | 東京都大田区 | 2,651 | 30.1 |
ステート ストリート バンク アンド トラスト クライアント オムニバス アカウント オーエムゼロツー 505002(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 100 king street west, suite 3500, po box 23 toronto, ontario m5x 1a9 canada(東京都港区港南2-15-1)
| 391 | 4.4 |
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 東京都港区浜松町2-11-3 | 297 | 3.4 |
河合 きよ子 | 東京都大田区 | 264 | 3.0 |
田中商事従業員持株会 | 東京都品川区南大井3-2-2 | 174 | 2.0 |
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) | 東京都中央区晴海1-8-11 | 172 | 2.0 |
岡三オンライン証券株式会社 | 東京都中央区銀座3-9-7 | 169 | 1.9 |
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口5) | 東京都中央区晴海1-8-11 | 124 | 1.4 |
河合 宏美 | 東京都大田区 | 114 | 1.3 |
森田 健 | 東京都世田谷区 | 113 | 1.3 |
計 | ― | 4,473 | 50.8 |
(注) 2020年4月7日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、フィデリティ投信株式会社が2020年3月31日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2020年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。
氏名又は名称 | 住所 | 保有株券等の数(千株) | 株券等保有割合(%) |
エフエムアール エルエルシー | 米国 02210 マサチューセッツ州 ボストン、 サマー・ストリート245 | 472 | 5.35 |
男性 9名 女性 -名 (役員のうち女性の比率 -%)
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(千株) | ||||||||||||||
代表取締役社長 | 鳥谷部 毅 | 1969年11月13日生 |
| (注)3 | 7 | ||||||||||||||
専務取締役営業本部長兼東部エリア事業部長 | 安部 安生 | 1968年10月15日生 |
| (注)3 | 2 | ||||||||||||||
常務取締役管理本部長兼経理部長兼経営企画課担当 | 春日 国敏 | 1970年1月27日生 |
| (注)3 | 1 | ||||||||||||||
取締役仕入部長兼営業管理部長 | 山口 智 | 1964年11月2日生 |
| (注)3 | 8 | ||||||||||||||
取締役営業副本部長兼西部エリア事業部長 | 伊藤 淳 | 1969年9月22日生 |
| (注)3 | 1 | ||||||||||||||
取締役クリエイション事業部長 | 玉木 修 | 1973年3月22日生 |
| (注)3 | 1 |
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数(千株) | ||||||||||||||||||
取締役監査等委員 | 早川 益男 | 1950年1月10日生 |
| (注)4 | 10 | ||||||||||||||||||
取締役監査等委員 | 福田 大助 | 1955年10月27日生 |
| (注)4 | ― | ||||||||||||||||||
取締役監査等委員 | 川本 典行 | 1955年4月8日生 |
| (注)4 | ― | ||||||||||||||||||
計 | 32 |
(注) 1.取締役福田大助及び同川本典行は、社外取締役であります。
2.当社の監査等委員会については次のとおりであります。
委員長 早川益男、委員 福田大助、委員 川本典行
3.2020年6月26日開催の定時株主総会の終結の時から1年間であります。
4.2020年6月26日開催の定時株主総会の終結の時から2年間であります。