業績推移
業績の推移(百万円)

売上高 営業利益 % 経常利益 % 当期利益 % 一株利益 一株配当
2022/6 31,607  1,498  4.7 1,355  4.3 826  2.6 121.4  19.00 
2023/6 36,239  1,603  4.4 1,482  4.1 961  2.7 141.2  22.00 
2024/6 42,065  2,726  6.5 2,507  6.0 1,638  4.9 238.3  37.00 
2025/6(予想) 53,294  3,526  6.6 3,101  5.8 2,279  4.3 327.9  105.00 
財務
財務・CF(百万円)  2024/12/31
総資産 36,716 営業CF -1,129
純資産 7,333 投資CF -3,848
自己資本比率 19.9 % 財務CF 5,241
資本金 446 現金等 5,451
四半期推移表
四半期 1Q 2Q 3Q 4Q
前期 今期 前期 今期 前期 今期 前期 今期
累計 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 会社予想
前期 今期 前期 今期 前期 今期 前期 今期 今期
リンクボタン
ポイント
【増収増益、過去最高の売上高・利益】2025年6月期第3四半期
【増収増益予想】2025年6月期(通期)
【高配当利回り】配当利回り5.1%(2025年5月2日現在の株価) 
配当予想 105.00円(+68円)、配当利回り5.1%(2025年1月23日現在の株価)


注目点
・2025年6月期 第3四半期:大幅な増収、増益
   売上高:24.5%増加  営業利益: 26.6%増加 (対前年同期比)
   進捗率(対通期予想):売上・利益ともに計画通りに進捗

・2025年6月期(予想):大幅な増収、増益
   売上高:532億円、営業利益:35億円(約30%増)
   当期純利益:22億円(約40%増)(対前年比)
   配当予想 105.00円(+68円)、配当利回り5.1%(2025年5月2日現在の株価)

・5期連続 増収増益(予想)
・売上高(予想):約8倍、営業利益(予想):約20倍(対2015年6月期)

トピックス
2025年5月15日
2025年6月期 第3四半期決算短信

2025年5月15日
2025年6月期 第3四半期決算説明資料

2025年5月15日
生成AIを活用した事業を展開する株式会社LiVrAの株式取得に関する基本合意書を締結

2025年5月15日
中国富裕層の「潤日」需要を全方位で捉え事業拡大
収益増減分析
・大幅な増収・増益
・過去最高の売上高・利益(第3四半期)
・利益において、前年同期比26%超
・第3四半期の営業利益においても過去最高を達成
・過去最高額: 第3四半期営業利益2,462百万円

・賃貸DXプロパティマネジメント事業
 過去最高益(第3四半期)
 営業利益:1,678百万円↑ 21.4%増加
 DX推進により生産性向上を実現、高入居率に寄与
 入居率:98.3% (業界平均89.9%)
・売買DXインベスト事業
 過去最高益(第3四半期)
 営業利益: 2,474百万円↑ 30.3%増加
 中古買取再販事業が計画通りに推移



施策・進捗状況
賃貸DXプロパティマネジメント
・関西、中部地方の物件獲得強化
・物件ごとのマネジメントの強化
・DXサービスのバージョンアップ

賃貸DX賃貸仲介
・法人契約の増加
・付帯サービスの強化
・売買仲介件数の増加
・DXの更なる促進

売買DXインベスト
・1件あたりの販売単価の増加
・付加価値の高い物件の仕入れ強化

その他
(DRAFT)
・コールセンターの活用(テレマアライアンス)
(ホープ)
・パートナー企業とのタイアップ商品の開発
・販路の拡大
KPI・主要製品(サービス)動向
管理戸数:27,360戸(前年同期比:2,185戸増)、サブリース管理戸数: 15,413戸(前年同期比:964戸増)

入居率:98.3%(直近業界平均:89.9%)
市場動向
不動産業界においては、大都市圏を中心とした不動産への堅調な需要が継続し、地価は引き続き上昇傾向を維持しました。とりわけ、都心部の収益不動産には国内外の投資マネーが流入し、取引件数も堅調な推移を示しております。一方で、地方部における空き家の増加や、住宅着工戸数の減少傾向、建築資材費・労務費の高騰など、供給サイドにおける課題も顕在化しております。
特徴・強み
一気通貫
全ての不動産業務においてデジタルとリアルを融合し、一気通貫でDXを推進

当社のカバー領域(不動産テック業界)
・当社の事業は、不動産テック※業界の15分野すべての領域をカバー(出資先含む)
中期事業計画・戦略・施策
成長戦略
・既存事業のオーガニック成長に加え、M&Aやアライアンスベンチャー投資を加速し
 非連続的な成長を実現して参ります
CSR・ESG・SDGs
ESG(目標)
・当社は、DXにより業務革新を推進することで、効率化を実現し、持続可能な社会の実現に向けて、積極的に貢献することを目標としています

ESG(環境)
・当社のDX戦略によりペーパーレス化を進め、紙の印刷は前年(2023年6月末)同会計期間比で
 14.3%削減

ESG(社会)
・不動産賃貸管理における技術革新の基盤を構築。契約までにかかる時間を大幅に短縮

ESG(社会)
・個人の成長支援によって、新たな企業文化の醸成。また、健康で安全な働き方への取り組みを強化

経営指標の推移
ARR(年間経常収益)
・ARR売上比率:4割強を占め、安定した収益基盤を形成
・ARR収益額:毎年増加

上場来 売上高、営業利益の推移
・5期連続 増収増益(予想)
・売上高(予想):約8倍、営業利益(予想):約20倍(対2015年6月期)

自己資本当期純利益率(ROE)
・当社ROE:30.6%(2024年6月期実績)、37.2%(2025年6月期予想)
・全産業、IT・不動産セクター・グロース市場※と比較し、圧倒的な利益効率




事業内容 / ビジネスモデル
5つの事業セグメントは不動産事業の様々なサービスを網羅し、強固な事業基盤を構築
成長分野への積極的な投資により、更なる成長を推進

【賃貸DX】プロパティマネジメント事業
・住居用不動産の転貸借(サブリース)事業と賃貸管理事業による事業の安定基盤を構築
・次世代管理システム 『AMBITION Cloud』が業務効率化と生産性向上を牽引
・内装事業(フレンドワークス)

【賃貸DX】賃貸仲介事業
・当社の管理物件を中心に賃貸物件の仲介事業
・当事業のリーシング力の高さがプロパティマネジメントにおける高入居率の維持に貢献

【売買DX】インベスト事業
・子会社ヴェリタス・インベストメント:自社開発の新築投資用ワンルームマンション販売を中心に展開
・当社インベスト部 :多様なルートからの物件仕入れ力により、立地を重視した分譲マンションの買取再販、リノベーション販売を展開

インキュベーション事業
・子会社アンビション・ベンチャーズ:当社グループと親和性の高い事業を行うベンチャー企業に投資
・資本業務提携にて投資先企業の支援を行い、投資先企業のIPO等により収益を得る事業

その他・不動産DX事業
・入居者アプリ『AMBITION Me』で賃貸DXにおけるLTV(顧客生涯価値)最大化に向けて貢献
・不動産DX事業(当社)/海外システム(アンビションベトナム)・少額短期保険事業(ホープ)
・ZEH/ライフライン事業(DRAFT)
決算(通期)
2024年6月期 決算

売上高:42,065,394千円(前年同期比16.1%増、5,826,103千円増)
営業利益:2,726,317千円(前年同期比70.0%増、1,122,784千円増)
経常利益:2,507,688千円(前年同期比69.1%増、1,025,139千円増)
親会社株主に帰属する当期純利益:1,638,128千円(前年同期比70.4%増、676,785千円増)

主力の賃貸DXプロパティマネジメント事業は、管理戸数の増加を進めると同時に、次世代管理システム『AMBITION Cloud』により、管理受託や退去されるお部屋の物件募集までの生産性が向上したことに加え、リーシング力が向上した結果、過去最高の売上と営業利益を達成いたしました。

賃貸DX賃貸仲介事業は、DX施策及び繁忙期に向けた人員の増加により、売上高は増加した一方、人材及び店舗出店(前年同期比3店舗増)等の投資により、営業利益は減少いたしました。売買DXインベスト事業は、順調に新築マンションの引渡しが完了し、当連結会計年度において計画通りとなりました。新たな成長ドライバーであるDXへの取り組みとして、入居者DXアプリ『AMBITION Me』の開発を進め、入居者の満足度とエンゲージメントの向上、LTV(顧客生涯価値)の最大化を実現いたします。また、M&Aやアライアンスの推進も積極的に検討しております。
セグメント情報(通期)
2024年6月期 決算(セグメントの業績)

(賃貸DXプロパティマネジメント事業)
売上高:20,232,459千円(前年同期比5.6%増、1,075,805千円増)
セグメント利益(営業利益):1,954,420千円(前年同期比33.3%増、488,408千円増)

住居用不動産の転貸借(サブリース)を行う当社グループ主力の事業で、管理戸数の増加及び高入居率の維持を基本方針。
不動産賃貸管理に関わるあらゆる業務をDXする『AMBITION Cloud』により、業務効率化と生産性向上を実現。
管理戸数:25,224戸(前年同期比253戸増)
サブリース管理戸数:14,300戸(前年同期比387戸増)
当連結会計年度末時点のサブリース入居率:98.5%(前年同期末は98.2%)
DX施策により、売上高・利益率共に大幅に増加。


(賃貸DX賃貸仲介事業)
売上高:920,346千円(前年同期比6.3%増、54,946千円増)
セグメント利益(営業利益):13,619千円(前年同期比52.8%減、15,211千円減)

当社の管理物件を中心に賃貸物件の仲介事業。
子会社のアンビション・エージェンシー(『ルームピア』を運営)、及び同アンビション・バロー(『バロー』を運営)にて、
都内9店舗、神奈川県8店舗、埼玉県1店舗の計18店舗。
当事業のリーシング力の高さが主力のプロパティマネジメント事業における高入居率の維持に貢献。
AI×RPAツール『ラクテック』の活用により、業務効率の改善による契約数アップに取り組む。
また、広告戦略の強化によるWEB集客、リモート接客・VR内見などの集客施策に加え、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用した電子サイン『AMBITION Sign』による電子契約パッケージなどの非対面サービスの強化により、お部屋探しにおける顧客の満足度向上を実現。
当該施策及び繁忙期に向けた人員の増加、人材育成が奏功したことにより、売上高は増加した一方、人材及び店舗出店(前年同期比3店舗増)等により、セグメント利益は減少。


(売買DXインベスト事業)
売上高:19,627,613千円(前年同期比26.2%増、4,069,326千円増)
セグメント利益(営業利益):2,709,038千円(前年同期比45.6%増、848,903千円増)

『好立地(都内プレミアムエリア)×好デザイン(お洒落なデザイナーズ)』を強みに、自社開発の新築投資用ワンルームマンション販売を中心に展開する子会社のヴェリタス・インベストメント(以下、ヴェリタス)と、多様なルートからの物件仕入れ力により、立地を重視した分譲マンションのリノベーション販売を中心に展開する当社インベスト部で実施。
売却戸数:ヴェリタス242戸(前年同期比36戸減)、当社インベスト部:109戸(前年同期比4戸増)


(インキュベーション事業)
売上高:154,500千円(前年同期比143.5%増、91,063千円増)
セグメント利益(営業利益):32,740千円(前年同期比172.3%増、20,715千円増)
当社グループと親和性の高い事業を行うベンチャー企業への投資、資本業務提携、投資先企業の支援などを子会社アンビション・ベンチャーズが実施。
新たに4社への投資を実行、累計で31社のベンチャー企業に投資を実施。


(その他事業)

売上高:1,130,473千円(前年同期比89.8%増、534,961千円増)
セグメント損失(営業損失):28,283千円(前年同期は93,245千円のセグメント損失)

不動産DX事業(システム開発の海外子会社を含む)、少額短期保険事業、ZEH・ライフライン事業を総じて、その他事業。

不動産DX事業
賃貸管理の次世代管理システム『AMBITION Cloud』を海外子会社のアンビションベトナムにて開発し、社内のDX化を優先的に取り組む。

賃貸DXプロパティマネジメント事業におけるDX化
『AMBITION Cloud』の導入により契約進捗管理、修繕管理、募集管理等、不動産賃貸管理業務に係る様々なシステムの大幅な業務効率化と生産性向上を実現。

賃貸DX事業におけるDX化
IT重説と『AMBITION Sign』(ブロックチェーン技術を活用した当社独自の電子サイン)との連携により、電子契約のパッケージ化を実現。

入居者DXアプリ『AMBITION Me』
入居・更新・退去に至るまでの様々なサービスを提供しており、オンライン診療の提供や、住まいのお役立ちサービス、ChatGPTを導入したFAQサービスの提供を当連結会計年度に開始。
当社グループ初のBtoCマッチングサービスであるお部屋探しアプリ『ルムコン』は、登録ユーザー数を49,000ユーザーと伸長。

少額短期保険事業
当連結会計年度におきましても順調に新規契約を獲得するとともに、申込みから支払いまでペーパーレスで完結できる当社子会社開発システム『MONOLITH(モノリス)』によって当社グループのDX推進の一端を担う。

ZEH・ライフライン事業
蓄電池、太陽光発電、外壁塗装など電力創出・省エネルギー設備の営業を行うZEH(Net Zero Energy House)事業と電気・ガス提供会社の開設・切替の取り次ぎ、ウォーターサーバーなどの営業を行うライフライン事業を子会社の株式会社DRAFTにて実施。
弊社管理物件の入居者や賃貸仲介の顧客に対しサービス提供を行うなど、賃貸DX事業とのシナジー効果を創出。








決算(直近四半期)
2025年6月期 第3四半期 決算
売上高:36,766,528千円(前年同期比24.5%増、7,239,726千円増)
営業利益:2,462,002千円(前年同期比26.6%増、517,349千円増)
経常利益:2,163,252千円(前年同期比20.3%増、364,553千円増)
親会社株主に帰属する四半期純利益:1,399,859千円(前年同期比27.8%増、304,691千円増)


当社グループはDXによって不動産ビジネスを変革し、デジタルとリアルを融合した唯一の不動産デジタルプラットフォーマーになるための取り組みを行っております。

2014年9月に上場して以来、売上高は約6倍、営業利益は約15倍と大きく成長。
2024年6月期の増収・増益の業績結果に伴い、中期経営計画の大幅な上方修正。

2025年6月期(予想)
売上高:532億円
営業利益:35億円

2026年6月期(計画)I
売上高:641億円
営業利益:42億円

賃貸DXプロパティマネジメント事業
管理戸数の増加を進めると同時に、次世代管理システム『AMBITION Cloud』により、管理受託や退去されるお部屋の物件募集までの生産性が向上したことに加え、人材投資が奏功し、リーシング力が向上した結果、サブリース入居率は98.3%と高水準で推移しております。

売買DXインベスト事業
子会社ヴェリタス・インベストメントの物件売却が想定通りに進捗し、当社インベスト部においては引き続き中古物件の仕入れに注力いたしました。仕入は予定通り順調に推移しております。

その他事業に属する不動産DX事業
主に入居者DXアプリ『AMBITION Me』の開発を進め、入居者の満足度とエンゲージメントの向上、LTV(顧客生涯価値)の最大化を実現いたします。また、積極的なM&Aやアライアンスの推進も検討しております。


(賃貸DXプロパティマネジメント事業)

売上高:15,938,058千円(前年同期比6.0%増、902,275千円増)
セグメント利益(営業利益):1,678,447千円(前年同期比21.4%増、295,977千円増)

当事業は、主に住居用不動産の転貸借(サブリース)を行う当社グループ主力の事業で、安定的な賃料収入の確保と管理戸数の増加を基本方針としております。また、不動産賃貸管理に関わるあらゆる業務をDXする『AMBITION Cloud』により、業務効率化と生産性向上を実現。
管理戸数:27,360戸(前年同期比2,185戸増)
サブリース管理戸数:15,413戸(前年同期比964戸増)
サブリース入居率:98.3%(前年同期末は98.8%)
高入居率を維持
DX施策により、売上高・利益率共に大幅に増加


(賃貸DX賃貸仲介事業)

売上高:770,156千円(前年同期比9.1%増、64,434千円増)
セグメント利益(営業利益):56,835千円(前年同期比76.7%増、24,673千円増)

当事業は、当社の管理物件を中心に賃貸物件の仲介事業。
子会社のアンビション・エージェンシー(『ルームピア』を運営)、及び同アンビション・バロー(『バロー』を運営)にて、都内7店舗、神奈川県8店舗、埼玉県1店舗の計16店舗を展開。
当事業のリーシング力の高さが主力のプロパティマネジメント事業における高入居率の維持に貢献。
当第3四半期連結累計期間におきましては、AI×RPAツール『ラクテック』の活用により、引き続き入力業務の人員抑制・反響数のアップに取り組む。
また、広告戦略の強化によるWEB集客、リモート接客・VR内見などの集客施策に加え、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用した当社独自の電子サイン『AMBITION Sign』による電子契約パッケージなどの非対面サービスの強化により、お部屋探しにおける顧客の体験価値向上を実現。
当該施策及び繁忙期に向けた人材育成及び法人企業向けの営業が奏功したことにより、売上高が増加し、利益も大幅に改善。


(売買DXインベスト事業)

売上高:18,965,402千円(前年同期比48.1%増、6,162,954千円増)
セグメント利益(営業利益):2,474,829千円(前年同期比30.3%増、575,754千円増)

当事業は、「立地」「デザイン」「設備仕様」にこだわった自社開発の新築投資用デザイナーズマンション販売を中心に展開する子会社ヴェリタス・インベストメント(以下、ヴェリタス)と、多様なルートからの物件仕入れ力により、立地を重視した分譲マンションのリノベーション販売を中心に展開する当社インベスト部で実施。
また当事業は、都内、首都圏を中心にした付加価値の高い物件の仕入れが、高単価物件の販売ならびに一件当たりの高い粗利益へとつながる。
当第3四半期連結累計期間におきましては、計画通りに進捗
売却戸数:ヴェリタス218戸(前年同期比15戸増)
当社インベスト部:売却戸数:49戸(前年同期比20戸減)
ヴェリタスの好調な販売及び当社インベスト部の高単価物件を中心とした販売戦略が奏功した結果、売上高及び営業利益は大幅な増加。


(インキュベーション事業)
保有する有価証券等の売却及び配当等がなかったため、売上は計上なし。
セグメント損失(営業損失):36,419千円(前年同期は39,639千円のセグメント利益、76,059千円減)

当事業は、当社グループと親和性の高い事業を行うベンチャー企業への投資、資本業務提携、投資先企業の支援などを子会社アンビション・ベンチャーズが行っております。
当第3四半期連結会計期間末時点では、33社のベンチャー企業に投資を行っております。当第3四半期連結会計期間におきましては、1社出資いたしました。。

(その他事業)

売上高:1,092,910千円(前年同期比30.5%増、255,656千円増)
セグメント利益(営業利益):10,522千円(前年同期比20.7%減、2,741千円減)


不動産DX事業(システム開発の海外子会社を含む)、少額短期保険事業、ZEH・ライフライン事業を総じて、その他事業としております。
不動産DX事業では、賃貸管理の次世代管理システム『AMBITION Cloud』を海外子会社のアンビションベトナムなどで開発し、社内のDX化を優先的に取り組んでおります。賃貸DX事業におけるDX化は、IT重説と『AMBITION Sign』(ブロックチェーン技術を活用した当社独自の電子サイン)との連携により、電子契約のパッケージ化を実現。
また、入居者DXアプリ『AMBITION Me』は、入居・更新・退去に至るまでの様々なサービスを提供しており、オンライン診療の提供や、住まいのお役立ちサービス、生成AIを導入したFAQサービスの提供。
当社グループ初のBtoCマッチングサービスであるお部屋探しアプリ『ルムコン』は、引き続きユーザー数が増加。
少額短期保険事業では、当連結会計年度におきましても順調に新規契約を獲得するとともに、申込みから支払いまでペーパーレスで完結できる当社子会社開発システム『MONOLITH(モノリス)』によって当社グループのDX推進の一端を担う。
ZEH・ライフライン事業では、蓄電池、太陽光発電、外壁塗装など電力創出・省エネルギー設備の営業を行うZEH(Net Zero Energy House)事業と電気・ガス提供会社の開設・切替の取り次ぎ、ウォーターサーバーなどの営業を行うライフライン事業を子会社の株式会社DRAFTにて実施。
その他事業においても、各事業部門とのシナジー効果が出た結果、売上高は増加いたしましたが、ベトナムの体制強化に伴う採用増に伴い、費用が増加。

経営方針
理念
「住まい」の未来を想像するという「大志」を抱いて、
出会った人全てに「夢」を提供できる「リアルカンパニー」を目指す
夢を目標に 目標を現実に

ビジョン
DXによって不動産ビジネスを変革しデジタルとリアルを融合した
唯一の不動産デジタルプラットフォーマーになる
デジタルとリアルを融合した唯一の不動産デジタルプラットフォーマーへ

不動産DXプラットフォーマーを目指して

当社は、創業時より一貫して、労働集約型の不動産業界に危機感を覚え、業界を進化させるべく邁進してまいりました。
主力の賃貸管理、賃貸仲介、不動産売買、不動産投資といった多様なリアルな不動産業を展開しつつ、これからはそのノウハウを最大限に生かし、不動産ビジネスを一気通貫で効率化できるDXプラットフォームを構築し、快適な住まい体験を提供していきます。

2021年10月、株式会社AMBITIONは株式会社アンビションDXホールディングスと社名を変更し、DXによる事業変革 × 不動産DXプロダクトによる業界変革を実現するグループになりました。

リアルの不動産事業ではストックビジネスであるプロパティマネジメント(賃貸管理)事業の安定成長を主軸として収益基盤を確保しながら、多様な不動産領域でノウハウやビッグデータを蓄積していきたいと考えております。
不動産所有のオーナーには収益管理や物件管理のDXにより、負荷削減と収益性の向上を。お部屋を探している人には店舗に行かず直接物件を借りることができるセルフ内見を。入居者には非対面での契約手続きや、賃貸更新を電子マネー決済で支払い可能に。管理会社には分業制によりバラバラだった顧客体験がワンストップに連携。仲介会社には紙・FAXが主流の業務からペーパーレスにシフトし、業務効率化と付加価値向上を。そして当社従業員には社内確認や申請が円滑にでき、圧倒的な業務効率化を実現。これらのDXによって当社に関わる全ての人々の生活・ビジネスを向上に導きます。

当社はDXによって不動産ビジネスを変革し、デジタルとリアルを統合した唯一の不動産デジタルプラットフォーマーとなります。
戦略
方針
不動産ビジネスを一気通貫で構築できるDXプラットフォームを構築し快適な住まい体験を提供する

成長戦略
・既存事業のオーガニック成長に加え、M&Aやアライアンスベンチャー投資を加速し非連続的な成長を実現して参ります

DX戦略(攻めと守りのDX)
・攻めのDXと守りのDXで不動産のあらゆる業務をDX化

攻めのDX:DX化によるブレークスルーで、更なる成長を実現する革新的な取り組み
守りのDX:中核事業のDX化により、業務の効率化を実現する取り組み

DX-戦略
・最適なモノを最適なタイミングで。快適な住まい体験の実現に向けたDX戦略
・プラットフォーム上で、あらゆるサービスを享受できる環境を構築する。

DX-戦略 賃貸管理の未来を創造する新基幹システム開発に着手
・プラットフォーム実現に向けた、当社の深い知見と先進技術力を結集し、業界の未来を拓く革新的基幹システム
・構築完了後は、各サービスの販売を開始。不動産業界全体の進化に貢献

M&A戦略によりアンビション経済圏の拡大を図る
・M&A+DX推進力による非連続的成長
・不動産DX+テック企業+不動産関連企業+決済機能

DX効果
・不動産業務のDX化により契約までにかかる時間を約7割削減(2024年6月末)

入居者向けDX
LTV(顧客生涯価値)の最大化
・当社のDXプロダクトは、入居前の見込客との接点構築から、入居後の生活サポートまでをカバー
・入居者の高い満足度→入居期間の長期化→家賃以外の収益機会の増加→LTV(顧客生涯価値)の最大化

業務変革DX
・お客様からの問い合わせから入居まですべてデジタル化(ペーパーレス化)
・業務効率が大幅に改善

社員教育DX
・社員教育における様々な場面で、AI(ChatGPT)を活用し効率化を図っています

DXシステム全体像
・B2BからB2C、物件管理から仲介に至るまで、不動産業務の全てをDXによりシステム化
・契約後の入居者との末永い関係作りもDXでシステム化を図っています

DXプロダクト
・当社はDXプロダクトを自社開発しており、不動産ビジネスを変革して参ります

DXプロダクト(AMBITION Cloud)
賃貸管理業務を網羅したDXを実行し、業務効率化と生産性向上を実現

DXプロダクト(AMBITION Sign)
IT重要事項説明と電子サインをワンストップで実現する契約体験のDX

DXプロダクト(AMBITION Me)
鍵受け渡しから日々の生活サービスまで、入居者をサポートするLINEサービス

DXプロダクト(ラクテック)
賃貸DX AI×RPAツール「ラクテック」

DXプロダクト(ルムコン)
「ルムコン」(一般消費者向けサービス)




沿革
2007年 9月
当社 株式会社AMBITION(現株式会社アンビション DX ホールディングス)設立(東京都渋谷区)
2007年11月
本社を東京都目黒区に移転
2007年12月
宅地建物取引業者免許を取得(東京都知事(1)第88386号)
プロパティマネジメント事業開始
渋谷店を開店し、賃貸仲介事業開始
2010年1月
株式会社ジョイント・コーポレーションより株式会社ジョイント・ルームピア(現株式会社アンビション・エージェンシー(道玄坂店・中目黒店・高田馬場店・早稲田店・相模大野店の計5店舗))をM&Aにより100%子会社化(社名を株式会社アンビション・ルームピア(現株式会社アンビション・エージェンシー)に変更)
2010年7月
宅地建物取引業者免許(国土交通大臣免許(1)第8023号)へ変更登録
2011年8月
株式会社アンビション・ルームピア(現株式会社アンビション・エージェンシー)へ統合
子会社である賃貸仲介店舗5店舗を統合
2011年12月
家賃保証業を主な事業とする、株式会社ルームギャランティを設立
2012年2月
プライバシーマーク取得
2012年3月
本社を東京都渋谷区桜丘町に移転
2012年5月
インベスト事業開始
2014年9月
東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)に株式上場
2015年4月
事務代行業として、AMBITION VIETNAM CO.,LTDを設立
2015年6月
神奈川県にて賃貸仲介店舗を展開する株式会社VALOR(横浜店・日吉店・上大岡店・二俣川店・武蔵小杉店の計5店舗)をM&Aにより100%子会社化
2015年11月
本社を東京都渋谷区神宮前に移転
2016年8月
不動産開発業として、共同出資により株式会社ADAMを設立
2016年11月
少額短期保険業として、株式会社ホープ少額短期準備会社(現株式会社ホープ少額短期保険)を設立
2017年10月
株式会社ヴェリタス・インベストメントをM&Aにより100%子会社化
投資用デザイナーズマンションの開発、売買、賃貸借、管理および仲介を運営
2018年2月
株式会社ADAMを吸収合併
2019年7月
学生向け賃貸物件仲介事業部門を独立させ株式会社アンビション・レントを設立
法人向け賃貸物件仲介事業部門を独立させ株式会社アンビション・パートナーを設立
RPAを活用した入力業務代行サービスを運営する事業会社として、 株式会社Re-Tech RaaS (リテックラース) を設立(RPAテクノロジーズ株式会社との合弁会社)
2020年5月
株式会社アンビション・エージェンシーを存続会社、株式会社アンビション・ルームピアを消滅会社とする吸収合併
2021年10月
「株式会社アンビション DX ホールディングス」に商号変更
2023年4月
株式会社DRAFTをM&Aにより100%子会社化
新電力・ガス・ウォーターサーバーなどのライフライン商材、および蓄電池・太陽光・外壁塗装などの住宅設備環境商材販売を運営
2023年7月
神奈川県を中心にお部屋探しを手掛ける株式会社VALORを「株式会社アンビション・バロー」へ商号変更
2024年2月
株式会社フレンドワークスをM&Aにより100%子会社化
内装・原状回復工事を運営
2024年8月
本社を東京都渋谷区恵比寿に移転
配当政策
2025年3月期
年間配当金予想:105.00円(普通配当50.00円、記念配当55.00円)
前期(2024年6月期)の37.00円から68.00円の増加となる予想
役員の状況
役員
代表取締役社長 清水 剛
取締役副社長 鈴木 匠
常務取締役 山口 政明
取締役(監査等委員) 長瀬 文雄
取締役(監査等委員) 林 美樹
取締役(監査等委員) 河野 浩人
顧問 吉村 宗一
会社概要
商号
株式会社アンビション DX ホールディングス

代表取締役社長 清水 剛

資本金
401,899千円(2024年1月31日時点)
準備金
361,899千円(2024年1月31日時点)

住所
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー35F
JR線『恵比寿駅』徒歩5分、東京メトロ日比谷線『恵比寿駅』徒歩5分

免許番号
宅建業免許番号 国土交通大臣(3)第8023号

上場市場
東京証券取引所グロース市場(証券コード:3300)

事業内容
【賃貸DX】プロパティマネジメント事業
【売買DX】インベスト事業
【賃貸DX】賃貸仲介事業
不動産DX事業
少額短期保険事業
海外システム事業
インキュベーション事業

関連会社
株式会社アンビション DX ホールディングス プロパティマネジメント部
株式会社アンビション DX ホールディングス インベスト部
株式会社ヴェリタス・インベストメント
クラウドファンディングサービス「Afunding」
株式会社アンビション・エージェンシー
株式会社アンビション・バロー
仲介会社向けサービス「ラクテック自動入力」
株式会社ホープ少額短期保険
AMBITION VIETNAM CO.,LTD.
株式会社アンビション・ベンチャーズ
株式会社DRAFT
株式会社フレンドワークス
株式会社アンビションDXホールディングス DX推進室
株式会社アンビションDXホールディングス ラクテック部