業績推移
業績の推移(百万円)

売上高 営業利益 % 経常利益 % 当期利益 % 一株利益 一株配当
2022/3 1,219  -56  0.0 -57  0.0 -33  0.0 -25.5  0.00 
2023/3 994  -98  0.0 -95  0.0 -103  0.0 -75.9  0.00 
2024/3 998  -101  0.0 -101  0.0 -107  0.0 -70.6  0.00 
2025/3(予想) 1,160  -40  0.0 20  1.7 15  1.3 9.5  0.00 
財務
財務・CF(百万円)  2024/03/31
総資産 645 営業CF -62
純資産 356 投資CF -4
自己資本比率 55.3 % 財務CF 0
資本金 100 現金等 158
四半期推移表
四半期 1Q 2Q 3Q 4Q
前期 今期 前期 今期 前期 今期 前期 今期
累計 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 会社予想
前期 今期 前期 今期 前期 今期 前期 今期 今期
リンクボタン
ポイント
【2024年3月期:売上高:増収 売上総利益:増益】
売上高: 998百万円 (前年同期比:0.4%増)
売上総利益: 393百万円(前年同期比:5.1%増)
(要因)前年度あった大型案件の減少によりマイクロサーバ―の売上は減少サービス比率の高いネットワークアプライアンスは増加

【2024年3月期:営業利益:減益】
営業利益:▲101百万円(前年同期は営業利益:▲98百万円)
(要因)Web3事業:実証プロジェクト関連費用23百万円に相当する金額が増加
   →プロジェクト関連費用に対して補助金を申請し、翌事業年度に交付される見込み

【戦略:ソフトウェア・サービス型の事業形態への転換】
・ソフトウェア・サービス収益の強化
・Web3技術とIoTを活用した実証事業を実施
 →年度末の商業化を目指し、実証実験を継続


注目点
【2024年3月期:売上高:増収 売上総利益:増益 営業利益:減益 】
売上高:998百万円(前年同期比:0.4%増)
営業損失:△101百万円(前年同期は営業損失:△98百万円)
経常損失:△101百万円(前年同期は経常損失:△95百万円)
当期純損失:△107百万円(前年同期は当期純損失:△103百万円)

自社製品コンピューター:ネットワークアプライアンス、及びIoTゲートウェイの新製品の立ち上がりによ
            る増販
コンピューター関連商品:前年度に半導体不足のために遅延していた商品の入荷が再開されたため増販
サービス・その他   :サービス比率の高いネットワークアプライアンスの増加

トピックス
2024-05-10 2024年3月期(第32期)期末決算説明資料
2024-05-10 2024年3月期 (第32期) 決算短信 [非連結]
2024-04-25 Zabbixへのログ転送機能をログサーバー・アプライアンスに追加
2024-03-13 世界唯一の“真空特許技術”をもつインターホールディングス、ぷらっとホーム・秋田県酒類卸と共同で秋田県産の日本酒流通に真空やIoTを活用する実証事業開始
2024-02-14 BLE通信に特化したIoTゲートウェイの新製品 「OpenBlocks® IoT DX1」を発表
2024-02-09 2024年3月期 第3四半期決算発表
2024-02-07 「紫外線発光光源」を活用したデータ駆動型病虫害防除技術の確立に向けた実証の実施
2024-02-07 農水省採択の日本酒輸出増モデル実証事業でWeb3で現実資産(RWA:Real World Asset)を記述する新しいトークン「ThingsToken ™」を実証投入



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特徴・強み
【コアテクノロジー】
コンピューター黎明期より培ったLinux開発技術・実績を中核に、最新のIoTゲートウェイ・マイクロサーバーを開発。

【安心の自社設計】
自社設計により、パーツ一つにこだわり、可用性の高いハードウェアを配給。

【最先端技術】
各IoTデバイスのプロトコル・主要クラウドに対応し、プログラミングレスで接続できる最先端ソフトウェアFW5を搭載。

【強力なパートナー】
センサー・デバイス等、IoT機器メーカーとの強力なパートナーシップによるトータルソリューションを提案。
リスク・対策
(1)オープンソース・ソフトウェア
当社の取り扱う製商品の大きな特徴の一つは、オープンソース・ソフトウェアに関連していることです。しかしながら、オープンソース・ソフトウェアが市場のニーズに今後も適切に対応し、評価を獲得し続ける保証はありません。よって、当社が成長を継続できるかどうかは、オープンソース・ソフトウェアの利用頻度や供給状況、マーケットにおける普及といった不確かな諸要因に影響を受ける可能性があります。
 オープンソース技術の開発は世界中に散らばる独立系のエンジニアが参加するオープンソース・コミュニティが主要な役割を担っています。当社自身ではそれらの開発をコントロールしていません。オープンソース・コミュニティの開発・研究者が時宜に応じて開発・改良を続けるとの保証はありません。また、情報収集のために、常にオープンソース・コミュニティとの間で良好な関係を維持することが可能であるとは限りません。
 当社は、重要なコミュニティにメンバーとして参画し、情報収集するとともにその活動を支えるなどしておりますが、コミュニティによる努力が継続して成功しなければ、オープンソース・ソフトウェアの認知度を維持、または拡大できる保証はありません。また、コミュニティとの関係も永続的に良好である保証はありません。

(2)IoT市場
 当社は、急速な成長が見込まれているIoT市場に経営資源を集中し、投資する施策をとっております。しかしながら、IoT市場の成長を正確に予測することは困難であり、当社の見込みどおりの時期や規模、スピードで成長する保証はありません。また、標準技術が確立されていない部分も多く、当社が開発した製品や採用した技術が今後標準的なものとならない可能性があります。さらに多くの大手企業がIoT市場への参入を表明しており、当社はこれら企業とのアライアンスも積極的に進めておりますが、 当社が期待する市場シェアを確保できる保証はありません。そのため、期待した収益が上げられず、当社の業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。

(3)製品特性
 コンピューター製品及びその応用システムの市場は、急激な技術革新、頻繁な新製品の導入によって特徴付けられます。競合他社による新たな技術を基礎とする製品の投入や、新たな業界標準が生まれた場合には、当社の製品は急速に陳腐化する可能性があります。当社の今後の成長は、既存製品の改良、新製品の投入により、顧客の要求を充足し、市場からの評価を獲得できるかどうかにかかっています。
 新製品開発や製品の改良は、長期の開発・試験期間を必要とし、技術力ある人員の確保が必要となります。さらに、急速に成長する市場における新製品の開発は、多額の研究開発費と開発人員の投入が必要となります。よって、コスト面での負担が大きくなる可能性があります。また、開発した新製品が市場の評価を得られない可能性があります。
 さらにオープンソース・ソフトウェアは、インターネットから無料でダウンロード、または少額で購入し、ほとんど規制なく変更し、転売することができるので、市場参入障壁は低いと考えられます。従って、新規参入者または既存の競争相手が急速に市場シェアを獲得し、当社の売上が減少する可能性があります。
事業内容 / ビジネスモデル
Linux(OSの一種で無料で使えるオープンソースが特徴)をはじめとするオープンソース・オペレーティングシステム(OS)やunix等その他のOSに関連した、コンピューター関連製商品等を提供

(1)自社製品コンピューター
自社の技術力により開発したマイクロサーバーからなる自社製品コンピューターを販売。
マイクロサーバーは、LinuxOSを搭載した手のひらサイズの小型サーバーであり、耐熱・耐塵設計に加え超低消費電力であるなど、常時稼働を求められる用途に最適な仕様を備えています。IoTゲートウェイ用途に最適な「OpenBlocks(オープンブロックス)IoTシリーズ」をはじめ、各種ネットワークサーバー用途並びにアプライアンスのベース製品として利用される汎用の「マイクロサーバーシリーズ」、マイクロサーバーをベースハードウェアとして各種サービスを予め設定しすぐに運用できるようにしたアプライアンス製品「EasyBlocks(イージーブロックス)」を提供。

(2)コンピューター関連商品
自社製品コンピューターの他に、当社が企画・開発したコンピューター周辺機器を販売。
その中には自社製品コンピューターのオプションやミニキーボードなどがあり、これらの商品に加えて、当社は国内外の各社から製品を仕入れ、販売。それらの製品はコンピューター周辺機器、各種ネットワーク関連部品・材料、ソフトウェア、センサーデバイスなど先端的な製品であり、法人ユーザー、個人ユーザーに提供。

(3)サービス・その他
顧客がIoTシステムをはじめとした情報通信ネットワークのインフラ構築や改良を行う際のシステム設計及びコンサルティングといった支援、販売した自社製品コンピューター及びコンピューター関連商品に関する設定設置や保守・サポート、ライセンス等に加え、IoTシステム基盤に係るSaaSサービスにより、サービスの提供。
決算(通期)
【増収減益:2024年3月期 】
売上高:998百万円(前年同期比:0.4%増)
営業損失:△101百万円(前年同期は営業損失:△98百万円)
経常損失:△101百万円(前年同期は経常損失:△95百万円)
当期純損失:△107百万円(前年同期は当期純損失:△103百万円)


・前年度あった大型案件の減少によりマイクロサーバ―の売上は減少
・サービス比率の高いネットワークアプライアンスは増加
・Web3事業:実証プロジェクト関連費用23百万円に相当する金額が増加
       →プロジェクト関連費用に対して補助金を申請し、翌事業年度に交付される見込み
決算(直近四半期)
【増収増益:2024年3月期 第3四半期】

売上高:706百万円(前年同四半期比:4.1%増)
営業利益:△90百万円
経常利益:△89百万円
四半期純利益:△94百万円

自社製品コンピューターは、アプライアンス製品は増加したが、前年同期にあった⼤⼝出荷が減少したため、売上は小幅の増加にとどまる。
サービス・その他も自社製品コンピュータ-が小幅増であったため、関連する保守・IoTサービスが微増にとどまる。
コンピューター関連商品は、前年同期に半導体不⾜のため⼊荷が遅延していた商品の⼊荷が再開されたため増加した。
経営方針
当社は、創業以来Linuxをはじめとするオープンソース・ソフトウェアに関連する技術力で価値創造しつつ、顧客に対して高品質かつ高機能の製商品及びサービスを提供してまいりました。特にネットワーク用途の小型コンピューターを得意としIT市場に供給しておりますが、近年は急速に成長しているIoT市場に特化した製品を開発しラインナップに加え、注力しております。他社に先駆けてIoTゲートウェイ製品及びサービスを提供し、通信事業者、クラウド事業者、システムインテグレータ、大手メーカー、センサー・デバイスメーカーなどとエコシステムを構築して、多くの販売実績を積み重ねることによりIoT市場における競争優位性を確保し、パートナー企業との協業によりさまざまな業種の企業へ販売しております。
当社は、「日本をリードする技術者たちに最先端商品を提供する会社をつくろう」という会社創業の精神を「TECHNOLOGY to serve you.」というコンセプトキーワードに込め、今後とも、この蓄積されたオープンソース・ソフトウェアに関連した技術を核とし、お客様の新しいニーズに誠実に応えてまいります。
戦略
ハードウェア中心の事業形態からソフトウェア・サービス中心の事業形態へ
・ネットワークアプライアンスの強化
 ネットワーク事業は「ネットワークアプライアンス」に注力。IoTゲートウェイとマイクロサーバ―は既存顧客・既存事業の維持・成長をサポートする。

・Web3事業の商業化
年度末の商業化を目指し、実証実験を継続
沿革
1993年3月
コンピューター及び周辺機器の開発並びに製造、販売を目的として、1993年3月23日、東京都千代田区外神田一丁目11番4号にぷらっとホーム株式会社を設立

2000年7月
東京証券取引所マザーズに株式を上場

2001年3月
株式会社アークライズ(第9期~第12期 連結子会社 2001年4月プラットアイズ株式会社に社名変更)の第三者割当増資を引き受け子会社化

2002年4月
プラット・コミュニケーションコンポーネンツ株式会社(第11期~第12期 連結子会社)を設立

2003年8月
プラットアイズ株式会社(連結子会社)の当社保有全株式を譲渡

2003年12月
プラット・コミュニケーションコンポーネンツ株式会社(連結子会社)を吸収合併

2005年5月
本社を東京都千代田区外神田一丁目18番13号に移転

2005年12月
秋葉原店舗を閉鎖

2007年4月
米国カリフォルニア州にPlat’Home USA Ltd.(非連結子会社)を設立

2008年8月
環境マネジメントシステム「ISO14001」の認証を取得

2009年12月
Plat’Home USA Ltd.(非連結子会社)を解散(2010年3月 清算結了)

2011年12月
本社を東京都千代田区九段北四丁目1番3号に移転

2014年8月
東京証券取引所市場第二部に市場変更

2022年4月
東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場に移行
株式の状況
大株主の状況(2023年3月31日現在)

鈴木 友康 19.71%
中西 裕介 6.72%
小寺 弘泰 6.26%
本多 基記 6.11%
本多 貴美子 4.61%
村口 和孝 4.08%
株式会社SBI証券 3.70%
IE IoTリアライゼーション有限責任事業組合 3.16%
山城 徹也 1.84%
菅谷 常三郎 1.47%

計57.70%
役員の状況
代表取締役社長 鈴木 友康
取 締 役 竹内 敬呂 執行役員 兼 営業部長 営業管掌
取 締 役 本多 基記 執行役員 COO 兼 内部監査室長
取 締 役 柴田 裕信 執行役員 兼 技術部長 製品・技術管掌
取 締 役 福留 正邦 執行役員 兼 管理本部長 管理管掌
社外取締役 菅谷 常三郎
社外取締役 蓮見 和雄
常勤監査役 河南 邦男
社外監査役 松山 昌司
社外監査役 丸山 登
会社概要
正式社名:ぷらっとホーム株式会社
URL:https://www.plathome.co.jp/
英文社名:PLAT'HOME CO.,LTD.
本社住所:東京都千代田区九段北四丁目1番3号
電話番号:03-3221-3200(代)
設立年月日:1993年3月23日
代表者:代表取締役社長  鈴木 友康
資本金:1億円 (2024年3月31日現在)
発行済み株式数:1,529,900(株)
普通株式数:1,529,900(株)
普通株式数(自己株除く) 1,516,870(株)
売買単位:100(株)
決算期:3 月
上場市場名:東京証券取引所スタンダード市場
証券コード:6836
従業員数:33名(2023年3月31日現在)