業績の推移(百万円) | |||||||||
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売上高 | 営業利益 | % | 経常利益 | % | 当期利益 | % | 一株利益 | 一株配当 |
財務・CF(百万円) 2020/08/31 | |||
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総資産 | 35,918 | 営業CF | -1,498 |
純資産 | 28,560 | 投資CF | -449 |
自己資本比率 | 0.8 % | 財務CF | 28,728 |
資本金 | 16,113 | 現金等 | 28,966 |
四半期 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | ||||
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前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 |
累計 | 1Q | 1-2Q | 1-3Q | 1-4Q | 会社予想 | ||||
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前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 前期 | 今期 | 今期 |
以下に、当社グループの事業展開上、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクと考えられる主な事項を記載し、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項であっても投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項について、投資家に対する情報開示の観点から積極的に開示しておりますが、以下に記載した内容は、当社株式への投資に関連するリスクをすべて網羅するものではありませんので、この点ご留意ください。
また、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、以下の記載事項及び本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。
なお、将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。
「出前館事業」においては、インターネットを利用したサービス提供を行っており、スマートフォンやタブレット型端末機器の普及により、インターネットの利用環境が引き続き整備されていくと共に、同関連市場が今後も拡大していくことが事業の成長のための必要条件となっております。今後、パソコンとスマートフォンやタブレット型端末機器の両面で、より安価で快適にインターネットを利用出来る環境がさらに整備され、情報通信や電子商取引を含むインターネット関連市場は拡大を続けるものと想定しております。
ただし、今後新たな法的規制の導入、技術革新の遅れ、通信利用料金の改定を含む通信事業者の動向など、当社グループの予期せぬ要因によりインターネット関連市場の発展が阻害される場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
日本における食品宅配市場規模は、2018年度は前年より2.8%増加の2兆1,399億円と堅調に推移しており、その後も約2%の成長率で市場規模が拡大していくと予想されております(矢野経済研究所「2019年版 食品宅配市場の展望と戦略」)。
しかしながら、景気の悪化による付加価値サービスに対する消費の低下や何らかの予期せぬ要因により、予想通りに食品宅配市場が成長しない場合には、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。
日本における2018年度の酒類市場規模は、前年より1.4%縮小し、3兆5,100億円とマイナス成長となっており(矢野経済研究所「2019年版 酒類市場の現状分析と将来展望」)、また、日本における2019年の外食産業市場規模は、1人当たり外食支出の増加、訪日外国人の増加、消費増税などにより、前年比1.3%増加し、26兆439億円と推計されております。そのうち、料飲主体部門においてアルコール飲料を扱うカテゴリーである「居酒屋・ビヤホール等」「料亭・バー等」は、前年より0.3%増加し2兆8,024億円となっております(一般社団法人日本フードサービス協会「令和1年外食産業市場規模推計について」)。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による実経済への影響により、アルコール飲料の需要減少や何らかの予期せぬ要因により、酒類市場がさらに縮小、アルコール飲料を扱う料飲店の市場規模が縮小する場合には、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。
出前館事業での加盟店が提供する宅配料理の原材料である食材や通信販売事業での焼酎等の原材料である芋・麦・米については、天候や地震、台風、津波等の自然災害等による収穫状況や需給バランスにより価格変動の影響を受けるため、仕入コストの上昇に繋がり、更に、市場の状況等により販売価格に転嫁できない場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。加えて、燃料の高騰により宅配便の送料が上昇する場合も、注文件数、販売数が減少し、同様に影響を与える可能性があります。
当社グループにおいては、大規模災害等が発生した場合に備え、有事の際の対応策の検討を進めておりますが、万が一にも火災、停電、大規模感染が発生した場合、当社グループの事業運営に深刻な影響を及ぼす可能性があります。また、大規模災害等による通信網障害等、不慮の事態の発生可能性は皆無とは言えず、大規模災害等の発生により、物的、人的損害が甚大である場合には、当社グループの事業継続自体が不可能となる可能性があります。
酒類販売に関しては、酒類販売業免許、酒税等を定める酒税法の規制を受けており、税法の改正等により、今後の事業展開において影響を受ける可能性があります。また、酒税の税率の変更によって販売価格、販売動向等に影響を受ける可能性があります。
このほか、当社グループの事業において規制されている法律等はございませんが、事業に関連する「個人情報保護法」及び関係法令、「電気通信事業法」、「プロバイダ責任制限法(特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限および発信者情報の開示に関する法律)」、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」ならびに「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」や「消費者契約法」、「特定商取引法」、「景品表示法」および広告等に係るその他の法的規制などのほか「資金決済法」、「下請法」、「独占禁止法」などを遵守しておりますが、これらの法律等の改正等により、今後の事業展開において影響を受ける可能性があります。
当社グループは、2020年8月期の売上高に占める「出前館事業」の割合が91.0%、「通信販売事業」の割合が9.0%となっております。このため、「出前館事業」において、計画通りオーダー数や加盟店数が増加しない場合もしくは減少する場合、システム障害や個人情報流出等のトラブル、法的規制の変化、通信ネットワークコストの高騰、その他の予測不能な要因により、業績が悪化した場合、また、「通信販売事業」において、原材料価格の高騰、景況の悪化による飲食店のニーズ減少、燃料の高騰による宅配便の送料改定、酒類販売に関する法的規制の変化や税法の改正により、業績が悪化した場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
当社グループは、国内の「出前館事業」において、株式会社nttドコモが提供する「dデリバリー」、line株式会社が運営する「lineデリマ」、ヤフー株式会社が運営する「yahoo!ロコ」など、他のサイトへ出前館のコンテンツ提供を行っております。これにより、「出前館」のオーダー数は、コンテンツ提供が行われていない状態に比べて増加しております。
しかしながら、コンテンツ提供先が同様のサービスを開発した場合や、当社との競合サービスを提供する企業と連携するなどにより、当社との提携を解消した場合、「出前館」のオーダー数が減少し、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
当社グループが策定した中期経営計画では、デリバリーポータルサイトの no.1 企業としてさらに絶対的な地位を確立するため、より強固な事業基盤を築く必要があると認識し、アクティブユーザー数の増加を通じたオーダー数の継続的な増加による出前館の持続的な成長、新たな事業であるシェアリングデリバリー®の事業展開の加速への施策を推し進め、更なる成長と収益性の向上を目指し、その達成に向けて取り組んでおります。
しかしながら、これらの施策の実施については、フードデリバリー市場又はシェアリングデリバリー市場が拡大しないリスク、他社との競合等により当社グループが国内外のシェアを拡大できないリスク、優秀な従業員を確保できないリスク、販売戦略やコスト削減策、成長戦略等が奏功しないリスク、技術革新等に対応できない、又は、対応に多額の費用等を要するリスク等、多数のリスク要因が内在しているため、実施が困難となる可能性や、当社グループにとって当該施策が有効でなくなる可能性があります。また、かかる中期経営計画を作成するにあたって前提としている多くの前提が想定通りとならない場合等には、当該計画における目標を達成できない可能性もあります。更に、当社グループが正確に認識又は分析していない要因又は効果により、当該計画の施策がかえって当社グループの競争力を阻害する可能性もあります。
「出前館」の運営においては、宅配チェーンから個人飲食店まで幅広いジャンルの店舗の加盟、コールセンターによる加盟店や利用者に対するサポートの充実、快適なユーザビリティを考慮したサイトの構築等に取り組むことで、競争力の向上に努めております。
しかしながら、当社グループと同様にインターネット上で宅配注文を仲介するサイトを運営する競合企業が数社存在しており、これらの企業や新規参入企業との競合の激化が発生した場合、また、加盟店が独自のサイトでの宅配サービスを強化した場合にも、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
「通信販売事業」においては、飲食店や法人を顧客ターゲットとしたbtobビジネスに特化することに加え、焼酎やワイン等のボトルにオリジナルラベルを貼ることで商品の差別化を図っております。また、コールセンターにおける新規開拓及びリピートオーダー獲得のためのノウハウ、顧客基盤自体が競争力の源泉であると考えております。
しかしながら、現時点では強力な競合企業は存在しないものの、新規参入があった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
当社グループの事業は、パソコン、スマートフォンやタブレット、tv等の端末機器や電話回線、光ケーブル等の通信ネットワークが必要条件となっており、端末機器の不具合が発生した場合や通信ネットワークが切断された場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
また、当社グループのコンピューターシステムは、適切なセキュリティ対策やサーバーの二重化等、安定稼動のために努めておりますが、急激なアクセスの集中化やコンピューターウイルスの蔓延、ハッキング等によりサーバーが停止した場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
当社グループは、サービスの提供にあたり住所等の個人情報を取得して利用しているため、「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱事業者であります。個人情報については、当社管理本部長を責任者とし、法令を遵守したサイト表示に留意するとともに加盟店に対しては情報管理体制の強化を要請しております。また、個人情報にアクセス可能な社員を制限することで、個人情報管理体制を整備しております。
しかしながら、何らかの理由により当社グループで管理する個人情報の流出等により、重大なトラブルが発生した場合には、損害賠償請求、運営サイトの信用低下及び当社グループの信用低下により、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
当社グループが展開している「出前館事業」は、インターネット関連のサービスであり、パソコン、スマートフォンやタブレット等の端末機器の高機能化に代表されるように技術革新のスピードが速く、それに伴うサービスモデルの変更や新機能に対応した開発を行う必要があります。
このような技術進歩に起因するビジネス環境の変化に当社が適切に対応できない場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
当社は、line株式会社との間で、資本業務提携契約を締結しております。また、当社グループの「通信販売事業」においては、主力商品である高級焼酎の仕入れに関して、複数の酒造メーカーとオリジナル焼酎に関しての専売契約を締結しております。この契約については、更新を予定しておりますが、各相手先の事業戦略の変更等から、期間満了、更新拒絶、解除その他の理由でこれらの契約が終了した場合やこれらの契約が当社グループに不利な形で変更された場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
当社グループは、「出前館」のサイト名称および「シェアリングデリバリー®」をはじめ、「通信販売事業」で取扱う焼酎の主力商品である「酔神」、「酔神の心」、ワインの主力商品である「suijin」などオリジナルの商品名について商標登録を行っており、運営サイト及びサービス名称等について積極的に商標登録の取得に努めるとともに、第三者の知的財産権を侵害しないよう十分な注意を払っております。また、当社グループが提供するサービスにおいて、当社グループが所有する知的財産権を第三者に使用許諾する場合や、第三者の所有する知的財産権の使用許諾を受ける場合があり、その場合は使用許諾契約の締結等による管理体制を強化しております。
しかしながら、知的財産権の範囲や契約条件の解釈の齟齬等により、認識外で第三者の知的財産権を侵害した場合、当社グループは第三者から知的財産権侵害の訴訟、使用差止請求等を受ける可能性があります。その結果、解決に多額の費用と時間がかかり、当社グループの業績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。
当社は、2020年8月末現在、取締役6名、監査役4名並びに従業員267名と小規模組織であり、社内管理体制もこの規模に応じたものとなっております。
また、連結子会社である株式会社薩摩恵比寿堂は2020年8月末現在、取締役4名(当社との兼務取締役1名が同社取締役を兼務)、監査役1名(当社監査役が同社監査役を兼務)並びに従業員45名と同様に小規模組織となっております。
今後は、事業拡大に伴い人員の増強を図っていく方針であり、内部管理体制を併せて強化・充実させていく予定ですが、事業の拡大や人員の増強に対して適切かつ十分な組織対応ができなかった場合には、当社グループの事業遂行及び拡大に制約が生じ、事業及び業績に影響を与える可能性があります。
当社グループは2012年8月期より連結財務諸表を作成し、連結グループ経営を開始しております。当社は連結子会社についてその運営にあたり、適切な管理及び支援を行っております。
しかしながら、当社による連結子会社への管理及び支援が適切に行われず、当該連結子会社の業績の悪化や不祥事等が発生した場合、支援費用の発生や企業イメージの悪化等により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社が安定的な成長を達成していくためには、優秀な人材の確保が必要であります。当社の経営理念や行動指針を理解し、賛同いただける人材の確保を最重要課題として、新規学卒採用だけでなく、優秀なパートタイマー・アルバイトからの社員登用や、中途採用などで積極的に優秀な人材の獲得に取り組んでまいります。また人材の育成に関しても、経営者自ら創業マインドや当社経営理念・行動指針の教育を重点的に行うほか、事業内容に即した教育研修アプリを導入するなど、当社の核となり得る人材を育成しております。しかしながら、必要な人材を適時適切に確保できない場合、又は、社内の有能な人材が流出した場合には、経常的な業務運営や事業展開に支障が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
line株式会社は、当社の議決権の35.8%を所有する主要株主、未来fund有限責任事業組合は、当社の議決権の25.0%を所有する主要株主であり、両社は「当社のその他の関係会社」、当社は「両社それぞれの持分法適用会社」ですが、同時に、line株式会社の親会社であり、未来fund有限責任事業組合に90%出資しているnaver j hub株式会社の親会社であるnaver corporationが、当社の親会社となります。
line株式会社は当社へ取締役3名、監査役1名を派遣しておりますが、当社グループの経営方針および政策決定、事業展開については、独自の意思決定によって進めており、関係は良好であります。
なお、両社は、今後も大株主であり続けるものと思われますが、今後、同社の経営方針に変更があった場合、当社定款の変更等、株主の承認が必要となる事項に関し、同社による当社議決権の行使が当社の事業運営並びに意思決定に影響を及ぼす可能性があります。また、同社の当社議決権の保有比率に大きな変更があった場合、当社株価に影響を及ぼす可能性があります。
当社は、会社法第236条、第238条及び第240条の規定に従って、2014年12月25日開催の取締役会決議に基づき、当社役員及び従業員並びに当社子会社の役員及び従業員に対するインセンティブを目的とし、新株予約権を付与しております。また、今後においても役員及び従業員への報酬やインセンティブを目的とする新株予約権を発行する可能性があります。
現在付与されている新株予約権が権利行使された場合、新株式が発行され株式価値が希薄化する可能性があります。2020年8月末現在、これらの新株予約権等による潜在株式数は31,200株であり、発行済株式総数85,486,500株の0.04%に相当しております。
当社は、積極的な事業展開のもと、経営基盤の強化、経営効率の改善を図ることにより企業価値を高め、株主の皆様に対して継続的かつ安定的に利益還元を図ることを基本方針と位置付け、将来に向けた積極的な投資を行いつつも、配当性向は30%を目安とする一方、安定的に継続して実施することも目指しております。
しかしながら、2020年8月期では、無配といたしました。
今後も当社グループの事業が計画通りに進展しない場合など、当社グループの業績が悪化した場合には配当の実施を行えない可能性があります。
当社は、2020年8月期においても2期連続で当期純損失を計上したことで税務上の繰越欠損金が存在しており、通常の税率に基づく法人税、住民税および事業税が課せられておりません。また、2021年8月期も積極的な事業展開を計画しているため、この状態が続くものと想定しております。
新型コロナウイルスや悪性鳥インフルエンザ等の感染症の流行に伴い、当社グループの社員及び派遣・請負スタッフ等やその家族が感染し、就業不能となった場合には、事業継続が困難となるリスクが生じます。
また、感染症の拡大により、飲食店の営業時間の短縮など実体経済に深刻な影響を与え続けた場合には、当社加盟店の減少などを招き、当社の財政状態及び経営成績に影響が生じる可能性があります。
なお、今般の新型コロナウイルス感染症の流行に対して、当社サービスは飲食店支援策の一つであることを踏まえ、積極的な営業活動を通じて業績への影響が最小となるよう、本社、事業所へ出勤する際の検温、手指消毒、マスク着用の徹底に努めるほか時差出勤やテレワーク(在宅勤務)の実施に加え、ソーシャルディスタンスを確保するためのweb会議の開催及び不要不急の出張や取引先との会合への出席についても慎重な対応を行う等の対策を講じております。今後も状況を注視しつつ、機動的に対策を講じてまいります。
回次 | 第17期 | 第18期 | 第19期 | 第20期 | 第21期 | ||||||
決算年月 | 2016年8月 | 2017年8月 | 2018年8月 | 2019年8月 | 2020年8月 | ||||||
売上高 | (千円) | 4,154,833 | 4,943,945 | 5,430,796 | 6,666,183 | 10,306,463 | |||||
経常利益又は経常損失(△) | (千円) | 579,045 | 797,954 | 849,035 | △7,121 | △2,919,717 | |||||
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) | (千円) | 347,689 | 432,659 | 558,602 | △103,236 | △4,112,361 | |||||
包括利益 | (千円) | 339,557 | 465,798 | 685,261 | △100,195 | △4,223,889 | |||||
純資産額 | (千円) | 2,341,884 | 2,712,770 | 3,268,929 | 2,839,873 | 28,479,720 | |||||
総資産額 | (千円) | 4,066,146 | 4,439,059 | 6,502,157 | 7,084,221 | 35,985,792 | |||||
1株当たり純資産額 | (円) | 57.42 | 66.65 | 80.38 | 68.87 | 346.37 | |||||
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) | (円) | 8.63 | 10.72 | 13.79 | △2.53 | △73.86 | |||||
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | (円) | 8.34 | 10.30 | 13.53 | - | - | |||||
自己資本比率 | (%) | 57.0 | 60.8 | 50.1 | 39.8 | 79.1 | |||||
自己資本利益率 | (%) | 15.6 | 17.3 | 18.8 | △3.4 | △26.3 | |||||
株価収益率 | (倍) | 53.98 | 153.36 | 242.51 | - | - | |||||
営業活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | 673,461 | 1,044,682 | 433,133 | 98,120 | △1,498,913 | |||||
投資活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △144,678 | △298,125 | △353,089 | △501,355 | △449,248 | |||||
財務活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △194,471 | △204,551 | 591,246 | △338,800 | 28,728,621 | |||||
現金及び現金同等物の期末残高 | (千円) | 1,719,798 | 2,262,804 | 2,928,218 | 2,185,728 | 28,966,185 | |||||
従業員数 (外、平均臨時雇用者数) | (人) | 160 | (274) | 142 | (95) | 159 | (124) | 183 | (423) | 312 | (2,595) |
(注) 1.売上高には消費税等は含まれておりません。
2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間の平均人員であります。臨時従業員にはパートタイマー、アルバイトを含み、派遣社員を除いております。
3.2017年3月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。当該株式分割については、第17期期首に株式分割が行われたものと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
4.第20期及び第21期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
5.第20期及び第21期の株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失であるため記載しておりません。
6.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第20期の期首から適用しており、第19期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標等となっております。
当社グループは、当社及び子会社である株式会社薩摩恵比寿堂にて構成されております。
当社グループは宅配・デリバリー専門サイトの運営を主たる事業(出前館事業)として運営するとともに、株式会社薩摩恵比寿堂においては、飲食店向けの通販事業(通信販売事業)を運営しております。
事業区分 | 事業内容 |
出前館事業 | ・ サイト運営・管理 |
・ システム開発 | |
・ 広告運営・管理 | |
・ 配達代行 | |
通信販売事業 | ・ 通信販売 |
「出前館」は、宅配サービスに特化したバーチャルショッピングモール(仮想商店街)であり、主に「ピザ」「すし」「カレー」「弁当」「中華」「ファーストフード」等の飲食店が出店しております。
「出前館」につきましては、消費者がパソコン、スマートフォンやタブレットを介してサイトにアクセスし、各々のニーズに合致した店舗・メニューを選択、注文します。当社が独自に開発した受注情報の伝達システムでは、オーダー受注後、オーダー情報をサーバーで加工し、各店舗にfaxで送信する方法を基本としております。fax送信後、直ちに自動確認電話がかかる仕組みとなっており、この電話受信時に店舗側からの簡単なプッシュ操作で「受信完了」「要再送信」「お届け時間変更(具体的な時間を指定)」の連絡ができるようになっております。
また、システム上だけで対応しきれないトラブルやクレームへの迅速な対応も重要となります。サイト立ち上げから培ってきたノウハウを基に、年中無休9:00~26:00体制のカスタマーセンターでオペレーターによるユーザーサポート、店舗サポートを行っております。
「シェアリングデリバリー」につきましては、宅配機能を持たない飲食店でも、出前館に加盟する複数店舗で「出前館が連携したデリバリー機能」をシェアすることにより、宅配が可能になるサービスで、出前館に注文が入ると、直ちに飲食店と配達代行を行う「シェアデリ拠点」に注文情報が入り、飲食店は指定時間に料理を仕上げた後、シェアデリ拠点に所属するバイクと配達員が個人宅へ料理を届けております。
「出前館」には、2020年8月末現在、約3.3万店の宅配サービスを行う店舗が加盟しております。特に宅配ピザでは、北海道から沖縄までの全都道府県を網羅し、チェーンの多くが加盟しております。また、「すし」「カレー」「弁当」「中華」「ファーストフード」等においても、宅配サービスに新たな収益機会を求める複数のチェーンが加盟しており、その他各地域の小規模な店舗の加盟も進んでおります。また、酒、米などを取扱う店舗やスーパーマーケット、ハウスクリーニングや鍵の交換・取付け等のサービス店舗についても加盟しております。
宅配サービス業者は、これまでの販促施策のほとんどをチラシ等の紙媒体に依存しておりましたが、ポスティングが禁止されているマンションの増加や、若年層を中心とした新聞購読率の低下による新聞折込みチラシの効果減少を受けて、新たな販促チャネルを模索しております。そういった背景の中で、「出前館」は新聞を定期購読していない顧客層や、宅配サービス業者が顧客として獲得したい共働き夫婦等に対するアプローチが可能です。
また、「出前館」の販促による加盟店のメリットは、売上に応じた手数料を当社に支払うモデルであることから、チラシ等による販促物と比べて費用対効果が測りやすいことや、宅配サービスに興味がある消費者に対し、効率的にアプローチできることが挙げられます。
「出前館」のサイト利用者は、住所を入力することで、その場所に宅配可能な宅配サービスを一覧比較し、注文することができます。これまでのように、宅配サービス事業者毎のチラシを保存しておく必要も無く、また、常に最新のメニュー情報に更新されており、トッピング等のオプション選択も可能です。加えて、配達までの待ち時間を表示しているため、事前に利用者のニーズに応じて店舗を選択することができます。決済方法についても、配達時に現金で支払うキャッシュオンデリバリー、「出前館」サイトでの注文時にクレジットカードで支払う方法に加え、総合オンラインストアamazon.co.jpに登録済みのクレジットカードで支払う「amazon pay」、コミュニケーションアプリ「line」に登録済みのクレジットカードまたはチャージ金額で支払う「line pay」のほか、「paypay」などの利用も可能となっております。
「出前館」の2020年8月末におけるアクティブユーザー数は約392万人となっております。「出前館」は会員登録を行うことによって、注文時に届け先の住所を入力する必要がありません。また、会員登録者に対して出前館で使用できるクーポンの付与と還元が可能となっております。
「出前館事業」は、利用者の注文金額に応じた手数料、店舗ごとのサイトへの基本掲載料、初期加盟料を加盟店から受け取ることを主な収益機会としております。
このほかにも、サイト上へのバナー広告及びテキスト広告の掲載並びに会員向けのメール広告配信サービスを行っております。加盟店からの広告を掲載するほか、当サイトの利用者と親和性の高い商品・サービスを販売している一般企業からの広告出稿についても受け付けております。加盟店については特集コーナーを設けるなどして、注文への誘導を組み合わせた仕組みを提供しております。
事業系統図は下記のとおりとなります。
(※1)「yahoo! ロコ」は、ヤフー株式会社との共同事業であります。
(※2)「dデリバリー」は、株式会社nttドコモとの業務受託契約に基づき、当社が運営を代行しております。
(※3)「lineデリマ」は、line株式会社との業務受託契約に基づき、当社が運営を代行しております。
コールセンターのオペレーターが電話でセールス活動を行い、全国の飲食店に対して高級焼酎を中心としたアルコール商品、食品、サプリメント等を通信販売しております。
高級焼酎につきましては、良質な焼酎を製造する複数の蔵元から通販限定のオリジナル焼酎を仕入れ、自社のデザイナーが作製するお店のロゴや店名が入ったオリジナルラベルを貼付したプライベートボトルを店舗にお届けします。また、ラベル同様、ロゴや店名をデザインしたポスターやテーブルpopなども作製し、店舗の販促ツールとしてご活用いただくサービスも行っております。
商品ラインナップについては、各飲食店の顧客特性や客単価等に応じた仕入れのニーズに対応出来るよう、様々な価格帯の芋・麦・米焼酎約30種類を用意し、内容量・サイズも複数提供しているほか、甲類焼酎、白及び赤ワインも販売しております。
2020年8月末現在で10ヶ所の蔵元とオリジナル焼酎に関しての専売契約を締結し、仕入れを行っております。ワインについては、海外から輸入した原料ワインをボトリングする工場からオリジナルワインの仕入れを行っております。
当期実績で全国約27,000店の飲食店の購入実績があります。さらに年間6回以上購入いただく得意客は、全国で約5,000店となっております。飲食店にとっては、オリジナルラベルにより店名のアピールやイメージアップにつながる高品質の焼酎やワインを安定的に仕入れることが出来るという点、小売りをしておらず、消費者の目に触れることがない通販限定の商品のため、価格設定の自由度が確保出来るという点で評価をいただいております。
飲食店への販売代金を主な収益機会としております。12本、24本単位等のセットでご購入いただく場合は本数が多くなるほど高い割引率を適用する、もしくは新商品のサンプルを無料提供するなど、1回あたりの注文本数を増やす工夫をすることで、業務効率及び収益性の向上を図っております。
当連結会計年度につきまして、当社グループは、当社のメインビジネスである「出前館事業」の拡大に向けた取り組みを継続的に行ってまいりました。当社は中期ビジョンとして、「単なる食事のデリバリーサービスから、これからの日本に欠かせないライフインフラへの転換」を掲げており、当社では本ビジョンを実現するため、積極的な事業展開を行なってまいりました。
当期におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大によって今までの日常生活が脅かされる中、児童養護施設等への食事の無償提供、雇用支援、各自治体と共同での地域飲食店および地域住民への支援、安心してサービスをご利用いただけるよう衛生面の対応等、様々な取り組みを実施してまいりました。
「在宅勤務へのシフト」、「自宅での食事機会の増加」、「飲食店における営業時間短縮及び座席数削減」が広がった結果、外食から中食へのシフトが進み、テイクアウトやデリバリーに対するニーズが大きく広がりました。デリバリーニーズの高まりから、新たにシェアリングデリバリー®を通じてデリバリーへ参入する飲食店が急増したことで加盟店数は大幅に増え、出前館におけるユーザーの選択肢が大きく広がりました。
また、各地域でのシェアリングデリバリー®の需要に応えるべく、サービス展開を加速し、2020年8月末時点で1都1道2府21県まで広がりました。さらに、新たな取り組みとして、仙台の高級中華料理店「楽・食・健・美 -kuromori-」や麻布十番の人気イタリアン「ラ・ブリアンツァ」といった有名ブランドとコラボレーションしたデリバリーブランドをクラウドキッチンで開始いたしました。
ユーザー利用の拡大については、当社cdo(チーフ出前オフィサー)の浜田雅功氏によるcm露出を高めたことに加え、様々なプロモーションを実施した結果、出前館の認知度が大きく高まり、新規ユーザーの獲得と既存ユーザーの利用頻度向上につながりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は10,306,463千円(前期比54.6%増)と引き続き事業の拡大が続いているものの、積極的な事業展開と投資実行により、営業損失は2,623,102千円(前期は39,194千円の営業損失)となりました。また、新株発行費の計上等により経常損失は2,919,717千円(前期は7,121千円の経常損失)、減損損失の計上等により親会社株主に帰属する当期純損失は4,112,361千円(前期は103,236千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
区分 | 前連結会計年度 (自 2018年9月1日 至 2019年8月31日) | 当連結会計年度 (自 2019年9月1日 至 2020年8月31日) | 増減 | |||
金額(千円) | 構成比(%) | 金額(千円) | 構成比(%) | 金額(千円) | 増減率(%) | |
出前館事業 |
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出前館サービス利用料 | 3,744,483 | 56.2 | 5,724,575 | 55.5 | 1,980,091 | 52.9 |
配達代行手数料 | 325,749 | 4.9 | 2,324,379 | 22.6 | 1,998,629 | 613.5 |
その他 | 1,325,065 | 19.9 | 1,326,304 | 12.9 | 1,238 | 0.1 |
小 計 | 5,395,299 | 80.9 | 9,375,259 | 91.0 | 3,979,960 | 73.8 |
通信販売事業 | 1,270,883 | 19.1 | 931,203 | 9.0 | △339,680 | △26.7 |
合 計 | 6,666,183 | 100.0 | 10,306,463 | 100.0 | 3,640,280 | 54.6 |
(注)出前館事業に占めるシェアリングデリバリー(直営)の比率の増加及び出前館事業における料金体系の変更を踏まえ、当連結会計年度より記載を変更しております。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
<出前館事業>
出前館事業セグメントにおきましては、当連結会計年度末におけるアクティブユーザー数は約392万人(前期比31%増)、加盟店数は約3.3万店(前期比65%増)、オーダー数は約3,707万件(前期比31%増)、シェアリングデリバリー®拠点数に関しましては384拠点(前期比79%増)となりました。その結果、当連結会計年度の出前館事業セグメントにおける売上内訳は、出前館サービス利用料5,724,575千円、配達代行手数料2,324,379千円、その他1,326,304千円となり、セグメント売上高は9,375,259千円(前期比73.8%増)となりました。
<通信販売事業>
通信販売事業セグメントにおきましては、飲食店向けに焼酎などの通信販売を行っておりますが、コロナウイルス拡大の影響を大きく受けた結果、需要が大きく落ち込み、当連結会計年度のセグメント売上高は931,203千円(前期比26.7%減)となりました。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
区分 | 当連結会計年度 (自 2019年9月1日 至 2020年8月31日) | 前年同期比 | |
(千円) | (%) | ||
出前館事業 | 出前館サービス利用料 | 5,724,575 | 152.9 |
配達代行手数料 | 2,324,379 | 713.5 | |
その他 | 1,326,304 | 100.1 | |
小計 | 9,375,259 | 173.8 | |
通信販売事業 | 931,203 | 73.3 | |
合計 | 10,306,463 | 154.6 |
(注) 1. 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.出前館事業に占めるシェアリングデリバリー(直営)の比率の増加及び出前館事業における料金体系の変更を踏まえ、当連結会計年度より記載を変更しております。
3.当連結会計年度において、販売実績に著しい変動がありました。これは、出前館事業におきまして、アクティブユーザー数は約392万人(前期比31%増)、加盟店数は約3.3万店(前期比65%増)、オーダー数は約3,707万件(前期比31%増)、シェアリングデリバリー®拠点数に関しましては384拠点(前期比79%増)と増加したことによるものです。
前連結会計年度(自 2018年9月1日 至 2019年8月31日)
(単位:千円)
| 報告セグメント | 調整額 (注)1 | 合計 (注)2 | ||
| 出前館事業 | 通信販売事業 | 計 | ||
売上高 |
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外部顧客への売上高 | 5,395,299 | 1,270,883 | 6,666,183 | - | 6,666,183 |
セグメント間の内部売上高又は振替高 | - | 265,255 | 265,255 | △265,255 | - |
計 | 5,395,299 | 1,536,139 | 6,931,438 | △265,255 | 6,666,183 |
セグメント利益又は損失(△) | △17,735 | 224,268 | 206,533 | △245,727 | △39,194 |
セグメント資産 | 6,291,472 | 821,562 | 7,113,034 | △28,813 | 7,084,221 |
セグメント負債 | 3,999,414 | 273,746 | 4,273,161 | △28,813 | 4,244,348 |
その他の項目 |
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減価償却費 | 229,218 | 16,509 | 245,727 | - | 245,727 |
持分法適用会社への投資額 | 78,674 | - | 78,674 | - | 78,674 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 494,674 | 16,820 | 511,495 | - | 511,495 |
(注) 1.調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント利益又は損失の調整額△245,727千円は、報告セグメントの減価償却費△245,727千円であります。
(2) セグメント資産の調整額△28,813千円は、セグメント間取引消去△28,813千円であります。
(3) セグメント負債の調整額△28,813千円は、セグメント間取引消去△28,813千円であります。
2.各報告セグメントのセグメント利益又は損失の合計と調整額の合計は、連結損益計算書の営業損失と一致しております。
当連結会計年度(自 2019年9月1日 至 2020年8月31日)
(単位:千円)
| 報告セグメント | 調整額 (注)1 | 合計 (注)2 | ||
| 出前館事業 | 通信販売事業 | 計 | ||
売上高 |
|
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外部顧客への売上高 | 9,375,259 | 931,203 | 10,306,463 | - | 10,306,463 |
セグメント間の内部売上高又は振替高 | 84 | 410,217 | 410,302 | △410,302 | - |
計 | 9,375,344 | 1,341,421 | 10,716,765 | △410,302 | 10,306,463 |
セグメント利益又は損失(△) | △2,455,849 | 154,733 | △2,301,116 | △321,985 | △2,623,102 |
セグメント資産 | 35,188,571 | 852,355 | 36,040,927 | △55,134 | 35,985,792 |
セグメント負債 | 7,358,440 | 202,766 | 7,561,206 | △55,134 | 7,506,071 |
その他の項目 |
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減価償却費 | 305,680 | 16,305 | 321,985 | - | 321,985 |
持分法適用会社への投資額 | 82,222 | - | 82,222 | - | 82,222 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 560,060 | 8,494 | 568,554 | - | 568,554 |
(注) 1.調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント利益又は損失の調整額△321,985千円は、報告セグメントの減価償却費△321,985千円であります。
(2) セグメント資産の調整額△55,134千円は、セグメント間取引消去△55,134千円であります。
(3) セグメント負債の調整額△55,134千円は、セグメント間取引消去△55,134千円であります。
2.各報告セグメントのセグメント利益又は損失の合計と調整額の合計は、連結損益計算書の営業損失と一致しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間(2019年9月1日から2020年5月31日)につきまして、当社グループは、当社のメインビジネスである「出前館事業」の拡大に向けた取り組みを継続的に行ってまいりました。当社は中期ビジョンとして、「単なる食事のデリバリーサービスから、これからの日本に欠かせないライフインフラへの転換」を掲げており、新型コロナウイルス感染症拡大によって日常生活が脅かされる中、当社では本ビジョンを実現するため、下記のような取り組みを実施してまいりました。
・児童養護施設,子ども食堂,学童保育施設への食事の無償提供
・飲食店向け緊急雇用シェア、学生向け雇用支援
・各自治体と共同での、地域飲食店および地域住民への支援
・非接触デリバリーをはじめとする安心してデリバリーをご利用いただけるサービスの提供
また、外出自粛の影響を大きく受けた飲食店からの問い合わせが急増した結果、自社で出前を行なっていないチェーン及び中小飲食店からの新規加盟が大幅に増加致しました。シェアリングデリバリーの拡大においては、各地域からのニーズに対応すべく、熊本県での初展開をはじめ、積極的にエリアの拡大を進めてまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は6,822,957千円(前年同期比40.8%増)と引き続き事業の拡大が続いているものの、積極的な事業展開と投資実行により、利益については、営業損失は1,608,869千円(前年同期は23,966千円の営業利益)、経常損失は1,917,539千円(前年同期は55,194千円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,877,768千円(前年同期は6,558千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
出前館事業セグメントにおきましては、当第3四半期連結会計期間末におけるアクティブユーザー数は約370万人(前年同期比28%増)、加盟店舗数は約2.4万店(前年同期比25%増)、オーダー数は約2,605万件(前年同期比25%増)、シェアリングデリバリー®拠点数に関しましては336拠点(前年同期比109%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高の内訳は、出前館サービス利用料3,796,142千円、配達代行手数料1,301,914千円、その他976,787千円となり、セグメント売上高は6,074,845千円(前年同期比57.1%増)となりました。
通信販売事業セグメントにおきましては、飲食店向けに焼酎などの通信販売を行っておりますが、外出自粛の影響を大きく受けた結果、需要が大きく落ち込み、当第3四半期連結累計期間のセグメント売上高は748,112千円(前年同期比23.7%減)となりました。
当第3四半期連結会計期間末における流動資産残高は、前連結会計年度末比で32,109,366千円増加し、37,664,986千円となりました。主な増減の要因は、現金及び預金が27,815,874千円、未収入金が4,246,295千円、受取手形及び売掛金が84,490千円増加した一方、その他が17,724千円減少したことによるものです。
固定資産残高は、前連結会計年度末比で23,911千円増加し、1,552,513千円となりました。主な増減の要因は、ソフトウェアが186,011千円、差入保証金が20,430千円増加した一方、投資有価証券が192,820千円、有形固定資産が26,740千円減少したことによるものです。
この結果、総資産残高は、前連結会計年度末比で32,133,277千円増加し、39,217,499千円となりました。
流動負債残高は、前連結会計年度末比で4,281,157千円増加し、8,484,655千円となりました。主な増減の要因は、短期借入金が800,000千円減少した一方、未払金が4,988,561千円、未払法人税等が89,453千円増加したことによるものです。
固定負債残高は、前連結会計年度末比で17,587千円減少し、23,262千円となりました。主な増減の要因は、その他が17,587千円減少したことによるものです。
純資産残高は、前連結会計年度末比で27,869,708千円増加し、30,709,581千円となりました。主な増減の要因は、新株発行により資本金が15,000,040千円、資本剰余金が14,993,671千円増加したほか、親会社株主に帰属する四半期純損失を1,877,768千円、その他有価証券評価差額金の取崩し116,260千円、剰余金の配当147,367千円、自己株式の処分35,668千円、新株予約権の消却17,599千円を計上したことによるものです。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループは業容の拡大に伴い、出前館事業において45名(臨時従業員1,398名)増加しております。
当第3四半期累計期間において、当社は業容の拡大に伴い出前館事業において45名(臨時従業員1,398名)増加しております。
区分 | 当期首残高 (千円) | 当期末残高 (千円) | 平均利率 (%) | 返済期限 |
短期借入金 | 800,000 | - | - | - |
1年以内に返済予定の長期借入金 | 3,634 | - | - | - |
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) | - | - | - | - |
1年以内に返済予定のリース債務 | 4,736 | 4,410 | - | - |
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) | 9,348 | 8,356 | - | 2020年9月~ 2026年3月 |
合計 | 817,718 | 12,767 | - | - |
(注) 1.平均利率については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を連結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。
3.リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。
| 1年超2年以内 (千円) | 2年超3年以内 (千円) | 3年超4年以内 (千円) | 4年超 (千円) |
リース債務 | 3,234 | 3,234 | 918 | 969 |
当社グループは、2019年11月28日開催の第20期定時株主総会での承認を経て同日付で「株式会社出前館」と商号を変更しておりますが、旧商号である「夢の街創造委員会株式会社」という旧社名に込められた以下の意味を経営理念として共有し、社員の行動指針としております。 夢の街:「あったらいいな」をカタチにする「夢の卵」。 創 造:「ゼロ」から創り出す。 委員会:委員会活動のように活発に! また、経営理念に加えて、2019年11月に現社名へ変更した際、ブランドステイトメントとして新たにタグラインを制定し、当社のブランド価値の行動指針としております。
「しあわせは すぐ届く」
当社グループは、「出前館事業」及び「通信販売事業」の2つの事業をメインビジネスとしております。 「出前館事業」におきましては、加盟店には新たな販売手法の提供を、サイト利用者に対してはインターネットで出前注文が出来る利便性の高いインフラを提供することで、顧客満足度の向上と同時に更なるサービスの価値向上に努めることを経営の基本方針としております。デリバリーという地域密着型のサービスに深く関連する事業を展開することで、地域の活性化にも貢献したいと考えております。それに加えて、デリバリー未実施店舗に対する宅配導入ノウハウの提供、既存店に対するオーダー数増加及び注文単価向上のための提案やコンサルティングを行い、業界のリーディングカンパニーとして、デリバリー市場自体の拡大につなげることを目指してまいります。 「通信販売事業」におきましては、全国の飲食店に対して、高品質の焼酎及びワインを中心とした商品を適正価格で購入いただき、さらにオリジナルラベルや販促ツールの作製等により販売促進をサポートすることで、売上アップや経営効率の向上に貢献し、顧客満足度を高めることを経営の基本方針としております。また、従来のマスマーケティングからone to oneマーケティングへの転換、商品ラインナップやサービスの拡充により、飲食店の規模、ジャンル、客層、客単価等の特徴に応じた最適な提案を行ってまいります。 当社グループでは、このような基本方針に則り、事業を展開し、株主価値の向上を目指してまいります。
なお、将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。
当社グループでは、売上高、売上総利益率、営業利益及び売上高営業利益率に加え、減価償却費を考慮しない営業利益ベースの数値(ebitda)を重視しております。 また、「出前館事業」においては、上記経営指標の目標達成を図る上での重要な指標として、オーダー数・会員数・加盟店数を重視しております。これらの指標の向上がサイトの提供するサービス価値の向上につながるものと考えております。
以上のことを踏まえまして、当社グループが事業を引き続き伸展させ、事業基盤をより確固たるものとするために、以下の4点が特に重要であると考えております。
(イ) シェアリングデリバリー®の更なる拡大
ユーザー、飲食店、そして配送拠点の3者にとって「win-win-win」のモデルであるシェアリングデリバリー®も稼働から3年が経過しました。
配達エリアの拡大つまり対象店舗数の拡大は、外食市場に対して新たな市場を創造し、「出前館事業」のビジネススケールを広げる礎となるため、スピーディーな展開を継続して行います。
(ロ) 配送効率の向上
配送効率を引き上げることで配送コストの低減を行います。
(ハ) 提供価格に連動した手数料体系の変更
オンライン化の推進、店舗オペレーションの改善、アクティブユーザーによるオーダー数増加等、出前館事業が飲食店に提供する価値に連動した手数料体系へ変更を進めます。
アクティブユーザー数自体は、グローバルな水準においてまだまだ獲得母数が少なく、シェアリングデリバリー®の拡大と両輪で、アクティブユーザー数を増やすこと、オーダー数の継続的な成長に繋がるため、積極的な投資を行います。
当社グループ事業の拡大においては、優秀な人材の継続的確保は不可欠であります。適切な人材配置を行い、評価制度や給与体系をさらに整備・充実させることにより、社員が最大限のパフォーマンスを発揮し継続的にモティベーションを高められる環境づくりを行います。
当社グループにおいては、多数の店舗情報・個人情報を保有しており、情報管理責任の明確化、情報システム上の対策、従業員教育の一層の徹底を含む情報管理体制の継続的な強化を図ることが重要であると認識しております。システムインフラの強化をはじめ、情報管理に関する各種ルールの遵守、従業員教育の実施など、情報管理体制の強化に取り組みます。
年 月 | 事 項 |
1999年9月 | 大阪市住之江区に夢の街創造委員会株式会社(資本金1億円)を設立。 |
2000年8月 | 大阪市天王寺区へ大阪本社を移転。 |
2000年10月 | デリバリー総合サイト「出前館(https://demae-can.com/)」をオープン。 |
2002年4月 | 「出前館」サイトに予約機能を設置。 |
2003年8月 | 「出前館」が株式会社レオパレス21のマンションポータル「レオネット」にコンテンツを提供。 |
2003年12月 | 大阪市中央区北久宝寺町へ大阪本社を移転。 |
2004年7月 | 「出前館」が新たにモバイル版サービス(「モバイル出前館」)をスタート。 |
2004年9月 | 東京都千代田区に東京営業所(現 東京本社)を開設。 |
2005年7月 | 「出前館」がヤフー株式会社のポータルサイト「yahoo! japan」にて「yahoo! 出前注文サービス(現 yahoo!ロコ)」を開始。 |
2006年6月 | 東京都港区へ東京営業所(現 東京本社)を移転。 |
2006年6月 | 大阪証券取引所ヘラクレス(現 東京証券取引所jasdaq(スタンダード))に株式上場。(証券コード:2484) |
2006年6月 | 公募売出増資を実施(資本金 1,043,775千円)。 |
2006年7月 | 「出前館」で電話オペレーターが注文代行を行う「宅配ホットライン」開始。 |
2006年10月 | 三井住友カード株式会社及びgmoペイメントゲートウェイ株式会社と業務提携し、「出前館」におけるクレジット決済サービス開始。 |
2007年9月 | 株式分割(1:3)を実施。 |
2008年6月 | 「出前館」で「ポイント利用お買い物サービス」開始。 |
2009年3月 | カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社と資本業務提携。(2013年7月:資本提携解消) |
2009年5月 | 「出前館」が任天堂株式会社の「任天堂wii」で「出前チャンネル」をスタート。(2017年2月:終了) |
2009年6月 | 「出前館」が「tsutaya×出前館」オープン。(2017年1月:終了) |
2010年6月 | 「出前館」がヤマトシステム開発株式会社と提携し、ネットスーパーシステムパッケージ「出前館+e-ネコネットスーパー」向けのサービスを開始。(2013年2月:終了) |
2010年11月 | 「出前館」の加盟店数が10,000店を突破。 |
2010年12月 | iphone専用アプリ「出前館」の提供開始。 |
2011年7月 | 「出前館」が凸版印刷株式会社が運営する日本最大級の電子チラシポータルサイト「shufoo!」と「出前館」がサービス連携。(2014年11月:終了) |
2011年8月 | android専用アプリ「出前館」の提供開始。 |
2011年12月 | 夢創会(北京)商務諮詢有限公司(100%子会社、2014年8月全株式売却)を中華人民共和国北京市に設立。 |
2012年1月 | 夢創会(北京)商務諮詢有限公司がデリバリーサイト「得利好(デリハオ)」の提供を中国北京市で開始。 |
2012年7月 | 夢の街株式会社(100%子会社、2015年1月解散)をソウル特別市に設立。 |
2013年3月 | 株式分割(1:10)を実施。 |
2013年3月 | 日本フードデリバリー株式会社(持分法適用会社)の第三者割当を引受けて資本業務提携。 |
2013年5月 | 株式会社薩摩恵比寿堂(連結子会社)の株式(100%)を取得し、子会社化。 |
2013年7月 | 株式会社delideli(2015年1月に解散)を設立。 |
2013年10月 | 東京営業所を東京支店に改組し、東京都千代田区大手町へ東京支社(現 東京本社)を移転。 |
2013年12月 | 株式会社zen(2017年9月に当社へ吸収合併)の株式(100%)を取得し、子会社化。 |
2014年3月 | 大阪市中央区久太郎町へ大阪本社を移転。 |
2014年4月 | 「出前館」が株式会社nttドコモと「dデリバリー」サービスに関する業務提携。 |
2014年4月 | 株式分割(1:2)を実施。 |
2014年5月 | pt klik eat indonesiaの株式(持分55.4%)を取得し、子会社化(2018年9月株式一部売却、非子会社)。 |
2014年8月 | 夢創会(北京)商務諮詢有限公司の全株式を売却。 |
2014年11月 | 「出前館」が「おひとりさま便」の提供を開始。 |
2014年12月 | 株式会社インテックと資本業務提携。(本書提出日現在、解消済) |
年 月 | 事 項 |
2015年1月 | 夢の街株式会社及び株式会社delideliを解散。 |
2015年3月 | foodline.sgpte.ltd.と業務提携。 |
2015年4月 | 「出前館」が株式会社吉野家へ「お持ち帰り予約システム」を提供開始。 |
2015年5月 | 「出前館」がアマゾンジャパン合同会社が提供開始した「amazonログイン&ペイメント(現 amazon pay)」を導入。 |
2015年9月 | 株式会社薩摩恵比寿堂がワイン販売強化のため山梨拠点を開設。 |
2016年1月 | 東京都千代田区丸の内へ東京支社を移転。 |
2016年2月 | 東京支社を東京本社に改組し、大阪と東京の二本社制に移行。 |
2016年5月 | line株式会社と「出前館 on line」サービスに関する業務提携。(本書提出日現在、終了) |
2016年6月 | 株式会社デリズ(2017年4月に全株式売却)の株式(51%)を取得し、子会社化(2017年4月全株式売却、非子会社)。 |
2016年8月 | 「シェアリングデリバリー」のサービス開始。 |
2016年10月 | line株式会社と資本業務提携。 |
2016年12月 | 株式会社朝日新聞社と資本業務提携。(本書提出日現在、解消済) |
2017年3月 | 株式分割(1:4)を実施。 |
2017年4月 | 株式会社デリズの株式売却。 |
2017年6月 | 「出前館」の加盟店数が15,000店を突破。 |
2017年7月 | 「出前館」がline株式会社と「lineデリマ」サービスに関する業務提携。 |
2017年9月 | 株式会社zenを吸収合併。 |
2017年11月 | 「出前館」でロイヤリティプログラム『出前にゃんクラブ』を導入。 |
2018年6月 | 東京都千代田区丸の内へ東京本社を移転。 |
2018年9月 | pt klik eat indonesiaの株式一部売却。 |
2019年2月 | 「シェアリングデリバリー」の拠点数が100拠点を突破。 |
2019年4月 | 行使価額修正条項付き新株予約権(第三者割当)を発行。 |
2019年8月 | 「シェアリングデリバリー」の拠点数が200拠点を突破。 |
2019年9月 | 「出前館」の加盟店数が20,000店を突破。 |
2020年4月 | line株式会社、未来fund有限責任事業組合を引受先とする第三者割当増資を実施(資本金 16,113,422千円)。 |
2020年8月 | 「出前館」の加盟店数が30,000店を突破。 |
当社は、積極的な事業展開のもと、経営基盤の強化、経営効率の改善を図ることにより企業価値を高め、株主の皆様に対して継続的かつ安定的に利益還元を図ることを基本方針と位置付け、将来に向けた積極的な投資を行いつつも、配当性向は30%を目安とする一方、安定的に継続して実施することも目指しております。
当社の剰余金の配当は、年1回の期末配当を基本的な方針としております。なお、会社の業績に応じた株主の皆様への利益還元を柔軟に実施するため、当社は「毎年2月末日を基準日として、取締役会の決議をもって、株主または登録株式質権者に対し、中間配当として剰余金の配当を行うことができる」旨を定款に定めており、これらの剰余金の配当については、期末配当は株主総会、中間配当は取締役会を決定機関としております。
なお、当期の期末配当金につきましては、2020年8月18日に公表しております「2020年8月期(第21期)期末配当予想の修正(無配)に関するお知らせ」にてご案内している通り、事業への投資を優先させるため、無配とさせていただきます。
種類 | 事業年度末現在発行数(株) (2020年8月31日) | 提出日現在発行数(株) (2020年11月27日) | 上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 | 内容 |
普通株式 | 85,486,500 | 85,486,500 | 東京証券取引所jasdaq(スタンダード) | 単元株式数は100株であります。 |
計 | 85,486,500 | 85,486,500 | - | - |
(注) 提出日現在発行数には、2020年11月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は、含まれておりません。
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| 2020年8月31日現在 | |
区分 | 株式の状況(1単元の株式数100株) | 単元未満株式の状況(株) | |||||||
政府及び地方公共団体 | 金融機関 | 金融商品取引業者 | その他の法人 | 外国法人等 | 個人その他 | 計 | |||
個人以外 | 個人 | ||||||||
株主数(人) | 0 | 7 | 18 | 95 | 148 | 23 | 14,870 | 15,161 | - |
所有株式数(単元) | 0 | 23,981 | 3,360 | 298,139 | 182,561 | 49 | 346,658 | 854,748 | 11,700 |
所有株式数の割合(%) | 0.00 | 2.80 | 0.39 | 34.88 | 21.35 | 0.00 | 40.55 | 100.00 | - |
(注) 自己株式3,271,074株は、「個人その他」に32,710単元、「単元未満株式の状況」に74株含まれております。
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| 2020年8月31日現在 | |
氏名又は名称 | 住所 | 所有株式数 (株) | 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
line株式会社 | 東京都新宿区新宿4-1-6 | 29,428,000 | 35.79 |
未来fund有限責任事業組合 | 東京都新宿区新宿4-1-6 | 20,548,000 | 24.99 |
中村 利江(戸籍名:西村 利江) | 東京都中央区 | 5,494,000 | 6.68 |
ビーエヌワイエム エスエーエヌブイ ビーエヌワイエム ジーシーエム クライアント アカウンツ エム アイエルエム エフイー(常任代理人 株式会社三菱ufj銀行) | 2 king edward street, london ec1a 1hq united kingdom(東京都千代田区丸の内2-7-1) | 2,791,385 | 3.40 |
ザ バンク オブ ニューヨークメロン 140051(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 240 greenwich street, new york, ny 10286, u.s.a.(東京都港区港南2-15-1) | 2,027,400 | 2.47 |
ザ バンク オブ ニューヨーク 133652(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | rue montoyerstraat 46, 1000 brussels, belgium(東京都港区港南2-15-1) | 1,493,900 | 1.82 |
エムエルアイ フォークライアントジェネラル オムニ ノンコラテラルノントリーティーピービー(常任代理人 メリルリンチ日本証券株式会社) | merrill lynch financial centre 2 king edward street london ec1a 1hq(東京都中央区日本橋1-4-1) | 1,264,900 | 1.54 |
ゴールドマンサックスインターナショナル(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | plumtree court, 25 shoe lane, london ec4a 4au, u.k.(東京都港区六本木6-10-1) | 1,229,095 | 1.49 |
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 東京都港区浜松町2-11-3 | 1,111,700 | 1.35 |
ジェーピー モルガン チェース バンク 385632(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 25 bank street, canary wharf, london, e14 5jp, united kingdom(東京都港区港南2-15-1) | 1,082,800 | 1.32 |
計 | - | 66,471,180 | 80.85 |
(注) 1.上記のほか、自己株式が3,271,074株あります。
2.2020年4月24日に当社が第三者割当増資のため発行した株式をそれぞれ20,548,000株引受けたことにより、line株式会社は当社の主要株主である筆頭株主となり、未来fund有限責任事業組合は主要株主となりました。これに伴い中村利江氏は主要株主でなくなりました。
3.フィデリティ投信株式会社から、2020年5月12日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、2020年4月30日現在で以下のとおり株式を保有している旨が記載されておりますが、当社として2020年8月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
氏名又は名称 | 住所 | 保有株券等の数 (株) | 株券等保有割合 (%) |
フィデリティ投信株式会社 | 東京都港区六本木七丁目7番7号 | 株式 2,529,100 | 2.96 |
4.ティー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社から、2020年5月12日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、2020年4月30日現在で以下のとおり株式を保有している旨が記載されておりますが、当社として2020年8月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
氏名又は名称 | 住所 | 保有株券等の数 (株) | 株券等保有割合 (%) |
ティー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社 | 東京都千代田区丸の内一丁目9番2号 グラントウキョウサウスタワー7階 | 株式 1,989,500 | 2.33 |
5.モルガン・スタンレーmufg証券株式会社及びその共同保有者2社から、2020年5月11日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、2020年4月30日現在で以下のとおり株式を保有している旨が記載されておりますが、当社として2020年8月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
氏名又は名称 | 住所 | 保有株券等の数 (株) | 株券等保有割合 (%) |
モルガン・スタンレーmufg証券株式会社 | 東京都千代田区大手町一丁目9番7号 大手町フィナンシャルシティ サウスタワー | 株式 52,934 | 0.06 |
モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル・ピーエルシー | 英国 ロンドン カナリーワーフ 25 カボットスクエア e14 4qa | 株式 244,211 | 0.29 |
モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・エルエルシー | アメリカ合衆国 19801 デラウェア州 ウィルミントン、オレンジ・ストリート1209 コーポレーション・トラスト・センター、ザ・コーポレーション・トラスト・カンパニー気付 | 株式 404,757 | 0.47 |
計 | - | 株式 701,902 | 0.82 |
6.ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニーから、2020年5月8日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、2020年4月30日現在で以下のとおり株式を保有している旨が記載されておりますが、当社として2020年8月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
氏名又は名称 | 住所 | 保有株券等の数 (株) | 株券等保有割合 (%) |
ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニー | カルトン・スクエア、1グリーンサイド・ロウ、エジンバラ eh6 3an スコットランド | 株式 4,372,100 | 5.11 |
男性10名 女性1名 (役員のうち女性の比率9%)
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||||||||
代表取締役社長(ceo) | 藤井 英雄 | 1976年11月1日生 |
| (注)3 | - | ||||||||||||||||||||||||
取締役 兼 執行役員(coo) | 藤原 彰二 | 1984年1月23日生 |
| (注)3 | - | ||||||||||||||||||||||||
取締役 兼 執行役員プロダクト本部長 | 鈴木 孝知 | 1975年3月19日生 |
| (注)3 | 5,000 | ||||||||||||||||||||||||
取締役 兼 執行役員デリバリーコンサルティング本部長 | 清村 遙子 | 1982年3月15日生 |
| (注)3 | - |
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||||||||||
取締役 | 舛田 淳 | 1977年4月22日生 |
| (注)3 | - | ||||||||||||||||||||||||||
取締役 | 森 一生 | 1978年4月26日生 |
| (注)3 | - |
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
取締役 | 富山 浩樹 | 1976年9月5日生 |
| (注)3 | - | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
常勤監査役 | 鈴木 孝光 | 1951年3月6日生 |
| (注)4 | - | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
監査役 | 赤塚 宏 | 1947年1月30日生 |
| (注)4 | - |
役職名 | 氏名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||||||||||||
監査役 | 辻 哲哉 | 1970年10月20日生 |
| (注)4 | - | ||||||||||||||||||||||||||||
監査役 | 奇 高杆 | 1976年10月25日生 |
| (注)4 | - | ||||||||||||||||||||||||||||
計 | 5,000 |
(注) 1.取締役森一生氏及び富山浩樹氏は、社外取締役であります。
2.監査役鈴木孝光氏、赤塚宏氏及び辻哲哉氏は、社外監査役であります。
3.2020年11月26日開催の定時株主総会終結の時から2021年8月期に係る定時株主総会終結の時まで。
4.2020年11月26日開催の定時株主総会終結の時から2024年8月期に係る定時株主総会終結の時まで。